役作りでアッと驚く変貌を遂げた俳優たち
女優のアン・ハサウェイも映画『レ・ミゼラブル』でファンティーヌ役を演じるために大変身。観客の期待に応えるのは大変である。
『ケープ・フィアー』のロバート・デ・ニーロ。彼が大変身したおかげで、映画も大成功。
映画『めぐりあう時間たち』でニコール・キッドマンが見せた変装は大成功。付け鼻をつけた彼女はもはや誰だかわからないほど。この映画のヴァージニア・ウルフ役でニコール・キッドマンはオスカー賞を獲得。
映画『キャスト・アウェイ』でトム・ハンクスが見せた変身ぶりがこちら。彼がリアルなロビンソン・クルーソーを体現したことでこの映画は伝説になったが、彼自身もまた映画界の伝説である。
役に合わせて姿を変えるのが得意なクリスチャン・ベール。『アメリカン・ハッスル』では、70年代の詐欺師を演じるために髪を減らして体重を増やした。
監禁事件の被害者となったナターシャ・カンプッシュの自叙伝『3096日』を映画化するにあたり、主役を演じることになったアントニア・キャンベル。げっそり痩せた彼女を心配する声も上がったが、映画は成功。大きな賭けだった。
映画『The Killing of John Lennon』に出演するため、文字通りの変身を遂げたジャレッド・レト。あまりにも見事に体重を増やしたため、ジョン・レノン殺害の犯人、マーク・チャップマン役を演じるレトは、一見誰だかわからないかもしれない。
『モンスター』でシャーリーズ・セロンが見せた変身も凄まじいものがある。誰だかわからなくなるほどの変貌ぶりでアカデミー主演女優賞とゴールデングローブ賞を受賞し、努力は報われた。
映画『G.I.ジェーン』で特殊部隊員を演じたデミ・ムーア。丸刈りの頭と逞しく鍛えられた肉体を見せつけたこの役は、彼女のキャリアの中でも際立っている。
映画『Hunger/ハンガー』のために断食をしたマイケル・ファスベンダー。なんと14kgも痩せたとか。
言わずと知れたスーパーヒーロー、バットマンを演じたことで知られるクリスチャン・ベールだが、『マシニスト』に必要なのはやせ衰えた機械工の姿。そのため、ハードなダイエットに挑み、3ヶ月で28kg痩せたという。
有名映画『レクイエム・フォー・ドリーム』に出演したエレン・バースティン。薬物依存で精神を病んだ若い女性を演じたバースティンの渾身の演技は、批評家たちからの高い評価によって報われた。
『ダラス・バイヤーズクラブ』でHIVに感染したテキサスの電気技師を演じるため、激しいダイエットを行ったマシュー・マコノヒー。2014年に主演男優賞でオスカーを受賞して、努力が報われた。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップ。彼の独特な服装と強烈なキャラクターが、この映画のカルト的人気に一役買ったのは間違いない。
またもや変身を見せたシャーリーズ・セロン。最近の映画『タリーと私の秘密の時間』ではキャラクターに説得力を持たせるため、体重をかなり増やしたのだ。
映画『レイジング・ブル』で50年代のアメリカ人ボクサー、ジェイク・ラモッタを演じるため、ロバート・デ・ニーロは再び筋肉を鍛えて大変身を遂げた。