NHK紅白歌合戦:今年初出場を決めた10組
2024年も師走を迎え、あとわずかとなった。大みそか恒例のNHK番組『紅白歌合戦』について、気になる出場者が11月19日に発表された。
合計41組の出場歌手のなか、初出場は紅組3組、白組7組の計10組となった。紅白歌合戦への出場という念願を叶えた、アーティストたちを詳しく見ていこう。
画像:写真AC
なお今年の司会者は、お笑いタレントの有吉弘行、俳優の橋本環奈、伊藤沙莉と鈴木奈穂子アナウンサーの4名。有吉と橋本は昨年に引き続き、伊藤と鈴木アナウンサーは初めて紅白の司会を務めることとなる。
韓国のオーディション番組から生まれた5人組のガールズグループ 「ILLIT(アイリット)」。グループ名の由来は、自主的で積極的な意志という意味を持つ「I WILL」と、特別な何かを意味する代名詞の「IT」を合わせて作られたもので、何にでもなれる潜在力と期待感が込められているそう。
過去に「JO1」や「INI」をデビューさせた、日本最大級のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」シリーズの第3弾を通じてデビューした「ME:I(ミーアイ)」。グループ名には「未来のアイドル」という意味が込められた11人組のガールズグループである。
画像:ME:I公式Instagram
突如現れた謎のシンガーソングライター、「tuki.(つき)」。13歳からTikTokで弾き語りを開始し、現在⾼校1年⽣、15歳ということ以外素顔も本名も明かされていない。
画像:tuki.公式Instagram
人気アイドルグループKing&Princeの元メンバー3人で結成された、ダンスボーカルグループ「Number_i(ナンバーアイ)」。2025年1月のデビュー1周年を目前に控え、パフォーマンスへの期待が高まる。
グローバルに活躍する韓国の5人組アイドルグループ「TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)」。「TXT」の略称で親しまれており、2019年3月のデビューから最短期間で日本4大ドームツアーを開催した、人気上昇中のK-POPボーイズグループである。
ユニークな振り付けと歌詞が人気の5人組の男性アーティスト「Da-iCE(ダイス)」。4オクターブを誇るツインボーカルの存在が大きな特徴である。
SOSを意味する歌詞や「ギリギリダンス」が人気を呼んだ「はいよろこんで」のこっちのけんと。俳優の菅田将暉の実弟であることでも知られており、アカペラの技術を武器にした高い歌唱力と、自由な音楽性が特徴だ。
画像:こっちのけんと公式Instagram
DJ松永とR-指定の2人によるヒップホップユニット「Creepy Nuts(クリーピーナッツ)」。印象的なサビのフレーズと高速のラップが話題となり、「Bling-Bang-Bang-Born」は全世界的ヒットを果たした。
画像:Creepy Nuts公式Instagram
男性3人組のバンドOmoinotake。TBSドラマ「Eye Love You」の主題歌として書き下ろした「幾億光年」が大ヒットを記録している。
画像:Omoinotake公式Instagram
ポップスだけでなく演歌・歌謡曲系の顔も持つ新浜レオン。所ジョージが作詞作曲、とんねるずの木梨憲武がプロデュースを担当した「全てあげよう」がロングヒットを記録した。
画像:新浜レオン公式Instagram
ちなみに、今年の出場歌手のうち出場回数が最も多いのは紅組の石川さゆりの47回だ。
一方の白組は、郷ひろみの37回が最多となっている。