世界でもっとも成功した女性ビリオネアたち

世界の女性ビリオネアたち
ダイアン・ヘンドリックス (ABC サプライ)
ジュディス・フォクナー (エピック・システムズ)
ジュディ・ラブ (Love's Travel Stops & Country Stores)
ジョネル・ハント (J.B. Hunt Transport Services)
マリアン・イリッチ (リトル・シーザーズ)
タイ・リー (SHI インターナショナル)
ゲイル・ミラー (Larry H. Miller グループ)
リンダ・レスニック (Wonderful Co.)
メグ・ホイットマン (eBay)
エレン・オズマン (シエラ・ネヴァダ・コーポレーション)
オプラ・ウィンフリー (OWN)
ペギー・チェン (パンダエクスプレス)
ドリス・フィッシャー (GAP)
アリス・シュワルツ (バイオ・ラッド)
ジェイシュリ・ウラル (アリスタネットワークス)
キム・カーダシアン (スキムズ)
エレーヌ・ウィン (ウィン・リゾーツ)
シェリル・サンドバーグ (Facebook)
サフラ・キャッツ (オラクル)
ジェニー・ジャスト (Peak6 Capital Management)
リアーナ (フェンティ ビューティー)
世界の女性ビリオネアたち

若くしてビリオネアとなった女性たちとは、どんな存在なのだろう。リストには聞き覚えのない名前もあるかもしれないが、彼女たちが起こしたビジネスは多くの人々に利用されている。各分野のリーダーたちのプロフィールと、その驚くべき資産額を見ていこう。

ダイアン・ヘンドリックス (ABC サプライ)

122億ドル:ダイアン・ヘンドリックスは屋根、外壁、窓などを販売する米国最大手の建築資材卸売会社、ABCサプライを1982年に共同設立し、2007年からは社長に就任している。

写真: Facebook ABC Supply

ジュディス・フォクナー (エピック・システムズ)

67億ドル:ヘルスケアソフトウェア会社エピック・システムズの創業者であるジュディス・フォクナー。1979年にウィスコンシン州の地下室からスタートさせた彼女の会社は、現在、米国のヘルスケア業界最大手となっている。

写真: Web Epic Systems

ジュディ・ラブ (Love's Travel Stops & Country Stores)

52億ドル:ジュディ・ラブは両親から5,000ドルの融資を受け、夫と共に1964年に第1号店をオープンさせた。今では41州に590店舗を展開し、年間利益は255億ドルと推定されている。

写真:Loves.com

ジョネル・ハント (J.B. Hunt Transport Services)

43億ドル:ジョネルと夫のJBが最初のトラック5台を購入したのは1969年。1983年に会社を上場し、現在は売上高122億ドルを誇る全米最大級のトラック運送会社となっている。

マリアン・イリッチ (リトル・シーザーズ)

43億ドル:マリアン・イリッチと夫のマイク(写真)は、ピザ専門のファーストフード店を1959年にオープンし、米国第3位の総売上高を誇るチェーン店へと成長させた。同時にプロアイスホッケーチームのデトロイト・レッドウィングスとモーターシティ・カジノ・ホテルのオーナーでもある。

タイ・リー (SHI インターナショナル)

41億ドル:タイ・リーはボーイングやAT&Tをはじめとした1,5000以上の顧客を持つITプロバイダーSHI インターナショナルのCEOを務めている。バンコク出身の彼女は大学進学のために渡米し、1989年に100万ドルにも満たない金額でSHIの前身となるソフトウエア企業を買収した。現在は123億ドルの売り上げを誇る。

ゲイル・ミラー (Larry H. Miller グループ)

40億ドル:ゲイル・ミラーは当初トヨタのディーラーだった企業を夫と共に不動産、ヘルスケア、金融、エンターテインメントなどを展開するグループ企業へと成長させた。1986年には2200万ドルで全米プロバスケットボール協会のチーム、ユタ・ジャズを購入し、2020年に16億6000万ドルで売却している。

 

リンダ・レスニック (Wonderful Co.)

40億ドル:マーケティングの専門家リンダ・レスニックと夫のスチュワートは、テキサス、カリフォルニア、メキシコに13万5000エーカーの果樹園を所有し、アーモンド、ピスタチオ、ザクロ、マンダリンオレンジなどを栽培している。彼らの巨大複合企業は年間約50億ドルの売上を誇る。

メグ・ホイットマン (eBay)

31億ドル:メグ・ホイットマンは1998年から2008年までeBayのCEOを務め、売上高を57億ドルから80億ドルへと成長させた。2011年から2015年までは、ヒューレット・パッカードのCEOも兼任し、近年はサービスを終了したQuibiのCEOも務めていた。

エレン・オズマン (シエラ・ネヴァダ・コーポレーション)

26億ドル:エレン・オズマンは航空機や宇宙船の開発製造会社の会長兼オーナーで、NASAから少なくとも7回の国際宇宙ミッションの貨物輸送を請け負っている。彼女は2023年初頭にはじめて宇宙飛行を行う予定だ。

オプラ・ウィンフリー (OWN)

26億ドル:テレビ界の女王オプラ・ウィンフリーは、25年以上続いたテレビトーク番組の人気司会者。2011年にテレビチャンネルOWNを立ち上げ、アメリカのテレビ史上、最も有名でパワフルな女性となっている。

 

ペギー・チェン (パンダエクスプレス)

24億ドル:ペギー・チェンは中華レストランチェーンのCEOで、全米で2,200以上の店舗を経営している。

 

ドリス・フィッシャー (GAP)

24億ドル:ドリス・フィッシャーは1969年、GAPを共同で創業した。6万3000ドルの融資を受け、サンフランシスコに最初のショップをオープン。当初は洋服や音楽のレコードを売る店だった。

写真:Unsplash - Ian Deng

アリス・シュワルツ (バイオ・ラッド)

23億ドル:アリス・シュワルツは1952年に夫のデビッドとバイオ・ラッドを設立し、今では1万を超える臨床診断薬やライフサイエンス研究用製品を販売している。2021年の売上高は約30億ドル。

写真: Bio-Rad Laboratories Facebook

ジェイシュリ・ウラル (アリスタネットワークス)

19億ドル:ジェイシュリ・ウラルは2008年からコンピュータネットワーク会社のCEOを務めるが、2020年からソフトウエア企業スノーフレイクの取締役にも就任している。

写真:Arista Networks Facebook

キム・カーダシアン (スキムズ)

18億ドル:キム・カーダシアンの成功はなんと流出ビデオから始まり、リアリティショー、スマホゲーム、化粧品、洋服、ガードル販売、そして何よりもソーシャルネットワークを駆使したマーケティングへと発展した。カニエ・ウェストとの離婚で、更にランクアップする可能性がある。

エレーヌ・ウィン (ウィン・リゾーツ)

17億ドル:ラスベガスの女王エレーヌ・ウィンは、不祥事疑惑でCEOを辞任した夫に代わり、2018年からウィン・リゾーツの筆頭株主となっている。

シェリル・サンドバーグ (Facebook)

16億ドル:シェリル・サンドバーグは2008年からFacebookの最高執行責任者を務めるが、2022年末に退任し、Metaの取締役に就任する予定だ。

サフラ・キャッツ (オラクル)

15億ドル:ラリー・エリソンがオラクルのCEOを退いた時、後任となったのがサフラ・キャッツ。それ以前は、130件以上の企業買収に携わっていた。

 

ジェニー・ジャスト (Peak6 Capital Management)

15億ドル:ジェニー・ジャストは1997年にPeak6を設立するまで、シカゴの株式ブローカーだった。その資金でApex Fintech Solutionsをはじめとした、SoFi、Ally、eToro、WeBull等のフィンテック企業の取引やバックエンド技術を扱う企業を15社近く買収した。

リアーナ (フェンティ ビューティー)

14億ドル:歌手として財産を築いたリアーナは、ビジネスウーマンとしても億万長者になっている。彼女がプロデュースするコスメブランドのフェンティビューティーは、LVMHと所有権を共有しながらも、大きな成功を収めている。

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