2023年ゴールデン・グローブ賞:セレブたちのレッドカーペット
アカデミー賞の前哨戦とされるゴールデン・グローブ賞が1月10日に開幕した。それに伴い、授賞式前のレッドカーペットには華やかな衣装を身にまとったセレブたちが次々に登場した。この夜のベストルックとワーストルックはだれか、ドレス姿をチェックしてみよう。
ヴァレンティノがセレーナ・ゴメスに捧げたベルベットのブラックドレス。スペクタクルな袖にハイポニーテールで魅力全開。
『ザ・メニュー』で知られるマイアミ出身の女優アニャ・テイラー=ジョイは、ディオールのイエロードレスにティファニーのジュエリーで人々の視線をさらった。受賞は逃したものの、見事2023年ゴールデン・グローブ賞のベストドレッサーに輝いた。
いつだって完璧なアナ・デ・アルマス。『ブロンド』で主役を務めたアルマスはルイ・ヴィトンのブラック&ホワイトで貫録を示した。
まるで流れ落ちる滝のようなフリルが印象的なドレスを身にまとったのはミシェル・ウィリアムズ。デザインはグッチ。
Netflix作品『令嬢アンナの真実』で主演女優賞にノミネートされたジュリア・ガーナーは、グッチのバブルガムピンクのドレスをセレクト。評判はいかに?
英国出身の俳優エディ・レッドメインはつねにエレガント。妻のハンナ・ハグショーとともに気品あふれるディオールで登場。
ジョン・ガリアーノのブルー&シルバーのヴィンテージドレスをまとったラバーン・コックス。大成功、あるいは大失敗?
ベテラン女優ヴィオラ・デイヴィスのために、ジェイソン・ウーがカットの美しいブルードレスを捧げた。
シャネルがマーゴット・ロビーのためにデザインしたペールピンクのドレスに、会場から歓声が上がった。
ファッションエディターのザンナ・ロバーツ・ラッシはアレキサンダー・マックイーンの独創的な一枚をセレクト。こんなデザイン、見たことある?
HBOのファンタジー・ドラマシリーズ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で人気急上昇したミリー・アルコックはジバンシィのドレスを選んで大正解。
今年もっとも高い評価を受けているテレビドラマの一つ、『ベター・コール・ソウル』に出演したレイ・シーホーン。ナイーム・カーンのドレスは果たして成功、それとも?
ジャケットとスカートという不思議な組み合わせを優雅に着こなせるのは、ベテラン女優ジーン・スマートだからこそ。
おとぎ話に出てきそうなペールパープルのファンシーなドレスで姿を現したのは、ケイリー・クオコ。デザインはヴェラ・ウォン。
現在妊娠中のヒラリー・スワンクはゆったりとしたエレガントなドレスで存在感を示した。
ベルベットのブラックスーツでカメラの前に立った米俳優マット・ボマー。非の打ち所がない。
ラインはいいとしても、なぜこの色を選んだのだろう?おそらく、この日のレッドカーペットで最もイケていなルックのひとつ。
ティム・バートン監督のドラマシリーズ『ウェンズデー』でブレイクしたパーシー・ハインズ・ホワイト。イヴ・サンローランのフード付きスーツというユニークないで立ちでも注目を集めた。
『ウェンズデー』でパーシー・ハインズ・ホワイトと共演したジェナ・オルテガは、ゴシックルックを封印してグッチのフェアリードレスで人々を魅了した。
オスカー・デ・ラ・レンタのシルバードレスをまとったジェシカ・チャステインは優雅そのもの。
メキシコ出身の女優サルマ・ハエックはグッチのドレスをセレクト。これも正解。
ドレスの色はいまひとつとはいえ、オリジナリティ溢れるプラダのデザインはレティーシャ・ライトのスタイルにこの上なくフィットしていた。
トランス女性として知られる俳優、MJ・ロドリゲスが選んだバルマンは見事なカットで濃いブルーがよく似合っている。しかし......ベストルックの一つには挙げがたいものがある。
米女優ジェニファー・クーリッジはドルチェ&ガッバーナのブラックドレスでエレガントに仕上げた。
リリー・ジェームズが選んだアトリエ・ヴェルサーチのドレスは、やや行き過ぎの印象。
『トップガン マーヴェリック』で海軍大尉を演じたモニカ・バルバロも赤をセレクト。こちらはプリンセススタイルのドルチェ&ガッバーナだ。
米女優のアヨ・エデビリはスペクタクルなカットのブルードレスで大きな注目を集めた。
ゴールデングローブ賞を4度受賞しているクレア・デインズはジャンバティスタ・ヴァリで登場。自信と気品に溢れた姿で人々を魅了した。
ベトナム出身のデザイナー、バッハ・マイの印象的なドレスをセレクトした、AppleTVドラマシリーズ『セヴェランス』のブリット・ロウワー。
つねに大きな話題を振りまく(あるいは物議を醸す?)ビリー・ポーターのレッドカーペット。今回衣装を手掛けたのはクリスチャン・シリアーノだ。