生涯で4回以上結婚した銀幕のスターたち

恋多き銀幕のスターたち
ザ・ザ・ガボール:結婚9回(前半)
ザ・ザ・ガボール:結婚9回(後半)
エリザベス・テイラー:結婚8回(前半)
エリザベス・テイラー:結婚8回(後半)
ラナ・ターナー:結婚8回(前半)
ラナ・ターナー:結婚8回(後半)
ラリー・キング:結婚8回(前半)
ラリー・キング:結婚8回(後半)
ミッキー・ルーニー:結婚8回(前半)
ミッキー・ルーニー:結婚8回(後半)
リチャード・プライヤー:結婚7回(前半)
リチャード・プライヤー:結婚7回(後半)
ビリー・ボブ・ソーントン:結婚6回(前半)
ビリー・ボブ・ソーントン:結婚6回(後半)
トニー・カーティス:結婚6回(前半)
トニー・カーティス:結婚6回(後半)
ルー・マクラナハン:結婚6回
ゲイリー・オールドマン:結婚5回
エディ・フィッシャー:結婚5回
ケニー・ロジャース:結婚5回
マーティン・スコセッシ:結婚5回
ジョーン・コリンズ:結婚5回
ジョーン・クロフォード:結婚4回
恋多き銀幕のスターたち

ハリウッド黄金期から現在にいたるまで、映画スターたちの度重なる結婚と離婚は世間をおおいに賑わせてきた。今回はとりわけ多くの愛を経験したセレブたちを見ていこう。

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ザ・ザ・ガボール:結婚9回(前半)

女優ザ・ザ・ガボールが初めて結ばれたのは1935年のことで、相手はトルコの外交官ブルハン・ベルガだった。しかし、1941年に離婚。次なる夫はヒルトンホテル創業のコンラッド・ヒルトン。以下、英国の俳優ジョージ・サンダース(1949年〜1954年)、銀行家のハーバート・ハトナー(1962年〜1966年)、石油王ジョシュア・S・コスデン・ジュニア(1966年〜1967年)と配偶者が変わっていった。

ザ・ザ・ガボール:結婚9回(後半)

1975年、ザ・ザ・ガボールは玩具デザイナーのジャック・ライアンと結ばれるが、翌年1976年に別れる。同年、弁護士のマイケル・オハラとゴールインするも、1983年に破局。その同じ年、俳優のフェリペ・デ・アルバと愛を誓いながら、翌日に婚姻が無効となる。1986年、フレデリック・プリンツ・フォン・アンハルトの妻となり、ザ・ザ・ガボールに死が訪れる2016年まで二人は添い遂げた。

エリザベス・テイラー:結婚8回(前半)

リズの愛称で親しまれるエリザベス・テイラーは、18歳のときに初めて結婚した。相手はコンラッド・ヒルトン・ジュニア(コンラッド・ヒルトンの長男)。しかし翌年、婚姻関係は解消される。2度目に愛を誓ったのは20歳のときだった。新郎は英国の俳優マイケル・ワイルディング(写真)。夫婦には子供が2人生まるが、4年後にまた独身になる。その後、映画プロデューサーのマイケル・トッドと結ばれたもののも、翌年の飛行機事故で新婚の夫は亡くなってしまう。テイラーにとって3人目の子供がトッドとの間に誕生している。

エリザベス・テイラー:結婚8回(後半)

4度目の相手は、亡き夫トッドの親友で歌手のエディ・フィッシャー。実はフィッシャーの前妻は、リズの親友デビー・レイノルズ(映画『雨に唄えば』などで知られる女優)だった。5度目と6度目の相手はリズにとって宿命の相手となったリチャード・バートン(写真)である。このときに養子をひとり迎えている。7人目の夫は上院議員のジョン・ウィリアム・ウォーナー、8人目は土木作業員のラリー・フォーテンスキーで、1996年にまた独身に戻った。

ラナ・ターナー:結婚8回(前半)

ラナ・ターナーは1940年、ジャズ・クラリネット奏者のアーティ・ショウと結ばれるが、その数ヶ月後に離婚している。その後、1942年に俳優のスティーヴン・クレインと愛を誓うも翌年別れ、すぐまた再婚してその翌年にまた別れた。クレインとの間には娘が1人生まれている。1948年、資産家のヘンリー・J・タッピング・ジュニアと一緒になるが、1952年にふたたび独身となる。

ラナ・ターナー:結婚8回(後半)

次にラナ・ターナーの夫になったのは、米映画シリーズ『ターザン』の10代目ターザンとして知られている俳優レックス・バーカーだった。のべ5人目の夫にあたるこの俳優とは、1953年から1957年まで一緒に過ごした。その後、1960年から1962年までプロデューサーのフレッド・メイと、1965年から1969年まで実業家のロバート・イートンと婚姻関係にあった。この実業家と別れてすぐ、8人目の夫にあたる催眠術師のロナルド・ペラーと一緒になったが、1972年にふたたび独り身に戻り、1995年に74歳でこの世を去った。

ラリー・キング:結婚8回(前半)

テレビ司会者として人気を博したラリー・キングは、1952年にフレダ・ミラーと結ばれたが、翌年この婚姻は取り消しとなった。その後、1961年にアネット・ケイと一緒になるも、一年もたたないうちに破局。ケイとのあいだに息子のラリー・ジュニアが誕生している。その同じ年、高級クラブ「プレイボーイ・クラブ」でバニーガールとして働いていたエイリーン・エイキンズとゴールイン。男の子が生まれたが、1963年にまた独り身となる。

ラリー・キング:結婚8回(後半)

その後、ラリー・キングはミッキー・サトフィンと1963年に結ばれて娘をひとり授かるも、1967年に離婚している。その同じ年、元妻エイリーンと元の鞘に戻り、養女をひとり迎えるが、1972年にふたたび別れを経験する。ややあってから、1976年にシャロン・レポーが6人目の妻となり、7年間苦楽をともにしたのち別れる。1989年から1992年までは、ジュリー・アレクサンダーと一緒だった。そして最後に、1997年にショーン・サウスウィックと結ばれ、2人の子供をもうけたが、2019年にラリー・キングは独身に戻り、2021年に鬼籍に入ることになった。

ミッキー・ルーニー:結婚8回(前半)

俳優ミッキー・ルーニーは1942年に女優のエヴァ・ガードナー(写真)と夫婦になったが、はや翌年に破局を迎えた。その後、歌手のベティ・ジェーン・ベイカーと1944年に結ばれて子供が2人生まれたが、1949年に別れている。同年、女優マーサ・ヴィッカーズと一緒になり、息子を1人さずかるも、1951年にまた独身に戻る。1952年には女優エレーン・デヴリーと結婚。子供2人に恵まれるが、1958年に夫婦は別れる。

ミッキー・ルーニー:結婚8回(後半)

ミッキー・ルーニーが次に愛を誓った相手は、モデルのキャロリン・ミッチェル(出生名:バーバラ・アン・トマソン)だった(写真)。4人の子供をさずかったが、この結婚は1966年に悲劇的な幕切れを見た。キャロリン・ミッチェルが不倫相手と一緒に命を絶ったのである。同じ年、ミッキー・ルーニーはマージ・レーンと結ばれるも、翌年別れる。その後、1969年、キャロライン・ホケットが7人目の妻となり、子供を2人さずかったが、1975年に離婚。そして最後に1978年、彼はジャン・シャンベルランと結婚し、2014年の死まで連れ添った。

リチャード・プライヤー:結婚7回(前半)

リチャード・プライヤーの最初の結婚相手はパトリシア・プライス(写真)だった。1960年のことである。夫婦は息子をひとりさずかり、1961年に離婚した。その後、プライヤーはシェリー・ボーナスと1967年に結ばれ、娘をひとりさずかるも、1969年に離婚する。1977年、今度はデボラ・マクガイアと一緒になるが、翌年に別れている。

リチャード・プライヤー:結婚7回(後半)

リチャード・プライヤーはそれから、1981年にジェニファー・リーと結ばれ、翌年に破局。その後、1986年にフリン・ブレインと結婚し、2人の子供をもうけるが、1987年に離婚する。1990年、再びフリン・ブレインと一緒になるが、その翌年に別れた。2001年、今度は元妻ジェニファー・リーと再婚を果たし、2005年にこの世を去った。

ビリー・ボブ・ソーントン:結婚6回(前半)

ビリー・ボブ・ソーントンの最初の結婚相手は、女優メリッサ・リー・ガトリンだった。1978年に籍を入れて娘がひとり生まれたが、1980年に離婚。次にトニ・ローレンスと1986年に結ばれ、2年後に破局。1990年、女優のシンディ・ウィリアムズと一緒になるも、1992年に独身に戻る。

ビリー・ボブ・ソーントン:結婚6回(後半)

1993年、ビリー・ボブ・ソーントンはピエトラ・ドーン・チェルニアックと結婚し、子供が2人生まれたが1997年にふたたび独身に。ソーントンの最も有名な相手は2010年に結婚したアンジェリーナ・ジョリーだが、2013年に離婚。そして2014年、女優コニー・アングランドと結婚した(写真)。アングランドとは安定した関係を現在まで続けているようである。

トニー・カーティス:結婚6回(前半)

トニー・カーティスの最初の結婚は、1951年に女優ジャネット・リーとしたものだった(写真)。夫婦の間にはジェイミー・リー・カーティスを含め、娘が2人生まれたが、1962年に離婚を迎えた。1963年、トニー・カーティスはドイツの女優クリスティーン・カウフマンと結ばれる。やはり娘が2人生まれたが、1968年に離婚した。

トニー・カーティス:結婚6回(後半)

1968年、カーティスはレスリー・アレンと一緒になる。息子が2人生まれるが、1982年に離婚。次の相手はアンドレア・サヴィオで、1984年から1992年まで結婚生活を続ける。1993年、カーティスはリサ・ドイチュと結ばれるが翌年に離婚。最後は1998年のジル・ヴァンデンバーグとの結婚で、2010年に彼が死ぬまで連れ添った。

ルー・マクラナハン:結婚6回

女優ルー・マクラナハンの初婚は1958年のときで、相手はトム・ビッシュだった。息子が1人生まれたが、1959年に離婚している。マクラナハンは次の夫にノーマン・ハートウェグを選び、この結婚は1959年から2年続いた。1964年、ピーター・デマイオと結ばれ、結婚生活は7年間続く。その後、ガス・フィッシャーと1976年に結ばれるが、1979年に離婚。1984年に籍を入れたトム・キールとは1年で離婚。そして最後に、1997年、ルー・マクラナハンはマロウ・ウィルソンと結婚し、2010年にこの世を去るまで連れ添った。

ゲイリー・オールドマン:結婚5回

ゲイリー・オールドマンの最初の妻は女優レスリー・マンヴィル、1987年の結婚だった。息子がひとり生まれるが、1990年に離婚した。それからオールドマンは、女優ユマ・サーマンと1990年に結ばれるも、わずか2年しか続かなかった。1997年、今度はモデルのドーニャ・フィレオレンティーノと結婚。子供が2人生まれたが、2001年に独身に戻る。2008年、英国の歌手アレクサンドラ・エデンボローと一緒になり、その後7年間連れ添った。そして最後に、2017年、作家でアートキュレーターのジゼル・シュミットと愛を誓う。この結婚は今のところうまくいっているらしい。

エディ・フィッシャー:結婚5回

エディ・フィッシャーの最初の妻はデビー・レイノルズで、2人は1955年に結婚した。夫婦の間には子供が2人生まれたが(女優キャリー・フィッシャーはそのひとり)、1959年に離婚した。その年、フィッシャーはレイノルズをそでにしてエリザベス・テイラーのもとへ走ったのだ。しかしリズとは1964年に別れている。それから彼はコニー・スティーヴンスと1967年に結婚する。娘が2人生まれるが、1969年に離婚した。1975年、エディ・フィッシャーはテリー・リチャードと結婚。しかし1年間しか続かなかった。人生最後となる5回目の結婚は1993年に成立し、妻ベティ・リンとは彼が亡くなる2001年まで添い遂げた。

ケニー・ロジャース:結婚5回

ケニー・ロジャースは1958年にジャニス・ゴードンと結ばれる。娘がひとり生まれるが、1960年に離婚。同じ年、ジーン・ロジャースと一緒になり、夫婦生活は3年間続いた。1964年、マーゴ・アンダーソンと結婚。息子がひとり生まれ、1976年に離婚する。1977年、マリアンヌ・ゴードンと結ばれ息子がひとり生まれ、1993年に離婚。最後に1997年、ワンダ・ミラーと一緒になった。双子の兄弟が生まれ、ケニー・ロジャースが2020年に亡くなるまで夫婦は連れ添った。

マーティン・スコセッシ:結婚5回

マーティン・スコセッシの最初の妻はラレイン・ニューマンで、1965年に結婚した。娘がひとり生まれたが、1971年に別れる。スコセッシはそれから、1976年に作家のジュリア・キャメロンと結ばれる。娘を1人さずかり1977年に破局を迎える。1979年、スコセッシは女優イザベラ・ロッセリーニと愛を誓い、この結婚は3年続く。次にスコセッシはプロデューサーのバーバラ・デ・フィーナと1985年に一緒になり、1991年に別れている。そして最後に、1999年、スコセッシはヘレン・モリス(写真)と結婚。この結婚はこれまでで一番長く続いている。

ジョーン・コリンズ:結婚5回

ジョーン・コリンズは1952年にマックスウェル・リードと結婚し、その4年後に離婚した。その後、歌手で俳優のアンソニー・ニューリーと1963年に結ばれ、子供を2人もうけるが1971年に別れた。1972年、実業家のロン・カスと一緒になり娘が1人生まれるも、夫婦は1983年に離婚。1985年、スウェーデンの歌手ピーター・ホルムと愛を誓ったものの2年で破局。それからしばらく独身生活を送ったのち、2002年にパーシー・ギブソンと結婚し、長期にわたって安定した関係を維持、現在にいたる。

ジョーン・クロフォード:結婚4回

ジョーン・クロフォードはダグラス・フェアバンクス・ジュニアと1929年に結婚したが、その4年後に離婚した。その後クロフォードはフランチョット・トーンと1935年に結ばれ、1939年に離婚する。1942年、俳優フィリップ・テリーと一緒になり、養女を1人迎えるが、1946年にまた離婚。ジョーン・クロフォードの最後の結婚は、1955年にペプシコーラ社の社長アルフレッド・スティールとしたものだった。アルフレッド・スティールは彼女の夫として1959年にこの世を去った。

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