各地を代表するパワースポット:運気を良くしてエネルギーチャージ!
パンデミックも過去のものとなり、旅行ブームが再燃している。海外も魅力的だが、あらためて日本各地の歴史をたずね、古来のエネルギーに触れることができる「パワースポット」巡りもトレンドだ。
「パワースポット」とされる場所には寺社仏閣もあれば、山や滝などの名所もある。国内の聖地なら週末旅行や日帰りで訪ねることができ、清々しい空気を吸い込んでしっかりリフレッシュができるだろう。
今回は、全国各地の最強パワースポットとされる場所を見てゆこう。新たな年に、運気の流れを良くしてみてはどうだろうか。
画像:Kyodo / Kyodo News Images
北海道で最強のパワースポットとされるのが北海道神宮。札幌市の中心にありながら18万平方メートルという広大な敷地を誇る。本堂には4祭神が祀られており、商売繁盛、縁結び、病気平癒などあらゆる願いごとをすることができる。
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庄内地方にある羽黒山、月山、湯殿山の総称が「出羽三山」。1400年の歴史をもつ出羽三山神社がおかれ、祖先の霊魂が宿る「精霊のお山」として人々に崇められている。三山を巡ることで「生まれ変わりの旅」をしたことになるとされ、運気を大きく変えたい人におすすめだ。
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磐梯山のふもとに広がる神秘に溢れた湖沼群が「五色沼」。数多くの湖や沼がエメラルドグリーンやコバルトブルーなどさまざまな色を呈することで知られ、その美しさに心が浄化されるという。2016年にはミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定された。
寺社が多く、さまざまなご利益があるとされる東京下町、浅草エリア。その中心をなすのが1400年前に起源をさかのぼる都内最古の寺、浅草寺だ。ご本尊は「生きとし生けるものの声を聴き、その苦しみを除き、願いを聴いて安楽を与える」とされる、絶対秘仏の観音さま。
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1880年に伊勢神宮の遥拝殿(とおく離れて伊勢神宮を拝むための場所)として創建された東京大神宮は、日本で初めて神前結婚式が行われた神社として知られている。そのためか都内最強の「縁結び」のご利益があるパワースポットとして、参拝者の行列ができるほどの人気だ。
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太古の時代から「霊山」として人びとの信仰の対象とされてきた富士山は、それ自体が大地のエネルギーにあふれた壮大なパワースポット。登山口や五合目、あるいは山頂にある由緒正しい寺社にもさまざまなご利益があるという。
熊野古道や熊野三山を含む一帯は平安時代から巡礼が行われていたルートであり、「日本一の大鳥居」や那智の滝、熊野本宮大社を始めとする寺社など、霊験あらたかな場所が数多くある。エネルギーのシャワーを浴びるにはぴったりだ。
日本の初代天皇とされる神武天皇とその皇后が祀られた橿原神宮は「日本のはじまりの地」とも呼ばれている。15万坪という広大な敷地に豊かな木々が生い茂り、参内を散策すれば清々しい気持ちになるだろう。
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その創建について『古事記』(712年)に記されている全国きっての古社、出雲大社。毎年11月には日本各地の八百万の神が出雲に集まり、さまざまな「縁」をむすぶ会議を行うといわれる。この伝説から、とくに縁結びに効くパワースポットとして知られている。
画像:伊勢神宮ウェブサイト
京都市の北に位置し、豊かな自然に恵まれた鞍馬山は天狗伝説が伝えられるパワースポット。その中腹に鎮座する鞍馬寺は1200年以上の歴史をもつ古社で、「すべての生命の生かし存在させる宇宙エネルギー」とされる「尊天」が祀られている。
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鬱蒼とした森を渓流が走り、樹齢数千年を超える縄文杉のある屋久島。その原始的な風景はアニメ映画『もののけ姫』のモデルになったことでも知られている。神秘的な雰囲気に包まれた島全体が唯一無二のパワースポットだ。
2000年の歴史をもち、125を超える宮社からなる伊勢神宮はまさに日本を代表する神社。八百万の神の最高位にある天照大神が祀られており、古来、貴族や権力者そして庶民も一生にいちどは伊勢参りをと願った場所で、世界的にも有数のパワースポットとなっている。
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斎場御嶽(せーふぁうたき)はかつて沖縄にあった琉球王国最高の聖地で、現在も人びとから崇拝を受けている。一般的な神舎仏閣とは異なり神殿などはなく、6つの神域にある巨木や樹木からパワーを受け取るとされる。
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