カミラ王妃が送る、英王室の日常生活はどんなもの?

カミラ王妃の王室生活とは
故エリザベス2世の願い
人気も上昇
公に尽くす生活
公的な催しに参加
チャリティイベントの後援に国王の補佐も
綿密なスケジュールが組まれる
週末も公務に従事
家族のための時間も確保
孫とゲームで遊ぶ
朝食を重視
レシピも公開
ユーモアも発揮
面会の合間を縫っての食事
王妃にとっては慣れたもの
奉仕する役割
夫婦の時間
お茶を飲み、その日のことを話し合う
ふたりでいられるだけでいい
カミラ王妃の王室生活とは

2022年、73歳で英国国王の座についたチャールズ3世。それにともなってカミラ妃も王妃(クイーン・コンソート)となった。では、その王妃はどんなふうに日々を過ごし、どんな仕事をこなしているのだろうか。

 

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故エリザベス2世の願い

亡くなる直前、エリザベス2世はカミラ妃が王妃となり、チャールズ王子(当時)のことを補佐するよう望んでいると世界に対してはっきりと述べた。そして実際、カミラ王妃はまさに期待された通りの役割を果たしており、国民からの支持も日に日に高まっている。

人気も上昇

今年初めにチャールズ3世が癌の治療を受けていることを公表した際にも、カミラ王妃は国王の側で支えていた。王妃の人気はその時に急速に高まり、いまもその勢いは衰えていない。とはいえ、『デイリー・メール』誌の人気投票によると、王族中の一番人気は王妃の義理の息子とその妻であるウィリアム王子とキャサリン妃という点は揺るいでいないようだ。

公に尽くす生活

カミラ王妃は王妃としての役割を引き受け、その義務と責任を一身に担っている。では、その王妃に求められる仕事とはいったいどのようなもので、世界でも屈指の公共性を担うその生活はどうなっているのだろうか。

公的な催しに参加

カミラ王妃の主な公務は、国と王室を代表して公的な催しに参加することだ。催しの規模は大小様々で、国家単位のこともあれば、地元のチャリティイベントも含まれる。具体的には、ガラディナーに参加して、これまで等閑視されてきた社会問題に改めて人々の目を向けさせるなどだ。

チャリティイベントの後援に国王の補佐も

カミラ王妃自ら後援しているチャリティイベントや団体も複数存在する。さらに何よりも重要なのは、今年初めのように国王が公務から身を引いた場合にはそういった自身の務めに加えて国王のことも補佐するというものだ。

綿密なスケジュールが組まれる

王室専門家のアンジェリーナ・ルヴィーンによると、王妃の公務は多岐にわたるため、その生活もとても精緻に組み立てられているのだという。ルヴィーンは「日々のあらゆる瞬間が細かくスケジュールされています」と語っている。

週末も公務に従事

このスケジュールは、普通のひとの労働スケジュールよりもかなり濃密なものになることも稀ではない。多くの人にとっては個人的な時間とされている週末さえ、分単位で公務が組み込まれていることもしばしばだ。

 

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家族のための時間も確保

その忙しさにもかかわらず、カミラ王妃は常に家族のための時間を確保するよう気をつけている。子供たちや孫たちのことが何よりも大事なのだ。だが、多忙ゆえ、そういった時間は忙しい日々のスケジュールの合間を縫う形にならざるを得ない。

孫とゲームで遊ぶ

たとえば、孫娘との過ごしかたもそうだ。2022年に王妃は、孫娘とは単語ゲームの「Wordl」を通じて心を通わせていると述べたことがある。「Wordl」は5文字の単語のスペルを当てる日替わりのミニゲームだが、王妃は「毎日孫娘と一緒にWordlをやっています」と『Hello!』誌に語っている。

朝食を重視

王妃の朝は、タンパク質に富んだ栄養たっぷりの食事から始まる。特によく用いられるのは卵であり、王妃だけでなくチャールズ3世も卵が大好きだという。ウェブサイト「The List」が伝えている。

レシピも公開

『Hello!』誌によると、カミラ王妃は特に、チーズ入りのベイクドエッグがお気に入りだという。卵とチーズだけでなく、栄養豊富な野菜も入った健康志向のものだ。公式インスタグラムでレシピも紹介されているので、自宅で作ってみることもできる。

ユーモアも発揮

朝食の後(あるいは、朝食の最中から)、一日が始まる。王妃の一日は全英国人と同様、謝罪から始まる。王妃はへりくだるような謝罪をユーモラスに使いこなしており、たとえば2022年には『ヴォーグ』誌で、写真家のジェイミー・ホークスワースに「すみませんね、朝からこんな年寄りを撮らせちゃって」と言ったと語っている。

面会の合間を縫っての食事

こうして一日の最初のタスクをこなした王妃は、早くも次の公務に向かう。公務と公務の間の時間はとてもタイトで、英国版『ヴォーグ』誌によると、王妃は隙間時間にちょっとしたスープとライスケーキを口にすることしかできないほどだという。こうして、王妃は一日の間にできる限り多くの人と面会することになる。

王妃にとっては慣れたもの

とはいえ、その程度のことは王妃にとっては慣れたものだ。名家に生まれたカミラ王妃のこと、皇太子時代のチャールズ3世と結婚したときからイギリス国王の妻としての勤めがどのようなものになるかは十分わかっていた。

奉仕する役割

癌患者の支援団体を運営し、デイムの称号も持つローラ・リーはこう語っている:「たしかに王妃は王室の外部からやってきましたが、王族の一員として人々の生活に影響を与えるというのがどういうことか、しっかりと理解していました。王族は人々に奉仕する存在であり、与え、与え返すものだということを」

夫婦の時間

もちろん、そんな公務の合間にも夫婦の時間は必要だ。王妃は英国版『ヴォーグ』誌で自身の日常について語った際、こう述べている:「難しい日もありますが、できるだけ毎日ふたりの時間を取っています」

お茶を飲み、その日のことを話し合う

王妃はこう続けている:「一瞬しか時間が取れない日もあります。ですが、いつも一緒に腰を下ろしてお茶を飲み、その日のことについて話し合うんです」

ふたりでいられるだけでいい

「ふたりの時間の理想的な過ごし方は、お互いに部屋の隅に座って、それぞれ別の本を読んだりすることです。言葉を交わす必要もないのがとても心地よいのです。ふたりでただ座って、共にいるだけでいいことが」

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