2024年7月にこの世を去った有名人たち
スラッシャー映画『絶叫計画』シリーズやコメディ番組『マッドTV!』で主演を務めた米女優エリカ・アッシュが7月28日、癌のため46歳で死去した。
7月31日、パレスチナの政治家でイスラム組織ハマスの政治部門トップ、イスマイル・ハニヤが攻撃を受けて命を落とした。イランのマスード・ペゼシュキアン新大統領の就任式に出席するためにテヘラン滞在中の出来事だった。享年62。
7月29日、史上もっとも偉大な闘牛士とされたパコ・カミーノが、スペイン・アビラ県に所有する別荘「ロス・カミーノス」で83歳で死去した。
8月28日、ギリシャ国王ゲオルギオス1世の孫にあたるミハイル王子がアテネ市内の病院で85歳の生涯を閉じた。1965年に平民である画家で彫刻家のマリナ・カレラと結婚、これにより王位継承権を放棄した。
アン・リー監督の映画『グリーン・デスティニー』(2000年)への出演などで知られる中国出身の女優、チェン・ペイペイがフランシスコで亡くなった。享年78。晩年は闘病生活を送っていたという。
『ニューヨーク・ポスト』紙によると、7月18日、クリント・イーストウッド(94)の長年にわたるパートナーだったクリスティーナ・サンデラ(61)が心臓発作のためこの世を去った。イーストウッドは『ハリウッド・リポーター』誌に対し、「クリスティーナは素晴らしい女性でした。彼女がいなくなりとても寂しく思います」と語っている。
7月16日、米歌手で人権活動家としても知られるバーニス・ジョンソン・リーゴンが米ワシントンでこの世を去った。享年81。
NBAの伝説的選手コービー・ブライアントの父親で、自身もバスケットボール選手や監督として活躍したジョー・ブライアントが68歳で帰らぬ人となった。死因は脳卒中。
7月15日、ドイツ出身のDJ兼プロデューサーであるトムクラフト(本名はトーマス・ブリュックナー)が49歳で死去した。死因は明らかにされていない。
イスラム組織ハマスの軍事部門カッサム旅団を率いるムハンマド・デイフ司令官は7月13日、イスラエル軍によるガザ地区南部への攻撃により命を落とした。58歳だった。
米国のフィットネストレーナーでテレビ出演や数多くのビデオで知られるリチャード・シモンズが76歳の誕生日を翌日に控えた7月13日に死去した。オンラインメディア「TMZ」によれば、亡くなる数時間前に自宅のバスルームで転倒したとみられ、それが死につながった可能性があるという。
テレビドラマ『ヒルストリート・ブルース』への出演等で知られる米俳優ジェームズ・B・シッキングは、認知症による合併症のためロサンゼルスの自宅で死去した。享年90。
人気ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』等に出演した女優シャナン・ドハーティーは2015年に乳がんと診断された。最終的にそれがほかの部分に転移し、7月13日にこの世を去った。享年53。亡くなる前にポッドキャスト『Let's Talk Off Camera』を通じ、闘病生活の苦難に満ちたエピソードや高額治療費等について語っていた。
アニメ『ドラえもん』の野比のび太をはじめ、数々のキャラクターの声を務めた声優の小原乃梨子が7月12日、88歳で逝去した。
7月11日、『シャイニング』のウェンディー・トランス役で知られる女優、シェリー・デュヴァルが75歳で他界した。糖尿病の合併症により、テキサス州ブランコの自宅で睡眠中に息を引き取ったという。
7月7日、イタリア出身で元俳優のブルーノ・ザニンが73歳でこの世を去った。フェデリコ・フェリーニ監督の自伝的作品『フェリーニのアマルコルド』(1973年)の主人公チッタ役で知られ、引退後はアルプス山麓のヴァンツォーネ・コン・サン・カルロ村で暮らしていた。
7月2日、ドラマ『特殊作戦部隊:ライオネス』などで知られる米俳優マイク・ヘスリンが30歳という若さで死去した。同性婚の夫が次のコメントを発表:「僕の夫で親友、そしてソウルメイトのマイク・ヘスリンが予期せぬ心臓の異変により他界しました。若く健康そのものだったマイケルの突然の死について、医師たちからの説明はまだありません」
画像:Instagram (@mikeheslin)
エジプト1部リーグの「モダン・フューチャー」に所属するサッカーエジプト代表のアーメド・レファートが31歳の若さで亡くなった。4か月前にエジプトリーグでの試合中に心臓発作を起こし、心肺蘇生を受けてペースメーカーをつけていたという。
7月1日、アルバニアを代表する小説家のイスマイル・カダレが88歳で、出身地である首都ティラナで死去した。母国の歴史を題材にした数々の著作で知られ、2005年にブッカー賞、2016年にレジオンドヌール勲章を受け取っている。