急逝したブラジル出身の元ミス:扁桃腺手術を受けた27歳のグレイシー・コレイアさん
ミス・ユナイテッド・コンチネンツブラジル2018のグレイシー・コレイアさんが27歳で急逝したと報じられました。『ニューヨークポスト』紙によれば、モデルとして活躍するグレイシーさんは定期的に扁桃腺手術を受けており、3月にも手術を受け、その5日後に重度の出血を起こしたといいます。
写真:Instagram @gleycycorreia
この手術で合併症を起こした結果、グレイシーさんは心停止を起こし、2か月以上昏睡状態に陥りました。
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若手モデルとして活躍していたグレイシーさんはブラジル・リオデジャネイロ州マカエの病院に入院し、残念なことにそのまま6月20日に亡くなりました。
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現時点ではグレイシー・コレイアさんが死に至った原因は明らかにされていませんが、医療ミスの可能性について指摘する人もあります。
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遺体解剖の結果が待たれる中、遺族の友人でスポークスマンの一人でもあるジャック・アブレウ神父は、グレイシーさんの両親は手術時の医療ミスが死因となった可能性もあると考えている、としています。
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国内でよく知られるモデルであるグレイシーさんの死は、ブラジル社会に衝撃を与えました。グレイシーさんはごく慎ましい家庭の出身で、2018年にミス・ユナイテッド・コンチネンツブラジルに輝くという大きな幸運に恵まれました。
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グレイシー・コレイアさんはかなり早い時期からネイリストとして仕事を始めました。初めてネイリストとして働いたのはわずか8歳のときで、苦しい家計を助けるために美容の世界に入ったといいます。
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「私は黄金のゆりかごで生まれたわけではありません」と、グレイシー・コレイアさん自身はインスタグラムのアカウントで言っています。「私は慎ましい家庭の出身ですが、それを心から誇りに思っています」
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ミスコンテストで優勝した後も、グレイシーさんは美容家として活躍を続けていました。モデル業と、アートメイクを専門とする美容家としての仕事を両立させていたのです。
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彼女を知る人々は、グレイシー・コレイアさんは若く勤勉な女性で、人生の困難に立ち向かう、そして思いやりのある人であったとしています。遺族や友人は複数のメディアを通じ、「彼女の明るさと思いやりはいつまでも人々の記憶に残るでしょう」とコメントしています。グレイシーさんは、乳房切除を受けた女性のための美容の進歩にも取り組むなど、乳がんに関わる活動もしていました。
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現在、グレイシー・コレイアさんのファンはその突然の死を悼んでいます。あまりにも早い悲劇的な死について、原因究明が待たれます。
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