性依存症に陥ったことのある有名人たち
『カリフォルニフィケーション』ではモテモテの小説家を演じたデイヴィッド・ドゥカヴニーだが、私生活が映画のストーリーをなぞる形に。 2008年には数々のスキャンダルに見舞われ、結局リハビリ施設に入所するに至っている。
回想録『My Booky Wook』の中で、自身の依存症について率直に語ったラッセル・ブランド。さまざまな依存症に悩まされた経験を持つラッセルは薬物依存症から脱却しようとして性依存症に陥ってしまい、ふたたび痛い目にあったとのこと。
さまざまな依存症に悩まされてきたコメディアンのアンディ・ディックだが、ポッドキャストの中で「人間関係と性依存症」が一番厄介だったと述懐。実際、セクシャルハラスメントで刑事告訴され、役を逃してしまったこともある。
カーダシアン一家といえば、クロエ・カーダシアンの元パートナーでバスケットボール選手のラマー・オドムもなかなか凄まじい。2,000人余りの相手と浮気を繰り返したというのだ。本人いわく:「その病的な過ちを隠すことはできませんでした…… 私は問題を抱えていたんです」
回想録『Love Life』の中で、薬物および性依存症について詳細に語った俳優のロブ・ロウ。女性2人(うち1人は16歳)と一緒にいるところを捉えた映像がリークされ、専門家のサポートを受けることになったが、これはロブにとって「人生最大の出来事」だったそうだ。
ウィル・スミスの元パートナーとして知られるジェイダ・ピンケット・スミスはポッドキャスト番組『Red Table Talk』の中で、若いころは性依存症に悩まされていたと明かした。いわく:「私は度が過ぎる傾向があるので、気を付けていないと何にでものめり込んでしまうんです。どうするかよりも、どう向き合うかが大切。なぜ、そうなってしまうかを考えるということです」
トリ・スペリングの元夫として知られるディーン・マクダーモット。ドキュメンタリー番組『True Tori』からは、彼の性依存症によって結婚生活に巻き起こされた波乱の様子をうかがうことができる。実際、メディア各社によれば、2人が離婚に至った原因はディーンの浮気だったとのこと。
モニカ・ルインスキーとの不倫スキャンダルで物議を醸したビル・クリントン元米大統領。本人はそのような行為の背景に強迫観念があったとしているが、ジェラルド・フォード元米大統領は伝記作家トーマス・デフランクとの対談の中で、クリントン元大統領について「病的」であり依存症の治療が必要だとコメントしている。
史上最高のゴルファーと呼ばれることもあるタイガー・ウッズだが、2009年にはとんでもない人数の女性と浮気していたことが発覚、波乱を巻き起こした。家族との和解を望むタイガーは公に謝罪し、依存症に向き合うためリハビリ施設に入所することとなった。
お騒がせで知られるカニエ・ウェストも、自身の依存症についてApple Music上で赤裸々に語っている。それによれば、子供のころ父親が持っていたいかがわしい雑誌を見たことがきっかけだったが、 2007年に母親を亡くしたことで事態が悪化してしまったとのこと。また、キム・カーダシアンとの離婚の背景にはアダルトコンテンツへの依存があったことを明かした。
スパイス・ガールズの元メンバー、メラニー・ブラウン。『ザ・サン』紙との対談では、セックス依存症の悪循環を断ち切るため、2018年にセラピーを受け始めたことを明かしている。
英国の歌手オジー・オズボーンも同じ悩みを抱えたことがある1人だ。 2016年に『ピープル』誌上で語ったところによれば、6年間にわたって性依存症に憑りつかれ妻のシャロンに見放されかけたが、なんとか脱却して許してもらい、関係を再構築したそうだ。いわく:「私が経験した中で最悪の依存症です」
リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』という華々しいスポットライトを浴びながら、己の欲望を全開にしたスコット・ディシック。コスタリカで家族とバカンスを過ごした際に秘め事にふけったが、後になって「どうしようもない性依存症だった」と述懐している。
性依存症とまではいかないかもしれないが、歌手のビリー・アイリッシュも『The Howard Stern Show』の中で自身の経験について明かしている。それによれば、11歳のときにアダルトコンテンツを見始め、ハマってしまったが「どうしてそれが悪いことなのか理解できませんでした」と回想。しかし、今ではそれが実生活において不快なものだと考えているとのこと。
アメフト選手から俳優へと転身したテリー・クルーズ。2019年に『What Happens Live with Andy Cohen』に出演した際には、アダルトコンテンツへの依存で結婚生活が破綻してしまったと告白。司会者アンディ・コーエンとの対談を通じて、90日間のリハビリ計画を立てることとなった。
ロバート・ダウニー・ジュニアは2008年、オンライン紙『Now』によるインタビューの中で、薬物がからんだ性依存症と向き合い脱却に至るまでの経緯をつぶさに語っている。
また、米国の俳優ジェームズ・フランコもジェス・ケーグルのポッドキャストで、性依存症だったころのことを回想。よくないとわかっていながら、学生たちと夜を共にしたと打ち明けた。いわく:「強力な麻薬のようなものです。20年間もハマっていました。皮肉なことに、その間お酒はずっと控えていました」