アップデートされたサッカー界の長者番付:トップ10の選手をチェック
『フォーブス』誌は10月に「2024年版サッカー選手長者番付」を発表した。今年5月にもリストを作成しているが、その後の状況変化に合わせて変更が加えられた。では、今世界で一番稼いでいるサッカー選手10人をみてゆこう。
クリスティアーノ・ロナウドはサッカービジネス界における史上最高の選手であり、現在の所属先アル・ナスルから得ている収入はサッカー史のみならずスポーツ史上の最高額である。ちなみに、ロナウドは2025年に40歳の誕生日をむかえる。
競技での収入:2億2,000万ドル
競技外の収入:6,500万ドル
トータル:2億8,500万ドル
米国メジャーリーグ・サッカー(MLS)の人気に大きく貢献しているリオネル・メッシ。インテル・マイアミで2025シーズン終了までプレーする契約になっている。Apple TV、コナミ、アディダスなどのスポンサー契約やSNSによる広告料でも多くの収入がある。
競技での収入:6,000万ドル
競技外の収入:7,500万ドル
トータル:1億3,500万ドル
アル・ヒラルに移籍後、怪我によりほとんど試合に出られていないネイマールだが、給料はちゃんともらっており、それに加えてランボルギーニなどの高級車、プライベートジェット、常駐の使用人など、まさに王族並みの待遇を受けている。
競技での収入:8,000万ドル
競技外の収入:3,000万ドル
トータル:1億1,100万ドル
2022年にバロンドールを受賞したカリム・ベンゼマは、2023年にレアル・マドリードからサウジアラビアのアル・イテハドに巨額の契約で移籍した。しかし、競技外での収入はかなり限られている。
競技での収入:1億ドル
競技外の収入:400万ドル
トータル:1億400万ドル
キリアン・ムバッペは2024年6月にパリ・サンジェルマンからレアル・マドリードに5年間の契約で移籍した。スポンサー収入がこれからさらに大きくなることが期待される。
競技での収入:7,000万ドル
競技外の収入:2,000万ドル
トータル:9,000万ドル
ノルウェー出身のアーリング・ハーランドは2022年からマンチェスター・シティでプレーしており、クラブは彼に破格の年棒を払っている。現在24歳の若い選手とあって、これからさらに上位を狙えるだろう。
競技での収入:4,600万ドル
競技外の収入:1,400万ドル
トータル:6,000万ドル
アーリング・ハーランドと同い年のヴィニシウス・ジュニオールはブラジル出身、2018年からレアル・マドリードでプレーしており、ジュード・ベリンガム、キリアン・ムバッペと並ぶクラブの看板選手になっている。ビジネス面でも如才のなさを発揮しており、ペプシ、プレイステーションなどの広告塔となりラテンアメリカではアイドル的人気を誇る。
競技での収入:4,000万ドル
競技外の収入:1,500万ドル
トータル:5,500万ドル
エジプト出身のモハメド・サラーは、近年プレミアリーグで素晴らしい記録を残しており、ピッチの外ではボーダフォン、アディダス、ペプシといったスポンサーから収入を得ている。SNSのフォロワーも多い。リヴァプールとの現行契約は今季限りとなっており、サウジアラビアの移籍が有力視されている。そうなると年棒はさらに増えそうだ。
競技での収入:3,500万ドル
競技外の収入:1,800万ドル
トータル:5,300万ドル
アル・ナスルでクリスティアーノ・ロナウドの次に有名なのが、サディオ・マネである。サディオ・マネはサッカー界でも屈指の慈善家であり、故郷セネガルに学校を建てるため巨額の寄付を行うなど、母国の厳しい環境に暮らす人々のためにお金を惜しまず献身的に活動している。
競技での収入:4,800万ドル
競技外の収入:400万ドル
トータル:5,200万ドル
トップ10を締めくくるのは、マンチェスター・シティの天才的司令塔ケヴィン・デ・ブライネである。ピッチの外ではナイキやマクドナルドとの契約で収入を得ている。マンチェスター・シティとの現行契約は今季限りとなっており、もし退団となれば移籍先はサウジアラビアになるのか、はたまたMLS(米国)になるのかとその去就に注目が集まっている。