クリスマスにおすすめの人気映画21選

『3人のゴースト』(1988年)
『ポーラー・エクスプレス』(2004年)
『シザーハンズ』(1990年)
『ラブ・アクチュアリー』(2003年)
『シングル・オール・ザ・ウェイ』(1996年)
『アナと雪の女王』(2013年)
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993年)
『ホーム・アローン』(1990年)
『グリンチ』(2000年)
『グレムリン』(1984年)
『アナと雪の女王2』(2019年)
『天使のくれた時間』(2000年)
『エルフ ~サンタの国からやってきた~』(2003年)
『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)
『アーサー・クリスマスの大冒険』(2011年)
『スイッチング・プリンセス』(2018年)
『くるみ割り人形と秘密の王国』(2018年)
『クロース』(2019年)
『バッドサンタ』(2003年)
『クランク家のちょっと素敵なクリスマス』(2004年)
『素晴らしき哉、人生!』(1946年)
『3人のゴースト』(1988年)

クリスマス気分を盛り上げるにはいろいろな方法があるが、クリスマスを題材にした映画を観るのがおすすめ。

たとえば、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』を現代風に解釈したのが、ビル・マーレイが主役を演じる『3人のゴースト』。わきを固めるのは、ロバート・ミッチャム、カレン・アレン、ジョン・グローヴァー。クリスマスの昼下がりにぴったりの一本だ。

『ポーラー・エクスプレス』(2004年)

ロバート・ゼメキス監督の映画はいずれも上質なエンターテイメントに仕上げられている。トム・ハンクスが主演となるとなおさらだ。クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本が原作の『ポーラー・エクスプレス』は、サンタクロースを信じられなくなった少年のもとに蒸気機関車がやってきて、それに乗り込み北極点に向かうという物語。トム・ハンクスは車掌役をはじめ4役に挑戦している。全編フルCGアニメーションだが、キャラクターの動きや表情は実際の俳優の撮影映像をもとにしている。

『シザーハンズ』(1990年)

ティム・バートン監督の『シザーハンズ』は孤独な心をそっと慰めてくれるクリスマス映画だ。ジョニー・デップとウィノナ・ライダーは90年代の映画における最もロマンティックなカップルだろう。

『ラブ・アクチュアリー』(2003年)

むずかしいことは抜きにして、たまには『ラブ・アクチュアリー』のような「愛はそこかしこにある」的世界にどっぷり浸るのも悪くない。複数の恋物語がクリスマスに向かって、どこかで繋がりを持ちながら展開していく。サウンドトラックには往年の名曲が使われており、エピローグでビーチ・ボーイズの「神のみぞ知る」が流れる。

『シングル・オール・ザ・ウェイ』(1996年)

アーノルド・シュワルツェネッガーはアクションだけではなくコメディでも抜群のセンスを発揮するが、この映画もその好例である。息子のクリスマスプレゼントに「ターボマン」のフィギュアを約束したシュワは、そのことをすっかり忘れており、クリスマス・イヴに駆け込みでおもちゃ屋を回ることになる。彼と同じような窮地に立たされている男がやはり他にもいて(演じるのはシンバッド)、壮絶なフィギュア争奪戦が始まる。息子を演じるのはジェイク・ロイド、彼はのちに『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』でアナキン・スカイウォーカーを演じる。

『アナと雪の女王』(2013年)

『アナと雪の女王』はここ10年を代表するクリスマス映画といえるだろう。なんといっても、不思議な雪だるま「オラフ」や、クリストフの相棒のトナカイ「スヴェン」の存在が大きい。もう「アナ雪」は数えきれないほど観たという人も多いだろうが、今年が終わる前にやっぱりまた観ることになるのでは?

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993年)

『シザーハンズ』から3年後、ティム・バートン監督は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を世に送り出す。死者の町「ハロウィン・タウン」を舞台にひょろ長い骸骨のキャラクター「ジャック・スケリントン」がクリスマスのすばらしさに魅せられて奔走するといういささか不気味な内容の映画ではあるが、小さなお子さんのいるご家庭にも強くおすすめしたい。

『ホーム・アローン』(1990年)

お留守番系クリスマス映画の大定番、『ホーム・アローン』。主人公の「コーラを飲みすぎたらオネショしちゃう」少年を演じたのはマコーレー・カルキン、その従兄弟を演じたのはマコーレーの実の弟キーラン・カルキン。

『グリンチ』(2000年)

「グリンチ」はドクター・スースの名作絵本『いじわるグリンチのクリスマス』に登場するキャラクターで、クリスマスを目の敵にする緑の怪物である。ここではジム・キャリーがグリンチを演じており、彼特有のケレン味が存分に発揮されている。グリンチの隣にいる少女は誰かというと(画像参照)、まだ6歳のテイラー・モムセン。彼女のことは人気ドラマ『ゴシップガール』で知った人も多いだろう。

 

 

 

『グレムリン』(1984年)

ジョー・ダンテ監督、ザック・ギャリガン、フィービー・ケイツ主演の『グレムリン』。モグワイを育てるときに守るべき三つの約束を破ってしまい、大変なことが起こるという物語だ。製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。

『アナと雪の女王2』(2019年)

前作から6年、待ったかいはあった。この映画ではエルサの冒険が描かれており、前作ほどヒットはしなかったがしっかりと見ごたえのある作品となっている。クリストフがアナへの恋心をつづったバラード「恋の迷い子」をしっとり聴かせる。このシーンのためだけでも観る価値あり。

『天使のくれた時間』(2000年)

ニコラス・ケイジと家族向けクリスマス映画の相性はどうなのかというと、悪いどころかかなりいいのだ。ニコラス・ケイジが演じる役は、独身生活を謳歌する男性、ウォール街で成功をおさめる投資会社の社長である。それがクリスマスの朝に目が覚めてみると、まったく見知らぬ家にいて、そばには昔別れたはずの恋人が寝ており、二人は夫婦でどういうわけか子供までいることを発見する。ニコラス・ケイジは「もしもの世界」に入り込んだのだ。

『エルフ ~サンタの国からやってきた~』(2003年)

クリスマスの日にサンタクロースがうっかり孤児院から赤ちゃんを持ち帰ってしまい、赤ちゃんは小人のエルフに育てられて北極ですくすく成長する。だが、人間がエルフにまじって暮らすのはやはり大変で、あるとき彼は実の父が住むというニューヨークへ旅立つ。主人公を演じるのは21世紀最良のコメディアンと言っても過言ではないウィル・フェレル。

『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)

『チャーリーとチョコレート工場』は厳密に言えばクリスマス映画ではないが、クリスマスを思わせるような祝祭的な雰囲気はたしかにある。言ってしまえば、ティム・バートンの映画はたいていクリスマスに合うのだ。

『アーサー・クリスマスの大冒険』(2011年)

ところでサンタクロースは、どのようにして一晩のうちに全国にプレゼントを届けるのだろう? この難問を最新テクノロジーによってクリアしているのが、『アーサー・クリスマスの大冒険』に登場するサンタクロースの一家である。しかしどんなテクノロジーにも穴はあり、ある女の子にプレゼントを届けそびれていることが判明。末っ子サンタの「アーサー」は昔ながらのソリをひっぱりだすのだが……

『スイッチング・プリンセス』(2018年)

『スイッチング・プリンセス』はNetflixが2018年に配信した作品。ヴァネッサ・ハジェンズが主演をつとめている。容姿のよく似た二人が入れ替わり、叶わぬ恋に身を焦がすというどこかで聞いたことのあるような物語だが、わかっていてもやはり切ない。

『くるみ割り人形と秘密の王国』(2018年)

『くるみ割り人形と秘密の王国』はE.T.A.ホフマンの童話『くるみ割り人形とねずみの王様』の実写映画化。主役を演じるマッケンジー・フォイは『トワイライト』シリーズの「レネズミ・カレン」役で長編映画にデビューした女優だ。キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマンといった豪華スターも出演している。

『クロース』(2019年)

『クロース』はスペインのアニメ映画。監督と脚本をセルジオ・パブロスが担当している。その素晴らしい出来栄えが評価されて2020年のアカデミー長編アニメ映画賞にノミネートされた。北極圏の小さな町に暮らす郵便配達人の「ジェスパー」が、おもちゃ職人の「クロース」と出会うところから物語は動き出す。

『バッドサンタ』(2003年)

ビリー・ボブ・ソーントン主演。「バッドサンタ」と言うくらいだから、主人公は金庫破りで生計を立てる筋金入りのワルである。飲んだくれで、前科もある。そんな彼がショッピングモールでサンタクロースの仕事をしながら犯罪計画を立てていたところ、ある男の子に本物のサンタクロースだと信じ込まれてしまい……

『クランク家のちょっと素敵なクリスマス』(2004年)

『クランク家のちょっと素敵なクリスマス』の主演はティム・アレン。『トイ・ストーリー』シリーズのバズ・ライトイヤーの声の役でも知られる俳優だ。その相手役を演じるのはジェイミー・リー・カーティス。こちらは『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で助演女優賞に輝いている。クランク家はいろいろな事情から「今年はクリスマスをしない」という立場を強く打ち出すのだが、近隣住民はそんな彼らを放ってはおかないのだった。

『素晴らしき哉、人生!』(1946年)

クリスマスが題材の映画ということで、フランク・キャプラ監督の『素晴らしき哉、人生!』はやはり外せない。もっとも、クリスマスというより年末の印象が強く、むしろ一年の締めくくりにふさわしい作品だ。

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