整形はなし:ナチュラルに「シワ」を受け入れたスターたち
1974年のスペイン人女優、ペネロペ・クルス。映画界を席巻する彼女だが、美容整形をするつもりはないという。いわく「私の祖父母は年取ってもキレイ。シワの一本一本に人生が刻まれているから」
時の刻まれた顔が真のグラディエーターらしい貫禄を醸しだす。1964年生まれ。
1972年生まれのキャメロン・ディアス。顔にボトックス治療を行った時期もあったが、結果に満足できなかったようだ。シワがある方がいつも微笑んでいるようで好ましいという彼女:「気にしないどころか、気に入っているわ」
1969年生まれのオーストラリア人女優、ケイト・ブランシェットも美容整形には反対だ。「整形した女性って不自然に見えるでしょう」と『Elle』誌にコメントしている。
シワがあろうとなかろうと、誰もが憧れる『ボディガード』、ケビン・コスナー。1955年生まれ。
肌に刻まれた年月を受け入れている1949年生まれのシガニ―・ウィーバー。美容整形を避けるのは、役者にとって自然な表情の動きが欠かせないからだ。
「完璧な容姿はセクシーでもキレイでもない」こう語るのは1970年生まれの女優、レイチェル・ワイズ。
1964年生まれのジュリエット・ビノシュもシワを隠すつもりは毛頭ない。いわく「年を重ねるのは悪いことじゃない。誰もが経験することなんだから」
「老紳士はワインのように珍重されるのに、女性は切り花あつかい」と嘆く、1975年生まれのシャーリーズ・セロン。映画「スキャンダル」(2019)では見違えるような姿を見せているが、それは単なるメイクだという。
ハリウッド屈指の美人女優、リヴ・タイラー。彼女もまた、顔に手を入れないことにしている。1977年生まれ。
「はじめはナチュラルに見えても、いつの間にか、元々どんな顔だったか分からなくなってしまうのが美容整形」そう語るジュリアン・ムーアは1960年生まれ。
数々の受賞歴を誇る、メリル・ストリープ。時間の経過を恐れない彼女は、演技の才能と自然な素顔の魅力を余すところなく見せてくれる。1949年生まれ。
ジェームズ・ボンド役を卒業したダニエル・クレイグもまた、シワを隠そうとしない。1968年生まれ。
年とともにシワが増えるのは避けられないが、誰もが絶望するというわけではない。シャロン・ストーンをはじめ、顔に刻まれた時間をたやすく受け入れるセレブも少なくないのだ。そして、ハリウッド屈指のミューズはいまだに美しさを保っている。1958年生まれ。
「朝起きて、鏡に別人が写っていたらイヤだから」ブラジルでの記者会見で美容整形について問われ、こう答えたスペイン人俳優、アントニオ・バンデラス。1960年生まれ。
「私は顔をいじりません」そう断言するエマ・トンプソン。「若さをもてはやすのもいいけれど、60歳にもなって30に見える必要なんてないわ」1959年生まれ。
1972年生まれのアマンダ・ピート。『デイリー・メール』紙に、若作りするのは怖いと打ち明けている。手術やボトックスで不自然な容貌になるのを心配しているのだ。
ハリウッド一のイケメン、ブラッド・ピット。1963年生まれでシワも増えてきたが、いまだに世界美男ランキングの常連だ。
ショートヘアでもロングヘアでも、ロマンチック映画でもアクション映画でも、常にナチュラルな魅力を放つハル・ベリー。1966年に生まれ。美容整形は「はまりやすい罠」だと考えているそうだ。
『ブルーラグーン』での忘れがたい演技から時は流れたが、そのことを誇りとするブルック・シールズ。 1965年生まれの彼女は『ピープル』誌にこう語った:「幸せになる一番の方法は自分自身を受け入れること。鏡と向かい合って、これまでの人生を誇りに思えばいいの」
『タイタニック』(1997年)のジャック役から20年、1974年生まれのディカプリオにとって年を重ねることは問題ではない。
1958年生まれのアンディ・マクダウェル。しかし、シワなんてなんのその、健康的なライフスタイルでキレイをキープし、今でも憧れの的だ。
『グラマー』誌のインタビューで、美容整形を麻薬にたとえたドリュー・バリモア。いわく「一度でも手を染めたら、もうお終い」1975年生まれ。
ハリウッドの人気俳優、ジョージ・クルーニー。顔のシワくらいで魅力が損なわれるはずがない。1961年生まれの彼はインタビューで、整形したのは睾丸だけだとジョークを飛ばした。
1975年生まれのエヴァ・ロンゴリア。若いうちは美容整形などしないという彼女も、ナチュラルな美しさをキープしている。
「どう変わったかよりも、今の私を見てほしい」そう語るのはジョディ・フォスター。ピラティス、ボクシング、ヨガで幸せな日々を送る彼女にとってシワなんて些細なことだ。1962年生まれ。
1971年生まれのジャレッド・レト。顔のシワは成長の証。
『プリティ・ウーマン』で知られるジュリア・ロバーツは1967年生まれ。『ザ・テレグラフ』紙に語ったところによると、美容整形をする意思がないせいで、女優としてのキャリアやランコムとの契約に暗雲がかかっているという。しかし、彼女は「上手に年を重ねるモデルになりたい」とのこと。
「私は女優です。顔の表情がこわばってしまっては困ります」 1975生まれのケイト・ウィンスレットは「英国反美容整形同盟」を結成し、ナチュラルさの広告塔に。
1969年生まれのスペイン人俳優、ハビエル・バルデム。ユニークな表情が持ち味の彼は寄る年波を受け入れ、妻のペネロペ・クルスと仲良く暮らしている。
1974年生まれのスーパーモデル、ケイトモスもナチュラルに年を重ねることを選んだ一人。
スティーヴン・スピルバーグ監督から美容整形の誘惑に負けないようアドバイスされた『ジュラシック・パーク』で知られる女優、ローラ・ダーン。監督の忠告は容れられたようだ。1967年生まれ。
『シザーハンズ』の主役は1963年生まれ。美容整形はしていないようだ。
1958年生まれのミシェル・ファイファー。年齢に応じたパーフェクトな容貌を見せ続ける永遠のミューズだ。
1966年生まれのサルマ・ハエック。整形をしたことはないと『Caras』誌に断言している。いわく「人が美容に関して間違った選択をしてしまうのは、パニックになっているから」
マーベルのヒーロー、マグニートーを演じるのは、シワを誇らしげに見せつけるマイケル・ファスベンダー。1977年生まれ。
シワは人生を謳歌した証。女優兼コメディアンのティナ・フェイは1970年生まれ。顔にはシワばかりか傷跡も残っている。
スクリーンで年配に見られることには抵抗があるとしながらも、行き過ぎた美容整形には反対だというケイト・ベッキンセイル。『グラマー』誌に対して「美しさというのは束の間の贈り物。持っているうちに楽しむしかないの」と語る彼女は1973年生まれだ。