脱毛症の悩みを明かした女性セレブたち
脱毛症に悩まされるのは男性だけではない。ストレスや自己免疫疾患など、さまざまな原因により、女性でも脱毛が引き起こされることがあるのだ。そこで、ジェイダ・ピンケット・スミスやナオミ・キャンベルといったセレブたちは自身の経験を公言することで、同じトラブルを抱える女性たちを勇気づけようとしている。
2011年、米国人モデルのタイラ・バンクスは『ウォール・ストリート・ジャーナル』誌のインタビューの中で、小説『Modelland』の執筆を終えたころに「ストレスで軽い脱毛症になってしまいました」と明かした。
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ブラジル人トップモデル、サラ・サンパイオの場合、眉毛に悩みを抱えているようだ。あるInstagramユーザーが眉毛のメイクについて尋ねたところ、サラは「眉毛には触らないようにしています。私には抜毛癖があり、ついつい眉毛を抜いてしまうので、ハゲている部分はアイブロウペンシルで隠しています」と答えたのだ。
ストレスで脱毛症に悩まされた時期があるという米国人女優のヴィオラ・デイヴィスはエンタメサイト「Vulture」のインタビューの中で、「ある日、目が覚めると髪がトサカのようになっていて、頭頂部には大きなハゲがありました。なんだこれ、と思いましたよ」とコメント。「よく調べて医師の診断を受けた結果、円形脱毛症だと分かりました」とのこと。
英国のテレビ司会者ゲイル・ポーターは汎発性脱毛症を患っている。これは頭髪や眉毛、まつげなど、全身の毛が抜け落ちてしまう自己免疫疾患だ。ゲイル本人も自身の脱毛症について事あるごとに触れており、『ガーディアン』紙のインタビューでは「赤ちゃんは私を見ると泣きやむんです。そっくりだからでしょうか」とコメントしている。
ウィル・スミスの妻、ジェイダ・ピンケット・スミスがここ数年、脱毛症に悩まされているのは周知の事実だ。自身が司会を務めるトーク番組『Red Table Talk』では、「ある日、シャワーを浴びていたら手の中に髪の毛がごっそり残っていて、『わたし、ハゲちゃうの?』と思いました。本当にぞっとして…… だから、髪をすべて剃ってしまうことにしたんです。今もそうしていますよ」と明かしている。
英国人歌手のジェシー・ネルソンも、脱毛症の悩みについて公言したことがあるセレブのひとりだ。2012年に『Fabulous』誌上で「髪の毛が抜け始めたのは、たしか13歳のころからです」と明かしたのだ。
米下院のアヤンナ・プレスリー議員も自己免疫疾患による脱毛症に悩まされていたが、2020年にウィッグをはずす決断を下した。いわく: 「心の準備はできています。秘密や恥ずかしさから解放されたいんです」
異形成腎をはじめ、持病を多数抱える女優のサラ・ハイランド。2019年にエンタメサイト「Refinery29」上で語ったところによれば、最近は薬の副作用で髪が抜けてしまいがちなのだそうだ:「薬などの影響で髪の毛が抜けてしまうことがあります。だから、ヘイリー(『モダン・ファミリー』のキャラクター)を演じたときは、エクステを着けていました」
これまでに何度も脱毛症に悩まされてきたクロエ・カーダシアン。原因はさまざまだが、はじめての脱毛症は父の死が引き金だったという: 「父が亡くなり、髪の大半が抜け落ちてしまったときマイシャ(美容師)が、まだ残っていた髪を使って素晴らしいエクステを作ってくれました」また、『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』では、新型コロナウイルスに感染したために髪の毛が抜けてしまったことを明かしている。
米国人女優のアリッサ・ミラノもまた、新型コロナウイルスによって脱毛症になってしまったことがあるとSNS上で語っている。
『WWD』誌で、最近は髪が細く、薄くなりつつあることを明かしたクリスティン・デイヴィス。そこで、髪のケアや脱毛対策用の製品を開発している企業のアンバサダーに就任したそうだ。
トップモデルのナオミ・キャンベルも『ES』誌上で、「エクステのせいで髪が抜けてしまったことがあるので、今では髪をもっと大切に扱うようになりました」と語ったことがある。
『ピープル』誌上で「3ヵ月ほど前から髪が抜け始めたんです。私はエクステが好きではないので、ハゲてしまうかもしれません」と語ったセルマ・ブレア。引き金は出産だったそうだ。
リアリティー番組『メイド・イン・チェルシー』で知られるオリヴィア・ベントレー。2019年に『Cosmopilitan』誌上で語ったところによれば、16歳のころマジョルカ島で休暇を過ごしているときに脱毛が始まったそうだ:「シャワーを浴びるたびに、髪がごっそりと抜けて手の中に残るんです。ひどいものでした」
女優のネーヴ・キャンベルは2011年に『デイリー・メール』紙のインタビューの中で、23歳のころに脱毛症に悩まされたことがあると明かした:「働きづめで、離婚も考えていました。ストーカーから脅迫メールもありました。こういったストレスが重なって、髪が抜け落ちるようになってしまったんです。ずっと人生バラ色だったわけではありません」
リア・ミシェルは第1子のエヴァー・レオが誕生したのち、抜け毛がたくさん手に絡んだ写真を投稿。「産後の脱毛って本当にあるんですよ」とコメントした。
もちろん、歳を重ねれば、これと言った理由がなくとも髪が薄くなってしまうことは珍しくない。米国人女優のロージー・オドネルは2016年、Twitter(現X)上にハゲてしまった部分の写真を投稿し、「男性型脱毛症ですって…… 歳をとるって滑稽ですね」とコメントを付した。
英国人女優ステファニー・デイヴィスは『OK』誌上で、自身の脱毛症についてこう語っている:「まるで自分が自分でないような気がして、何度も泣きました」そこで、ウィッグやエクステを利用していたが、最終的には植毛をすることにしたそうだ。