50万ドルを払って!:レディー・ガガ、愛犬誘拐事件の共犯から訴えられる
2021年2月24日、レディー・ガガの犬の散歩係であるライアン・フィッシャーが、ロサンゼルスの路上で複数の人物に襲われ首を撃たれた。
散歩係に対する襲撃により、2匹のフレンチブルドッグ(コージとグスタヴ)が連れ去られた。
ライアン・フィッシャーの無事を確認した後、ガガは事件を明らかにし、愛犬が無事に戻れば50万ドルの報奨金を支払うと発表した。
ペットとの絆が深いガガにとって、待つだけの日々は辛いものだった。しかし、ついに悪夢は終わりを告げ、コージとグスタフを取り戻すことができた。
TMZによると、襲撃事件の2日後にあたる2021年2月26日、ジェニファー・マクブライドが路地で柱に繋がれていたガガの犬を発見し通報。
ジェニファー・マクブライドは、ロサンゼルス・オリンピック・コミュニティ警察署にコージとグスタフを届けた。
しかしその後、TMZによれば、ジェニファー・マクブライドは、窃盗に関与したとして事後強盗罪で起訴された。
ジェニファー・マクブライドは、前述のメディアが指摘するように、散歩係を襲った誘拐犯たちとつながりがあった。実行犯の一人の父親と交際していたのだ。
そして2023年、ジェニファー・マクブライドはさらに驚くべき行動に出た。
ジェニファー・マクブライドは、コージとグスタフを返却した際に50万ドルの報酬が支払われなかったとして、ガガを相手に訴訟を起こしたのだ。
TMZによると、そればかりかジェニファー・マクブライドは、ガガが虚偽の報酬を約束したとしてさらに150万ドルの損害賠償を求めている。
。
ロサンゼルス郡副地方検事ミシェル・ハニシー (写真)によれば、ジェニファー・マクブライドは保護観察処分を受けているが、ガガは「見つけてくれれば何も聞かない」として報酬を支払う約束をしたと主張している。
ライアン・フィッシャーを銃撃した犯人、ジェームズ・ハワード・ジャクソンには、2022年12月、懲役21年の判決が下された。
ロサンゼルス郡地方検事局が報道陣にコメントしたところによると、被告は殺人の意志は否定したものの罪を認め、強盗の共謀と半自動銃器による暴行で有罪となった。
ライアン・フィッシャーは重傷を負い手術を受けたが、ガガは医療費を負担し彼を「永遠のヒーロー」と呼ぶだけでなく、良き友として寄り添いサポートした。
ライアン・フィッシャーはCBSモーニングスにこう語っている:「あらゆる面で私を支えてくれました。私にとって彼女は友人でした。何ヶ月も彼女の家に滞在していたのです」