米テレビ界を総括する2022年エミー賞のベストルックス
「ヴァレンティノ」の崇高なブラックドレスに「ブルガリ」のジュエリーをまとったゼンデイヤ。『ユーフォリア/EUPHORIA』でみごと主演女優賞(ドラマ部門)を受賞した。
なめらかなシルエットを描く「ジョルジオ アルマーニ」のドレスに「カルティエ」のジュエリーを身に着けたアマンダ・サイフリッド。リミテッドシリーズ部門で主演女優賞を受賞。
「パム&トミー」でノミネートされたリリー・ジェームズは「アトリエ ヴェルサーチ」のドレス姿を披露。
「イカゲーム」で一世を風靡したチョン・ホヨンはスリットの深く入った「ルイ・ヴィトン」をセレクト。
エミー賞授賞式で最も人気の高いブランドのひとつとなったのが「クリスチャン・シリアーノ」。シアトル出身のジーン・スマートもシリアーノのドレスで会場に姿を現した。
俳優間で今年の人気カラーとなったのはホワイト。「メディア王 〜華麗なる一族〜」で助演男優賞を手にしたニコラス・ブラウンも「ディオール」のホワイトスーツを選び、「フレッド・レイトン」のジュエリーを合わせた。
透ける素材の「ディオール」をまとったソフィー・サッチャー。この日最も挑発的なルックスのひとつとなった。
ラインストーンをあしらった「ディオール」のドレスで登場したアレクサンドラ・ダダリオ。そのエレガントな姿はSNSでも称賛を集めた。
「ドルチェ&ガッバーナ」の個性的でアシンメトリーなドレスにも喝采が送られた。
「シャロン・ロング」のブラックとピンクを大胆に組み合わせた壮麗なルックスを選んだのはエル・ファニング。
『ソウルグッドマン』で知られるボブ・オデンカークはクラシカルな「ディオール」でトータルコーディネート。
米テレビスター、ラバーン・コックスは「ジャンポール・ゴルチエ」の2022年秋冬クチュールコレクションからブラックをセレクト。
『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』でパワフルな歌声を披露した米女優ハンナ・ワディンガムは「ドルチェ&ガッバーナ」で周囲を圧倒した。
『オザークへようこそ』のジュリア・ガーナーは「グッチ」のドレスに「スワロフスキー」のジュエリーで印象的に。
「オスカー・デ・ラ・レンタ」によるみごとな花柄のケープドレスに「フレッド・レイトン」のジュエリーを合わせたシドニー・スウィーニー。
ベテラン女優は「アルマーニ」のゴージャスな一枚に「ティファニー」のジュエリーで輝きを放った。
英俳優ニコラス・ホルトは「ディオール」のベルボトムスーツに「ブリオニー・レイモンド」のジュエリーで人々を振り返らせた。
『オザークへようこそ』で主演女優賞にノミネートされたローラ・リニーはクリスチャン・シリアノのフリルドレスで登場。
『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』のアンドリュー・ガーフィールドもホワイトをセレクト。イタリアを代表する「エルメネジルド ゼニア」のスーツに、アーネットの眼鏡を合わせた。
「エリー ・サーブ」のアシンメトリーなドレスにブラックタイツでコントラストを効かせたケリー・ワシントン。
自らが主宰する「ジーナ・デイヴィス・インスティテュート」の活動に対して知事賞を受賞したジーナ。「ラニ・ザケム」の鮮やかなイエロードレスで登壇した。
ニューヨークを拠点とするブランド「ナイーン・カーン」のアシンメトリーなレッドドレス。この日最も大胆なドレスの一つとなった。
近未来的なカットのドレスは「ククレッリ・シャヒーン」から。ドレスを引き立てるエレガントなロンググローブはこの冬に大ヒットしそう。
『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』の監督M・J・デラニーはコロンビアのメゾン「キカ・バルガス」をセレクト。ボリュームのある鮮やかなオレンジのドレスで登場した。
女優兼監督のエイミー・ポーラーは「ホルストン」のドレスで姿を現し、この日もっとも話題を呼んだルックスのひとつになった。
『HACKS(ハックス)』の女優は「ロダルテ」のシンプルなブラックドレスに、ブリオニー・レイモンドのジュエリーを身にまとった。
『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』で注目を集めた俳優ウィル・ポールター。「ディオール」のブラックスーツで会場の人々を魅了した。
テレビ界の伝説的女優のために「ルイ・ヴィトン」が手掛けたオリジナルのツーピースドレスも高く評価された。
「フェンディ」のドレスで優雅に登場したクリスティーナ・リッチ。その姿に人々から感嘆のため息がもれた。
今年のオスカー助演女優賞を受賞したアリアナ・デボースはネパール出身のデザイナー、プラバル・グルンの浮遊感のあるドレスで登場。
ピンクがお気に入りカラーのケイリー・クオコは「ドルチェ&ガッバーナ」の鮮やかなミニドレスにブシュロンのジュエリー、足元は「スチュアート・ワイツマン」で会場に降臨。
「パメラ・ローランド」の一着を「カルティエ」のジュエリーで仕上げたレイチェル・ブロズナハン。この日の話題をさらったルックスの一つとなった。
カナダ出身の女優サンドラ・オーは「ロダルテ」の70年代風スタイルで登場。
マギー・ギレンホールはクラシカルな「ディオール」のオートクチュール、ピーター・サースガードも同じく「ディオール メン」のタキシードで盛装のお手本を示した。
「エトロ」と「Or & Elle」の組み合わせに、「Anne Sisteron」のジュエリーをセレクトした米俳優ボウエン・ヤン。
革新的な「クリストファー・ケイン」のドレスに、ジュエリーはDale Novick、Larissa Moraes、Luis Morais、Nicole Rose、White/Spaceを着用したジャスミン。
おとぎ話のプリンセスを思わせる「クリスチャン・シリアーノ」のドレスをまとって登場したのはニュージーランド出身の女優メラニー・リンスキー。
米女優コニー ブリットンは「モニーク・ルイリエ」から鮮やかなロングガウンをセレクト。
「ドルチェ & ガッバーナ」の煌めくスーツで登場したコールマン・ドミンゴはこの夜のベスト3 に挙げられた。
第 74 回エミー賞授賞式で司会を務めた南アフリカ出身のコメディアン、トレバー・ノア。「グッチ」のスーツに「カルティエ」のジュエリーを合わせ、いつもながら完ぺきないでたちを披露した。