英女優フローレンス・ピューが一時休業を発表、新しい恋人の影も
今秋、フローレンス・ピューについての話題が二つも飛び込んできた。フローレンス・ピューといえば、ハリウッドで今まさに旬の女優である。
フローレンス・ピューは、イギリス出身の28歳。出演作に『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019年)などがある。デビューから10年あまりノンストップで仕事をしており、このあたりで休みをとることに決めたのだ。
イギリス版『ヴォーグ』誌のインタビューで、フローレンス・ピューは、「私は根っからの仕事中毒ではあるけれど、それでもやはり、自分が疲れ果てているのがわかる」と語っている。
それもそのはず。フローレンス・ピューはこのところ、『オッペンハイマー』(2023年)、『デューン 砂の惑星 PART2』(2024年)と大作映画に次々と出演、タイトな撮影スケジュールをこなし、世界中を回ってプロモーションにいそしんできた。ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の英語版吹き替えも行なっている。
「夏休みをもらうのは私のキャリアで今回が初めてです。昨年の出来事ですが、ふと眠りから目を覚ましたとき、これまでの人生で失ってきたあらゆる物事がふと思い浮かんで、自分が嫌になったんです」と、彼女は語っている。
とはいえ、今後もしばらくはフローレンス・ピューの新作映画が配給される。アンドリュー・ガーフィールドと共演する恋愛映画『We Live in Time』が今秋に、そして、スーパーヒーロー映画『Thunderbolts』が2025年4月に公開予定となっている。
フローレンス・ピューをめぐるもうひとつの話題は、これも休養の発表と関係があるかもしれないが、新しい恋人の出現だ。BBC制作のテレビドラマシリーズ『ピーキー・ブラインダーズ』で人気沸騰中のフィン・コールがお相手で、二人の関係は順調に深まりつつあるらしい。
フローレンス・ピューは以前、俳優のザック・ブラフと交際していたが、2022年夏に破局している。しかし、イギリス版『ヴォーグ』誌の今年9月のインタビューで、ピューは相手の名前こそ挙げていないものの、良い関係を育みつつあることを認めている。
「私たちは、自分たちのことを見つめ直していると言えます。おそらく私は今初めて、ローラーコースターに乗り続けることを拒んだのです。ものごとが自然に成長してしっかりと実を結ぶよう、必要な時間をとれるようにしたい」と、ピューはそのインタビューで語っている。
『ELLE』誌などによると、フローレンス・ピューと新恋人のフィン・コールの関係は、まだ始まってから2ヶ月ほどしか経っていないという。ちなみに、前の恋人、ザック・ブラフとは21歳差の恋だったが、フィン・コールとは同い年である。
イギリス版『ヴォーグ』誌のインタビューで、ピューは次のように語っている。「私は恋に落ちるのがとっても好きな人間なんです。(…)ちょうど私がその人のことを思ったり、気にかけたりするように、誰かが私のことを思ってくれている、気にかけてくれている、そのことが分かるというのが好きです」
さらにピューはこう続ける。「そして人生のこの側面においては、私は欲しいものを手に入れられるよう、いつも正しい選択をするよう心がけています。私が求めるのは、安全な場所、家族、つまり家庭生活と平和です」。このたびの休暇の決断も、熟慮の上でなされたのだ。