就職してはみたけれど:この世で最もタフな仕事は?

キツい仕事
事件・事故現場専門の特殊清掃員
雄牛の精液採取(人工授精用)
仮設トイレの清掃員
屠殺場・屠畜場・食肉工場
下水道の清掃員
ゴミ収集員
成人向けビデオ撮影現場の下働き
葬儀業者
災害現場の救助隊
キツい仕事

日々の労働がどれだけ辛かろうと、そこに喜びを見出している人がいないではない。傍目から見るとキツそうに見える仕事であっても、そこには喜びがきっとある。今回は世の中にあるハードな仕事の数々をチェックしてみよう。

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事件・事故現場専門の特殊清掃員

殺人事件が起これば警察が遺体を収容し、法医学者が解剖を行い、裁判官が評決をくだす。しかし現場に留まってみよう。遺体が運び出された後は、床や壁に飛び散った血痕その他の残存物を誰かが片付けなければならず、そこで呼ばれるのが事件・事故現場専門の特殊清掃員である。

雄牛の精液採取(人工授精用)

優れた種牛の精液は高値で取引される。人工的に雄牛から精液を取り上げるのはまさに危険と隣り合わせの難しい作業であり、屈強な男性が担当することが多い。

写真:Unsplash - Juliana e Mariana Amorim

仮設トイレの清掃員

多くの人が集まるイベントのとき、あるいは災害時の避難所などに、仮設トイレはなくてはならない。汲み取りから洗浄、撤去まで、仮設トイレの維持管理は大変な仕事である。それでも人は用を足す必要がある以上、誰かがしなければならない仕事なのだ。

写真:Unsplash - Erik Zunder

屠殺場・屠畜場・食肉工場

私たちがスーパーマーケットの精肉売り場で目にするのは、部位ごとに分けられパックに入った食肉だが、もちろんそれは、かつて生きていた動物の肉であり、屠殺施設があるおかげで手に入るのである。日本で「と場」は歴史的に、部落差別との関連もあって、光が当たりづらい仕事だった。

写真:Unsplash - Erik McLean

 

下水道の清掃員

ポーランド映画の『地下水道』ではないけれど、下水道の暗闇と悪臭を相手にする仕事のキツさは想像を絶するものがある。ただ最近は、機械化が進み、作業が楽になっているとか。

ゴミ収集員

ゴミ収集が日々行われなければ、道路はゴミで封鎖されてしまうだろう。でも、その労働の大変さと重要性に見合うだけの報酬が支払われているかというと、おそらく支払われていないのが現状だ。

写真:Unsplash - Carl Campbell

成人向けビデオ撮影現場の下働き

どんな撮影現場であっても下働きにはさまざまな雑用が押しつけられるものだが、成人向けビデオとなると、撮影現場の後片付けはさらにキツイものになる。場合によっては、床のクリーニングにも苦労することになる。

写真:Unsplash - Oliver Hale

葬儀業者

葬儀業は、私たちが人生において何度かはお世話になるサービスである。映画『おくりびと』に出てくるような「納棺師」など、その形態はさまざまだが、いずれにしても死者や遺族への配慮がつねに求められる。

写真:Unsplash - The Good Funeral Guide

災害現場の救助隊

能登半島地震に関するニュースでも見られる通り、災害時には救助隊が現場に入るが、その活動はまさに過酷なものとなる。慣れない場所で危険と隣り合わせの作業をすると、精神的にも肉体的にも強いストレスがかかることになる。

写真:Unsplash - Timon Reinhard

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