1990年代に最も稼いでいたアスリートたち:トップ10人を画像で振り返る

スポーツが変革を遂げた時代
1990年代に世界で最も稼いだアスリートたち
10.ウェイン・グレツキー(アイスホッケー)
年間の収入は約15億円超え
9.イベンダー・ホリフィールド(ボクシング)
ボクシング界で最も高給取りの一人
8.野茂英雄(野球)
MLBへの先駆者
7.アンドレ・アガシ(テニス)
年間収入は約38億円超(賞金は含まず)
6.アーノルド・パーマー(ゴルフ)
キャリアのピークが過ぎた後も多くのスポンサー契約を結ぶ
5.シャキール・オニール(バスケットボール)
年収は約30億円
4.タイガー・ウッズ(ゴルフ)
長年に渡るナイキとのスポンサー契約
3.ミハエル・シューマッハ(F1)
F1の伝説、ミハエル・シューマッハ
2.マイク・タイソン(ボクシング)
一試合ごとに大金が舞い込む
1.マイケル・ジョーダン(バスケットボール)
年間で約120億円近くを稼ぐ
スポーツが変革を遂げた時代

あらゆるスポーツにとり変革の時代となった1990年代。この時期には歴史的な記録が次々と打ち立てられただけでなく、アスリートの収入も大幅に増加したのだ。

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1990年代に世界で最も稼いだアスリートたち

1990年代にはテレビ放映権の高騰やスポンサー料の高額化に伴い、アスリートたちは超大型契約を結ぶようになった。ここでは、当時最も稼いでいたアスリートたちと、彼らが結んだ巨額の契約内容について順位を追って見ていこう。

10.ウェイン・グレツキー(アイスホッケー)

選手契約:ロサンゼルス・キングスとの8年契約で2,550万ドル(約40億円)

スポンサー契約:ナイキ、アッパーデッキなどから年間推定500万ドル(約7億7,000万円)

年間の収入は約15億円超え

グレツキーはチームでの年棒とスポンサー料により、90年代初めには年間収入が1,000万ドル(約15億円)を超えていた。米紙『ロサンゼルス・タイムズ』によると、アイスホッケー界で最も収入が高く、「アイスホッケーの神様」としての地位を確固たるものにした人物だ。

9.イベンダー・ホリフィールド(ボクシング)

試合収入:1997年のマイク・タイソンとの再戦で3,500万ドル(約54億円)

ボクシング界で最も高給取りの一人

ホリフィールドの収入が最も高かったのは1997年のマイク・タイソンとの再戦時で、1試合当たりの収入は当時の最高額である3,500万ドル(約54億円)だった。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」によると、ホリフィールドは1990年代を通して、ボクシング界で最も稼いだ選手の一人だった。

8.野茂英雄(野球)

選手契約:ロサンゼルス・ドジャースとの3年契約で1,300万ドル(約20億円)

MLBへの先駆者

日本野球界からMLBへの扉を開けた、野茂英雄。移籍の際にはドジャースと1,300万ドル(約20億円)の契約を結んでいる。米紙『ロサンゼルス・タイムズ』によれば、日本での非公開スポンサー契約と合わせると、野茂の年間収入は1,000万ドル(約15億円)を超えたという。

7.アンドレ・アガシ(テニス)

スポンサー契約:ナイキとの10年契約で2,000万ドル(約30億円)

年間収入は約38億円超(賞金は含まず)

テニス界の異端児、アンドレ・アガシはナイキやキヤノン、アメリカン・エキスプレスなど数々の大企業とスポンサー契約を結んでいた。彼の年間収入は2,500万ドル(約38億円)を超え、米誌『フォーブス』によると、90年代を通してテニス界で最も稼いだ選手の一人だったそうだ。

6.アーノルド・パーマー(ゴルフ)

スポンサー収入:年間2,000万ドル(約30億円)

キャリアのピークが過ぎた後も多くのスポンサー契約を結ぶ

プロゴルフ選手としてのキャリアのピークが過ぎた後も、パーマーは多くの企業とスポンサー契約を結んでいた。同誌によると、ペンズオイルやハーツ、ロレックスなどから、年間2,000万ドル(約30億円)のスポンサー料を獲得。プレーの機会は減っていたものの、パーマーは90年代で最も稼いだアスリートの一人となった。

5.シャキール・オニール(バスケットボール)

選手契約:ロサンゼルス・レイカーズとの7年契約で1億2,100万ドル(約186億円)

年収は約30億円

シャキールが1996年にレイカーズと結んだ契約は、当時のNBA史上最高額だった。ペプシやリーボック、ネスレからの多額のスポンサー料もあり、90年代の終わりには年収2,000万ドル(約30億円)近かったと米紙『ニューヨークタイムズ』は報じている。

4.タイガー・ウッズ(ゴルフ)

スポンサー契約:ナイキと4,000万ドル(約61億円)(1996年に締結)

長年に渡るナイキとのスポンサー契約

タイガー・ウッズがナイキと結んだ契約は、スポーツ界でも最大規模のスポンサー契約の一つとなった。その他にも、タイトリストやビュイック、アメリカン・エキスプレスとの契約で年間5,000万ドル(約77億円)以上を稼ぎ、米誌『ゴルフマガジン』によると、90年代で最も稼いだアスリートの一人とのことだ。

3.ミハエル・シューマッハ(F1)

選手契約:フェラーリと年間3,100万ドル(約48億円)

スポンサー契約:マールボロやシェルなどのスポンサーから推定2,000万ドル(約30億円)

F1の伝説、ミハエル・シューマッハ

米誌『フォーブス』によると、フェラーリからの給与とスポンサー料により、90年代後半にはシューマッハの年収は5,000万ドル(約77億円)を超えたそうだ。

2.マイク・タイソン(ボクシング)

試合契約:米放送局「ショータイム」との契約により、1試合あたり3,000万ドル(約46億円)

一試合ごとに大金が舞い込む

マイク・タイソンは米放送局「ショータイム」と超大型契約を結び、1試合あたり3,000万ドル(約46億円)もの報酬を得ていた。米誌『スポーツ・ビジネス・ジャーナル』によると、この契約とペイ・パー・ビューの収益により、タイソンは1試合あたり最も稼ぐアスリートに。加えて大手ブランドからのスポンサー料で、その収入は莫大なものとなっている。

1.マイケル・ジョーダン(バスケットボール)

選手契約:1997/98シーズン、シカゴ・ブルズと3,300万ドル(約51億円)

スポンサー契約:ナイキ、ゲータレードなどから年間推定4,500万ドル(約70億円)

年間で約120億円近くを稼ぐ

1997/98シーズンにマイケル・ジョーダンが結んだ契約は、当時のNBA史上最高額だった。スポンサー契約も合わせると、ジョーダンの年収は1997年だけで7,800万ドル(約120億円)を超え、1990年代を通して最も稼いだアスリートとなった。

 

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