認知症で引退を発表したブルース・ウィリスは今どうしている?

ブルース・ウィリスの病状は?
失語症と前頭側頭型認知症
ブルース・ウィリスを支える家族
昨年9月は「それなりに落ち着いた状態」
病状は深刻に
「魂はまだそこにあるが……」
「ひどく怯えることも」
余命は6年から9年
「ありのままの彼を受け入れることが重要」
「ブルースのことをいつも気にしている」
一方で明るいニュースも
ブルース・ウィリスの病状は?

『ダイ・ハード』シリーズなどで知られる元ハリウッド俳優、ブルース・ウィリス。彼の病状は現在、どんな具合なのだろう?

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失語症と前頭側頭型認知症

ブルース・ウィリスが失語症の診断を受けて俳優活動を引退したのは、2022年3月のことだった。その1年後、今度は前頭側頭型認知症と診断された。この認知症は、今のところ有効な治療法のない難病で、患者はやがて介護を必要とするようになる。

ブルース・ウィリスを支える家族

そんな難病を患ったブルース・ウィリスだが、幸いなことに家族による手厚いサポートを受けている。家族というのは、現在の妻のエマ・ヘミング=ウィリス、そして元妻のデミ・ムーア、そして娘たちである。

昨年9月は「それなりに落ち着いた状態」

デミ・ムーアは昨年9月、『ドリュー・バリモア・ショー』に出演した際、ブルース・ウィリスの病状にも言及した。「病気は進行しているものの、ウィリスはそれなりに落ち着いた状態にある」とコメントしている。

病状は深刻に

しかし、症状はそれからさらに進行したようだ。今年に入り、「ブルース・ウィリスはもはや以前の彼ではなくなっている」という記事をセレブ誌『Life & Style』が掲載したのである。

「魂はまだそこにあるが……」

ブルース・ウィリスの最近の病状を同誌に明かしているのは、ウィリス家と親しい関係にある、とある情報筋である。その人物によると、認知症の進行はかなり深刻なようで、「魂はまだそこにあるけれど、しかしもう前と同じブルースではない」という。

写真:Instagram - @buuski

「ひどく怯えることも」

認知症が進行すると、日常生活でこれまで当たり前にできていたことが急にできなくなり、本人もそのことに少なからず戸惑うという。ブルース・ウィリスもそうした苦悩を抱えているようで、彼はしばしば「ひどく怯えたようになる」と、この情報筋は明かしている。

余命は6年から9年

前頭側頭型認知症は、発症してからの平均寿命が行動障害型では6年から9年と言われている。ブルース・ウィリスの病状について、これまで伝えられてきたところでは、すでに話すことが難しくなっており、空間や時間の認識能力もおびやかされているということだった。

「ありのままの彼を受け入れることが重要」

デミ・ムーアは前述のテレビ番組で、「重要なのは、そのときどきの彼をそのまま受け入れること」だと語っていた。過去と比較してしまうと、どうしても、何かが失われてしまったという無力感に囚われてしまうからだという。

「ブルースのことをいつも気にしている」

デミ・ムーアのそのような姿勢は、おそらく現在も変わっていないだろう。情報筋が『Life & Style』に語ったところによると、「ムーアはいつも、ブルースのことを気にしている」という。デミ・ムーアは1987年にブルース・ウィリスと結婚し、2000年に離婚しているが、のちに自叙伝で明かしたところでは、別れてからのほうが良好な関係を築けたとのことだ。

一方で明るいニュースも

女優としてのデミ・ムーアは、今年5月に日本公開を控えた新作映画『サブスタンス』に出演しており、本作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことが先日報じられたばかりだ。闘病中のブルース・ウィリスにとっても、これは元気の出るような良いニュースに違いない。

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