2024年に実写化された漫画作品:話題作を一挙紹介
2024年も様々なジャンルの人気漫画の実写化が発表された。話題作をまとめて紹介していこう。
連載50周年記念を迎えた手塚治虫の名作医療漫画『ブラック・ジャック』。実力派俳優・高橋一生を主演に迎え、24年ぶりにテレビドラマ化された。
主演を務めた高橋はテレビ朝日の公式HPで、「正直なところお話を頂いた時は、自分に出来るのかと思いました。幾ら彼の矜持や人情、生に対する思いが好きであっても、いざ自分が演じるとなれば、当たり前ですが話はまったく別です。好きというだけではどうしても成立しない何かがあると思うからです」と素直な心境を吐露している。
原作コミックスは累計発行部数2,000万部を突破し、アニメ化によってさらに大きな話題を呼んだ原作・赤坂アカ、作画・横槍メンゴによる『【推しの子】』。本作の実写版であるドラマシリーズが、11月28日からPrime Videoにて世界独占配信がスタートした。
アイドルグループ初代「B小町」の不動のセンターで天性の輝きを放つ伝説のアイドル・アイを演じたのは、齋藤飛鳥。12月20日から公開される、映画「【推しの子】The Final Act」も見逃せない。
2012年から放送されているご長寿ドラマ、『孤独のグルメ』。原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる同名漫画が原作であり、特別編と銘打ち『それぞれの孤独のグルメ』が現在放送中である。
シリーズ放送開始から12年目を迎え、シーズン11作目となった本作。松重豊演じる主人公・井之頭五郎だけではなく、さまざまな職業の人たちの独り飯にフォーカスしている。2025年1月10日に公開予定の映画『劇映画 孤独のグルメ』では、松重自身が監督・脚本・主演のすべてを務めるそう。
岡田将生と高畑充希のダブル主演で実写化された、渡辺ペコの漫画『1122 いいふうふ』。仲を円満に保つために「婚外恋愛許可制」を選択した夫婦関係を中心に描く物語であり、「夫婦とは何か」を問いかける作品として注目を集めた。
画像:高畑充希公式Instagram
夫婦役を演じたことを機に2人は交際をスタートさせ、11月19日にそれぞれのInstagramで結婚を発表している。
画像:『1122 いいふうふ』ドラマ公式Instagram
ここで紹介した作品以外にも、『ゴールデンカムイ』や『はたらく細胞』など、数々の人気作が実写化された2024年。今後も実写化作品から目が離せない。