2024年の高視聴率ドラマ:各シーズンのトップ3を振り返る

2024年に高視聴率を獲得したドラマ
冬ドラマ(1月1日~3月31日)の1位
2024年冬ドラマの第2位と第3位
春ドラマ(4月1日~6月30日)の第1位
2024年春ドラマの第2位と第3位
夏ドラマ(7月1日~9月29日)の第1位
2024年夏ドラマの第2位と第3位
秋ドラマ(10月2日~12月31日)
Xでトレンド入りするも視聴率は低迷
『ザ・トラベルナース(シーズン2)』と『相棒 season23』
2024年に高視聴率を獲得したドラマ

総合リサーチ会社「ビデオリサーチ」は、全国32地区の地上波で視聴率調査を行っている。今回はそのデータを元に2024年に最も視聴率が高かったドラマをチェックしてみよう。

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冬ドラマ(1月1日~3月31日)の1位

2024年冬ドラマの総合視聴率第1位となったのは、吉高由里子がヒロインを務めるNHK大河ドラマ『光る君へ』。視聴率20.6%を獲得した。「世界最古の長編小説」とされる『源氏物語』を生み出した女性の一生、そして平安時代の貴族世界を描いたドラマだ。

画像:Instagram@nhk_hikarukimie

2024年冬ドラマの第2位と第3位

冬ドラマの第2位は、TBS『さよならマエストロ・父と私のアパッシオナート』で19%だった。音楽を通して親子の絆を再生していく物語で、父親を西島秀俊、娘を芦田愛菜が演じた。また、10月17日に急逝した西田敏行も出演している。第3位は阿部サダヲ主演のTBS『不適切にもほどがある!』で、17.3%だった。

画像:西田敏行

春ドラマ(4月1日~6月30日)の第1位

春ドラマで最も人気が高かったのは21.2%を獲得した『日曜劇場・アンチヒーロー』だった。犯罪を示す証拠がそろっていても、裁判で被告の無罪を勝ち取ってしまう弁護士を長谷川博己が熱演した。

画像:Instagram@antihero_tbs

2024年春ドラマの第2位と第3位

第2位はテレビ朝日「『Believe・君にかける橋ー』最終回」の20.3%。主演は木村拓哉で、橋崩落事故で被った無実の罪を証明しようとする設計家を演じた。そして『光る君へ』が前シーズンから順位を落とすも17.9%で3位にランクインした。

夏ドラマ(7月1日~9月29日)の第1位

夏ドラマの1位に輝いたのは、20.7%のTBS『ブラックペアン・シーズン2』。二宮和也が世界的天才外科医を演じるメディカルエンターテイメントで、人気を博した『ブラックペアン』(2018年)から6年後を舞台にしている。

画像:Instagram@blackpean_tbs

2024年夏ドラマの第2位と第3位

夏ドラマで3位となったのは冬ドラマから安定の2ケタ視聴率をキープしている『光る君へ』の17.7%で、2位は小池栄子と仲野太賀がW主演を務めたフジテレビ『新宿野戦病院』の17.9%。ホームレスや犯罪者など、いわゆる「わけあり」な患者たちが多く訪れる新宿歌舞伎町の病院を舞台にした物語だ。

秋ドラマ(10月2日~12月31日)

秋ドラマの総合視聴率はまだ発表されていないが、『デイリー新潮』誌によれば、ドラマ界は“史上空前の大凶作”に見舞われ、清原果耶が主演を担うテレビ朝日『マイダイアリー』が3%割れするなど、各局で史上ワースト視聴率を更新しているという。

Xでトレンド入りするも視聴率は低迷

主演、神木隆之介のTBS『海に眠るダイヤモンド』の最終回は、視聴者の感動を呼び、Xでトレンド入りするほど大きな話題となった。しかし、視聴率は8.3%にとどまり、2ケタを超えたのは初回(11%)だけだった。そんな大凶作となった秋シーズンで、安定して2ケタの視聴率をキープし続けたドラマが2つある。

画像:Instagram@umininemuru_tbs

『ザ・トラベルナース(シーズン2)』と『相棒 season23』

主演の岡田将生と中井貴一の掛け合いが人気の『ザ・トラベルナース(シーズン2)』と水谷豊主演のテレビ朝日『相棒 season23』だ。特に後者は2002年の『相棒 season1』から連続して視聴率2ケタをとり続けているメガヒットシリーズで、映画化もされている。

画像:相棒公式Instagram@aibou_official

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