2024年前半の新作映画:興収ランキング

今年前半の新作映画ランキング
1位:『インサイド・ヘッド2』
2位:『デューン 砂の惑星PART 2』
3位:『ゴジラxコング 新たなる帝国』
4位:『カンフー・パンダ4』
5位:『猿の惑星/キングダム』
6位:『バッドボーイズ RIDE OR DIE』
7位:『ねこのガーフィールド』
8位:『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』
9位:『ブルー きみは大丈夫』
10位:『ボブ・マーリー:ONE LOVE』
11位:『フォールガイ』
12位:『マッドマックス:フュリオサ』
13位:『ザ・ビーキーパー』
14位:『CIVIL WAR』
15位:『ミーン・ガールズ』
16位:『クワイエット・プレイス:DAY 1』
17位:『マダム・ウェブ』
18位:『破墓(パミョ)/Exhuma』
19位:『ARGYLLE /アーガイル』
20位:『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』
今年前半の新作映画ランキング

2024年前半に公開された新作映画のうち、もっとも観客動員数が大きい作品はどれかご存じだろうか。2024年7月時点での興行収入ランキングを紹介しよう。

写真:Disney / Pixar

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1位:『インサイド・ヘッド2』

興行収入:10億4,500万ドル

ピクサーがたっぷりと予算をつぎこんで制作した『インサイド・ヘッド2』は、すでに前作の最終興行収入である3億6000万ドルを軽く上回る数字を記録しており、本ランキングの首位となっている。

写真:Disney/Pixar

2位:『デューン 砂の惑星PART 2』

興行収入:7億1,200万ドル。

『デューン 砂の惑星PART 2』は『DUNE /デューン 砂の惑星』(2021年)の続編で、ひきつづきドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンをとっている。前作はアカデミー賞を6部門で受賞したが、本作はどうだろう?

写真:Warner Media

3位:『ゴジラxコング 新たなる帝国』

興行収入:5億6,800万ドル。

『ゴジラxコング 新たなる帝国』は『ゴジラvsコング』(2021年)の続編で、巨大怪獣ゴジラとコングがふたたび因縁の対決をする。

写真:Warner Bros Pictures

4位:『カンフー・パンダ4』

興行収入:5億4,400万ドル。

趣味がカンフーのジャイアントパンダ、ポーが主人公の『カンフー・パンダ』シリーズ第4作がランクイン。これまでのストーリーで史上最高の戦士となったポーは、本作でも宿敵のカメレオンと戦いつつ、自身の後継者となる人物を探す。

写真:DreamWorks Animation

5位:『猿の惑星/キングダム』

興行収入:3億9,200万ドル。

『猿の惑星』シリーズ第1作は1968年に公開されている。人と猿の関係を描く本シリーズは、じつに50年にわたって命脈を保っているのだ。最新作の『猿の惑星/キングダム』では、フレイヤ・アーラン演じる「ノヴァ」という少女が物語の鍵を握っている。

写真:20th Century Fox

6位:『バッドボーイズ RIDE OR DIE』

興行収入:3億3,300万ドル。

『バッドボーイズ RIDE OR DIE』は、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスふんする黒人刑事コンビの活躍を描いた『バッドボーイズ』シリーズの第4作である。前作は『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020年)。

写真:Sony Pictures

7位:『ねこのガーフィールド』

興行収入:2億4,000万ドル。

『ねこのガーフィールド』の原作は米国の新聞の連載漫画。ガーフィールドという名のオスのトラ猫が主人公だ。日本公開は8月16日。

写真:Sony Pictures Digital Productions Inc.

8位:『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』

興行収入:2億200万ドル。

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』は『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2021年)の続編である。日本語の吹き替えは上白石萌歌などが担当している。

写真:Sony Pictures

9位:『ブルー きみは大丈夫』

興行収入:1億8,500万ドル。

『ブルー きみは大丈夫』の原題は「IF」で、イマジナリー・フレンド(想像上の友だち)を意味する。多くの場合、5歳から12歳くらいの子どもがそうした自分だけの友だちをつくるのだが、やがて青春期にさしかかって人生が忙しくなると、その想像上の友だちは何処へとも知らず姿を消してしまう。この映画が描こうとするのは、そういう具合に姿を消していくイマジナリー・フレンドの行く末である。

写真:Paramount Pictures

10位:『ボブ・マーリー:ONE LOVE』

興行収入:1億7,900万ドル。

『ボブ・マーリー:ONE LOVE』はタイトルどおり、レゲエの神様、ボブ・マーリーの伝記映画である。ボブ・マーリーを演じているのは、キングズリー・ベン=アディル。高い演技力はもちろん、母方のルーツがトリニダード・トバゴ系であるキングズリー・ベン=アディルは、外見面でもまさに適役だ。

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11位:『フォールガイ』

興行収入:1億7,500万ドル。

ライアン・ゴズリング主演のアクション・コメディ『フォールガイ』は、80年代のテレビドラマ『俺たち賞金稼ぎ!! フォールガイ』の映画化である。共演はエミリー・ブラント。日本公開は8月16日を予定している。

写真:Universal Pictures

12位:『マッドマックス:フュリオサ』

興行収入:1億7,100万ドル。

『マッドマックス:フュリオサ』は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年)に登場した丸刈の女戦士、フュリオサの若き日を描いたスピンオフ映画である。『怒りのデス・ロード』では、シャーリーズ・セロンとトム・ハーディーが熱のこもった芝居をしている。本作でフュリオサを演じるのは、大きな目が印象的なアニャ・テイラー=ジョイ。

写真:Warner Bros

13位:『ザ・ビーキーパー』

興行収入:1億5,300万ドル。

本作のジェイソン・ステイサムは静かな生活を送る養蜂家だが、秘密組織の元工作員という過去を持っている。ある日、親しく付き合っていた心優しい友人が狡猾なフィッシング詐欺の犠牲者となり、絶望のあまりピストルで命を絶ってしまう。養蜂家は心を定め、巨大な詐欺組織に対する徹底的かつ無慈悲な復讐を始めるのだった。日本公開は未定。

写真:MGM

14位:『CIVIL WAR』

興行収入:1億2,200万ドル。

A24史上最大の制作費をかけたという『CIVIL WAR』は、米国で大ヒット。日本公開は10月を予定している。

写真:A24

15位:『ミーン・ガールズ』

興行収入:1億400万ドル。

『ミーン・ガールズ』は2004年に公開された同名映画のリブートであり、ミュージカル映画になっている。主演はアンガーリー・ライス、歌手のレネー・ラップなど。配信で視聴可能。

写真:Paramount Pictures

16位:『クワイエット・プレイス:DAY 1』

興行収入:1億300万ドル。

『クワイエット・プレイス:DAY 1』は、ホラー映画『クワイエット・プレイス』(2018年)の前日譚となっている。主演はルピタ・ニョンゴ。

写真:Paramount Pictures

17位:『マダム・ウェブ』

興行収入:1億ドル。

『マダム・ウェブ』はマーベルシリーズの一作である。主演はダコタ・ジョンソン、シドニー・スウィーニー。

写真:Sony Pictures

18位:『破墓(パミョ)/Exhuma』

興行収入:9,800万ドル

『破墓(パミョ)/Exhuma』は韓国のホラー映画。韓国はもちろん世界各地で多くの観客を動員しているようだ。ある韓国人一家が呪いを解くために先祖の墓を他の場所に移したところ、そのはずみで日本植民地時代の悪霊が解き放たれ、気味の悪い事件が次々と起こるというストーリー。その筋書きのせいか、日本での公開は決まっていない。

写真:Showbox

19位:『ARGYLLE /アーガイル』

興行収入:9,600万ドル。

『ARGYLLE /アーガイル』はスパイものである。主演はヘンリー・カヴィル、ルイス・パートリッジ、デュア・リパなど。

写真:Universal Pictures

20位:『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』

興行収入:9,500万ドル。

劇場版『名探偵コナン』が堂々のランクイン。言うまでもなく、日本を代表するアニメ映画シリーズの一つである。函館が今回の物語の舞台、キッドの真実が明かされるという。

写真:TOHO Animation

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