世界に名だたるサッカースタジアム15選：ファンなら一度は訪れたい！
世界各地で愛されるスポーツ、サッカー
世界中で愛され、地域によってはスポーツの枠を超えた文化にまでなっているサッカー。ファンがこのスポーツに傾ける思いや情熱を理解するには、「聖地」を訪れるのが一番だろう。
熱狂が渦巻くスタジアム
サッカーは気軽にテレビで観戦することもできるが、スタジアムに足を運び、直接試合を目にすることで感じる興奮は何物にも代え難い。世界各地の歴史あるスタジアムはいくつもの名勝負やスター誕生の舞台となってきた。
サッカーファン必見のスタジアム15選
ここでは、サッカーファンならぜひ一度は訪ねたいサッカースタジアム15選を見ていこう。
カンプ・ノウ（バルセロナ）
9万9,000人以上の観客を収容できるカンプ・ノウは、バルセロナにあるヨーロッパ最大のスタジアムだ。FCバルセロナの本拠地として、メッシやイニエスタ、ネイマールなど多くのスターが名勝負を繰り広げてきた聖地である。
マラカナン・スタジアム（リオデジャネイロ）
マラカナンはブラジルサッカーを象徴するスタジアムで、大都市リオデジャネイロの中心部にある。ブラジルの複数の強豪チームの本拠地となっているだけでなく、ワールドカップの名勝負やペレの1,000ゴール達成の舞台にもなった。
オールド・トラッフォード（マンチェスター）
オールド・トラッフォードはイングランドで最も歴史あるスタジアムの1つ。強豪マンチェスター・ユナイテッドの本拠地であり、1940年代頃の「バスビー・ベイブス」時代やアレックス・ファーガソン監督の黄金時代などチームの栄光を支えてきた。
サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム（マドリード）
スペインの名門レアル・マドリードの本拠地。クリスティアーノ・ロナウドやルイス・フィーゴといったスター選手たちがプレーしてきた。改修されたばかりの先進的なスタジアムでは、ライバルのFCバルセロナと戦うエル・クラシコやUEFAチャンピオンズリーグの熱戦が繰り広げられている。
サン・シーロ（ミラノ）
ミラノのサン・シーロは、ACミランとインテル・ミラノという世界的強豪の2チームに本拠地として使用されている。イタリアサッカー屈指の名勝負が繰り広げられてきた聖地であり、特徴的な構造によりスタジアムの熱狂が客席に響き渡るのを体感できる。
アンフィールド（リヴァプール）
英プレミアリーグの名門リヴァプールの本拠地アンフィールドは、何世代にもわたってチームを支えてきた歴史あるスタジアムだ。試合前には、リヴァプールファンたちが歌う「You'll never walk alone」が会場中に響き渡る。
シグナル・イドゥナ・パーク （ドルトムント）
ドイツの名門ボシルア・ドルトムントの本拠地シグナル・イドゥナ・パークもぜひ訪れたいスタジアムの1つだ。ゴール裏の客席はチームのユニフォームを着た熱狂的なファンで埋まるため、「黄色い壁」として知られている。数々のタイトル争いの舞台となった由緒あるスタジアムで、元日本代表の香川真司もプレーした。
アステカ・スタジアム（メキシコシティ）
アステカ・スタジアムはメキシコで最も歴史あるスタジアムの1つで、約9万人を収容可能。ディエゴ・マラドーナが「神の手」ゴールを決めたスタジアムとしても知られ、ワールドカップ決勝戦も2度開催されている。
ウェンブリー・スタジアム（ロンドン）
サッカー界のレジェンドであるペレは、「ウェンブリーはサッカーの大聖堂だ。サッカーの首都であり、中心地」と語っている。実際、ユーロ決勝やUEFAチャンピオンズリーグ決勝、FAカップ決勝といった数々のビッグマッチの舞台となってきた。屋根を支えるための特徴的なアーチは、スタジアムのシンボルにもなっている。
トッテナム・ホットスパー・スタジアム（ロンドン）
トッテナム・ホットスパー・スタジアムは、総工費10億ポンド（約2,000億円）超、収容人数約6万人の美しいスタジアム。ロンドン近郊にそびえ立つ同スタジアムは2019年に完成したばかりで、最先端の設備を有している。さらに、NFLの「ロンドンゲーム」の会場としても使用されている。
アイブロックス・スタジアム（グラスゴー）
スコットランドの名門レンジャーズFCの本拠地であるアイブロックス・スタジアムは、英国で最も由緒あるスタジアムの1つ。試合時はいつも熱狂的なファンで満員になり、セルティックとのオールドファーム・ダービーをはじめとする熱戦が繰り広げられてきた。
ラ・ボンボネーラ（ブエノスアイレス）
アルゼンチンの強豪ボカ・ジュニアーズの本拠地であるラ・ボンボネーラは、熱狂的なファンたちの激しさで「世界で最も危険なスタジアム」の異名をもつ。多くの国際試合の会場として使用されており、ユニークな形状が印象的なアルゼンチンを代表するスタジアムだ。
アリアンツ・アレーナ（ミュンヘン）
アリアンツ・アレーナはドイツの名門バイエルン・ミュンヘンの本拠地。チームはこのスタジアムで数え切れないほどのトロフィーを獲得してきた。UEFAチャンピオンズリーグ決勝や国際大会の会場としても使用されており、スタンドの熱狂的なファンが試合を盛り上げている。
サッカー・シティ・スタジアム（ヨハネスブルグ）
収容人数約10万人のサッカー・シティ・スタジアムは世界最大級のスタジアムの1つ。南アフリカの名門カイザー・チーフスFCの本拠地であり、スタンドではブブゼラの音が鳴り響く。2010年ワールドカップでは、南アフリカ代表シフィウェ・チャバララがメキシコ相手に歴史に残るオープニングゴールを記録した。
スタッド・ヴェロドローム（マルセイユ）
オリンピック・マルセイユの本拠地スタッド・ヴェロドロームはフランス最大級のスタジアム。特徴的なアーチ型の屋根を備えた、世界で最も熱狂的なファンが集まるスタジアムの1つである。
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