米バスケ界でもとりわけ背の高い選手たち:2メートル級はあたりまえ?

2メートル級がひしめくNBA
ビクター・ウェンバンヤマ
ビッグマン
サントニオ・スパーズ
NBAの期待の星
チャック・ネヴィット/229cm
最も背の高いNBA優勝経験者
ショーン・ブラッドリー/232cm
自転車事故
ヤオ・ミン/232cm
ネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂
ゲオルゲ・ムレシャン/235cm
NBAの最成長選手賞
マヌート・ボル/235cm
歴代2位の試合平均ブロック数
2メートル級がひしめくNBA

バスケットボールといえば、身長の高い選手がひしめくスポーツだ。今回は米NBAの中でもとりわけ背の高い、雲を突くような選手たちをチェックしてみよう。

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ビクター・ウェンバンヤマ

2023年のNBAドラフトで、全体1位指名を受けたビクター・ウェンバンヤマ。226cmという規格外の身長に加え、俊敏性も兼ね備えている。

ビッグマン

ウェンバンヤマは、優れたリムプロテクション(ゴールから1.5メートル以内の防御)、ペイントエリアでの支配力、さらには3ポイントシュートを得意とする。これまでNBAで活躍してきたビッグマン(フォワードセンター)たちとは全く異なるタイプの選手だ。

サントニオ・スパーズ

ウェンバンヤマは2023年7月1日、正式にサンアントニオ・スパーズと契約。NBA選手としての道を歩み始めた。

NBAの期待の星

フランス出身の期待の新人ウェンバンヤマの他にも、NBAには偉大なキャリアを残した高身長の選手たちがいる。

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チャック・ネヴィット/229cm

1982年のドラフトで、全体63位で指名されたネヴィット。NBAで9シーズンを戦い、155試合に出場した。

最も背の高いNBA優勝経験者

NBAでの成績は1試合平均1.6得点と目立ったものではないが、ロサンゼルス・レイカーズが1985年に手にした優勝に貢献、NBA優勝経験者の中で最も背の高い選手となる。

ショーン・ブラッドリー/232cm

大学時代に圧倒的な強さを見せつけたショーン・ブラッドリーは、1993年のドラフトで全体2位指名をうけた。最初の5シーズンで平均3.4ブロックを記録し、守備での存在感を示した。

自転車事故

ブラッドリーはNBAで882試合に出場、最後の8シーズンをダラス・マーベリックスで終えた。2021年、ブラッドリーは自転車で事故に巻き込まれ、半身不随となってしまった。

ヤオ・ミン/232cm

ミンはNBAでのキャリアは短かったが、圧倒的な力を発揮し、8年連続でオールスターに選出された。NBAのレジェンドであるシャキール・オニールと壮絶なバトルを繰り広げたことで有名だ。ちなみにオニールはNBA史上最も体重が重い選手。

ネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂

ミンはヒューストン・ロケッツで平均19得点、9.2リバウンド、1.9ブロックの記録を残し、2016年にネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂入りを果たした。

ゲオルゲ・ムレシャン/235cm

NBA史上最も背の高い選手がムレシャン。1993年のNBAドラフトで指名される前は、ルーマニアとフランスで成功を収めていた。ルーマニアでは国内チャンピオンとなり、フランスではリーグカップで優勝。

NBAの最成長選手賞

1995-1996シーズンは、ケガでキャリアを棒に振ったものの、平均15得点、10リバウンドを記録し、NBAの最成長選手賞(MIP)を受賞した。

マヌート・ボル/235cm

前述のゲオルゲ・ムレシャン同様NBAの最高身長記録保持者となっているマヌート・ボル。スーダンからNCAAディビジョンIIを経て、NBAリーグに至るユニークな道のりを歩んできた。

歴代2位の試合平均ブロック数

ボルは1985-86年のシーズンに397ブロックを記録し新人記録を打ち立てた。1試合平均ブロック数は歴代2位で、3.34ブロック。惜しくも2010年に他界したが、ボルの偉業は現在NBAでプレーする息子のボル・ボルとともに生き続けている。

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