難病を抱えながら活躍を続けるハリウッドスターたち

セレーナ・ゴメス:狼瘡(ろうそう)と双極性障害
ミッシー・エリオット:バセドウ病
ピンク:喘息
ジジ・ハディッド:橋本病
ダニエル・ラドクリフ:発達性協調運動障害
ブルース・ウィリス:失語症
ジェイダ・ピンケット・スミス:脱毛症
サラ・ハイランド:異形成腎
ハル・ベリー:糖尿病
クリスティーナ・アギレラ:うつ病
和田アキ子
ゲイテン・マタラッツォ:鎖骨頭蓋形成不全症
パメラ・アンダーソン:C型肝炎
カニエ・ウェスト:双極性障害
ハルシー:双極性障害
デミ・ロヴァート:双極性障害
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ:双極性障害
ジャスティン・ビーバー:ライム病
アシュレー・オルセン:ライム病
アヴリル・ラヴィーン:ライム病
デビッド・ベッカム:強迫性障害
レディー・ガガ:線維筋痛症
キム・カーダシアン:乾癬
マイリー・サイラス:不整脈
シャキーラ:トキソプラズマ症
マイケル・J・フォックス:パーキンソン病
カーラ・デルヴィーニュ:乾癬
シェール:慢性疲労症候群
フランキー・ムニッズ:多発性脳梗塞
レナ・ダナム:子宮内膜症
リンジー・ローハン:人格障害
ニック・キャノン:狼瘡
マーシャ・クロス:片頭痛
セルマ・ブレア:多発性硬化症
ウィノナ・ライダー:パニック障害
ミーガン・フォックス:統合失調症?
セレーナ・ゴメス:狼瘡(ろうそう)と双極性障害

狼瘡(ろうそう)とは、免疫系が健康な細胞や組織を誤って攻撃してしまう難病だ。この病に悩まされているセレブは少なくないが、最近、双極性障害を発症したセレーナ・ゴメスの場合、彼女の「不安症やパニック障害、うつ病」は狼瘡が原因らしい。このことは『ピープル』誌のインタビューで明かされた。

 

ミッシー・エリオット:バセドウ病

バセドウ病は甲状腺に問題を引き起こす自己免疫疾患だ。患者は首の腫れや不整脈に悩まされることになる。あわや自動車事故を起こすところだったミッシー・エリオットは、バセドウ病の診断が下った。いわく「ブレーキを踏み続けることができず、事故になるところだった」。

 

ピンク:喘息

正常な呼吸を妨げる気道の炎症、喘息。生まれつき肺が萎縮しているピンクは、幼い頃から喘息に悩まされている。

ジジ・ハディッド:橋本病

橋本病とは免疫系に悪影響を及ぼし、急激な体重変化を引き起こす甲状腺障害だ。「痩せすぎ」というコメントに対し、ハディッドはインスタグラムのアカウントで「知らないかもしれないけれど、私が17歳でデビューしたときにはまだ、橋本病と診断されていなかったの」と答えた。

 

ダニエル・ラドクリフ:発達性協調運動障害

「不器用な子供の病」と呼ばれることもある発達性協調運動障害。精神運動に深刻なトラブルを引き起こすことで知られている。子供の頃からこの病気に悩まされているダニエル・ラドクリフは、靴紐を結ぶことができないほど不器用なのだそうだ。

 

ブルース・ウィリス:失語症

今年、引退を発表したブルース・ウィリスの引退理由が失語症だったことはショックをもって受け取られただけでなく、長期にわたって私たちを悩ませることも多い慢性病への注目を促すきっかけになった。ブルース・ウィリスが患っている失語症は発話に影響を及ぼすばかりか、読解や理解、さらには嚥下を困難にしてしまう認知の障害だ。彼は今後、長いリハビリを通してこの病とともに生きてゆかなければならないのだ。

 

ジェイダ・ピンケット・スミス:脱毛症

2022年のアカデミー賞授賞式は、妻のスキンヘッドについて冗談を言ったクリス・ロックにウィル・スミスがビンタをお見舞いしたことで記憶に残るものとなった。そう、ジェイダ・ピンケット・スミスは脱毛症を患っているのだ。命に関わる病ではないとはいえ、容姿の面で辛い思いをするのは避けがたい。女性にとってはなおさらだ。けれども、もう隠さないと決意したジェイダ。ヘアスタイルがどうであれ輝いている。

 

 

サラ・ハイランド:異形成腎

テレビドラマ『モダンファミリー』のスター、サラ・ハイランドは異形成腎のなかでも最も重大な多嚢胞性異形成腎を患っている。この病によって両方の腎臓が損傷を受けた場合、死に至ることもある。サラ・ハイランドは2012年に最初の腎臓移植を受けたものの、拒絶反応が出てしまった。そんな彼女は『ピープル』誌に「臓器移植というのは本質的に異物を体内に入れること」だと述べている。

ハル・ベリー:糖尿病

慢性病を患っている有名人はまだまだいる。たとえば、テレビ番組出演中に失神し、2型糖尿病と診断されたハル・ベリーもそのひとり。糖尿病は目や心臓、腎臓に損傷を与える可能性がある。

クリスティーナ・アギレラ:うつ病

現実の認識や行動に影響を与える精神疾患、うつ病。この病に罹っていることを隠さないクリスティーナ・アギレラによれば、いつも悲しい気分なのだという。

和田アキ子

パワフルな歌声が持ち味のR&B歌手、和田アキ子。2016年にシェーングレン症候群を患っていると明かした。この病気は自己免疫疾患の一種で、涙腺や唾液腺の異常によって生じるドライアイや口腔乾燥が主な症状だ。

ゲイテン・マタラッツォ:鎖骨頭蓋形成不全症

鎖骨頭蓋形成不全症を患っている『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の若きスター、ゲイテン・マタラッツォ。骨や歯に影響を及ぼすこの遺伝性疾患は子供の発達を遅らせ、制限してしまうこともある。ゲイテンは自身の病について「僕の歯は大部分が乳歯」だと述べている。

パメラ・アンダーソン:C型肝炎

肝臓を傷つけ、倦怠感や食欲不振、皮膚の黄変を引き起こす感染症、それがC型肝炎だ。パメラ・アンダーソンは2002年に当時の夫、トミー・リーとタトゥー針を共有したことで感染してしまった。

カニエ・ウェスト:双極性障害

双極性障害を患っていることを2018年に明かしたカニエ・ウェスト。激しい気分のむらを引き起こし、躁状態にある患者は非常に衝動的な行動にでることも珍しくない。カニエ・ウェストの場合、2020年7月に米大統領選に立候補すると発表してメディアを驚かせたばかりか、最初の選挙集会で突然、涙を流し始めたのだ。これについて、妻のキム・カーダシアンをはじめ家族は、カニエが躁状態にあるとウェブサイトTMZに語ったという。家族によれば、公の場で不適切なことを口にするおそれはあるものの、カニエの場合いつも落ち着きを取り戻すので心配ないとしている。

 

ハルシー:双極性障害

カニエ・ウエストの突拍子もないパフォーマンスについて、SNS上で暗に彼を擁護した歌手のハルシー。カニエの名前こそ出さなかったものの、自身の双極性障害との闘病経験について語り、この病を馬鹿にしないようファンにお願いしたのだ:「特定の人に対する個人的な意見はともかく、躁病は笑い話ではないんです。理解したり共感したりできない場合は、黙っていてください」

 

 

デミ・ロヴァート:双極性障害

デミ・ロヴァートもまた、双極性障害に苦しんでいることを打ち明けた。彼女いわく、精神疾患というのは誰もが罹りうるものであり、個性などではないという。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ:双極性障害

双極性障害は重度のうつ病につながるおそれがあり、継続的な治療が必要だ。しかし、闘病経験を打ち明けたキャサリン・ゼタ=ジョーンズによれば、診断が下って以来、生活がより充実するようになったという。

 

ジャスティン・ビーバー:ライム病

ここ数年、ニューシングルを発表していなかった25歳のジャスティン・ビーバーだが、インスタグラムでライム病を患っていることを打ち明けた:「ジャスティン・ビーバーはまるで役立たずだと言う人も多いが、最近、僕がライム病だと診断されたことを知らないんだろう」彼の様子がおかしいのは薬物のせいだという噂も流れるなど「この2年間は大変だった」というビーバー。しかし「治療を続けてこの不治の病を克服し、以前よりもパワーアップしてカムバックしたい」としている。ところが2022年、今度はラムゼイ・ハント症候群を発症し、ワールドツアーの中断を与儀なくされてしまった。この病気はウイルスが神経を侵し、顔面麻痺などをきたすものだ。

 

アシュレー・オルセン:ライム病

ライム病のセレブはジャスティン・ビーバーだけではない。アシュレー・オルセンもこの病気だと診断されているのだ。ライム病はダニが媒介する感染症であり、倦怠感や痛み、麻痺、関節炎、片頭痛などを引き起す。オルセンは長年この病と闘っているそうだ。

アヴリル・ラヴィーン:ライム病

アヴリル・ラヴィーンもまた、ライム病に罹っている。彼女はこの病気についてももっと知ってもらうためにアヴリル・ラヴィーン財団を設立した。

デビッド・ベッカム:強迫性障害

正常な生活リズムを変えてしまうこともある精神疾患、強迫性障害。サッカー選手のデビッド・ベッカムの場合、冷蔵庫に入っている炭酸水の本数は偶数でなくては落ち着かず、ホテルに泊まるたびに置いてあるリーフレットや本を引き出しにしまう癖があるという。

レディー・ガガ:線維筋痛症

線維筋痛症とは重度の倦怠感や痛みを引き起こす神経疾患だ。レディー・ガガはあまり知られていないこの病気について広く知ってもらおうと努力してきた。

キム・カーダシアン:乾癬

炎症性の皮膚疾患、乾癬。皮膚の剥離や腫れ、そして強い痛みを引き起す。カーダシアンはインスタグラムで乾癬を患っていることを打ち明けた。

マイリー・サイラス:不整脈

心拍数を乱し、健康に非常に大きなリスクをもたらす不整脈。心拍数が下がる徐脈と上がる頻脈がある。数年前、マイリ―・サイラスは「ステージ上でも心臓のことが常に気になる」とコメントしている。

シャキーラ:トキソプラズマ症

トキソプラズマ症は寄生虫による感染症の一種だ。症状は風邪に似ているが、妊婦が感染すると胎児に影響を与えてしまうおそれがある。シャキーラはこの病のせいで妊娠の際に高いリスクを負っていた。

マイケル・J・フォックス:パーキンソン病

神経系に影響を及ぼす変性疾患、パーキンソン病。患者は震えや硬直、動きの鈍化などに悩まされることになる。1998年にパーキンソン病を患っていることを発表したマイケル・J・フォックスだが、俳優活動を続けている。

カーラ・デルヴィーニュ:乾癬

キム・カーダシアン同様、乾癬に悩まされているカーラ・デルヴィーニュ。しかし、病気のせいで跡が残ってしまった腕を見せるのを躊躇することはない。

シェール:慢性疲労症候群

筋痛性脳脊髄炎とも呼ばれる慢性疲労症候群は、絶え間ない倦怠感と痛みを特徴とする病だ。循環器系や神経系、免疫系に害を及ぼす可能性があるため、非常に深刻だ。歌手兼女優のシェールは30年以上この病気に悩まされているという。

フランキー・ムニッズ:多発性脳梗塞

高血圧によって引き起こされることが多い脳梗塞。軽度の脳梗塞発症を繰り返したフランキー・ムニッズは、自身のヒット作『マルコムin the Middle』のことを何も覚えていないという。

レナ・ダナム:子宮内膜症

子宮内膜症を患っているレナ・ダナム。子宮内膜症は子宮内で成長すべき組織が外側で形成されてしまう病気だ。非常な苦痛を伴うため、レナ・ダナムは何度か病気休暇を取っている。治療法はまだ確立されていない。

リンジー・ローハン:人格障害

人格障害のせいで薬物・アルコール依存に陥ってしまったリンジー・ローハン。さらに、自傷行為にまで発展したという。また、蚊が媒介し、高熱や関節痛を引き起す不治の病、ジカ熱も患っているという。

 

ニック・キャノン:狼瘡

セレーナ・ゴメス同様、狼瘡を患っているニック・キャノン。彼の場合、腎臓に影響が出ているという。いわく「病気に見えないかもしれないけれど、朝起きると動けないこともあるんだ」

マーシャ・クロス:片頭痛

片頭痛がただの頭痛よりも悪質なのは、光と音に対する過敏症を引き起すおそれがある点だ。マーシャ・クロスは10代の頃から片頭痛に悩まされているという。

セルマ・ブレア:多発性硬化症

インスタグラムで多発性硬化症を患っていると打ち明けたセルマ・ブレア: 「しょっちゅう物を落とすし、記憶もあいまい。左半身は壊れたGPSに信号を送っているみたい」しかし「息子ともう一度一緒に遊びたいし、歩いたり馬に乗ったりしたい」という。

ウィノナ・ライダー:パニック障害

パニック障害を抱えるウィノナ・ライダー。彼女の場合、被害妄想を伴うという。パニック障害の発作は頻脈や呼吸障害、腹痛、関節の震えなどを誘発する。

ミーガン・フォックス:統合失調症?

現実の認識や行動に悪影響が出る障害、統合失調症を患っているとマスコミに明かしたミーガン・フォックス。2009年の『ワンダーランド』誌上で症状についてコメントしたところ、彼女の精神的な健康状態について多くの憶測が流れることになった。

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