一度は行ってみたい富士山:観光名所、絶景スポット、名物グルメ......

富士山
富士登山
山道が大渋滞
富士宮やきそば
吉田のうどん
ほうとう
朝倉山浅間公園
ダイヤモンド富士
パール富士
富士五湖花火大会
花の都公園
富士本栖湖リゾート
河口湖ハーブフェスティバル
河口湖もみじ回廊
西湖いやしの里根場
白糸の滝
富士急ハイランド
富士山

高さ3,766mの富士山は、日本最高峰であるだけでなく、古くから歌に詠まれ、絵に描かれ、信仰の対象にもなってきた。今回は日本のシンボル富士山の観光名所や絶景スポット、名物グルメなどを紹介していこう。

富士登山

富士山は荒涼とした急こう配がつづく山で、登山はあたかも苦行のようになるが、周囲に遮るものがない独立峰からの見事な景色は他の山ではなかなか味わえない。山頂へは主に4つのルートがあり、一番人気は富士スバルライン5合目からスタートする「吉田口ルート」だ。初心者にもおすすめのルートで、登山者の60%以上が吉田口ルートで山頂を目指す。高山病や低体温症などのリスクを避けるため、体力に合わせて山小屋に1~2泊する必要があり、夜通しで一気に山頂を目指す弾丸登山は大変危険だ。また、最近富士山のゴミ問題が深刻になっている。ゴミは必ず持ち帰ろう。

山道が大渋滞

富士山の開山期間は7月上旬から9月上旬までで、この2ヵ月の間に30万人を超える登山客が山頂を目指す。そのため週末やお盆の時期、ご来光の時間帯は登山客が殺到する。参道が大渋滞となるので避けた方が無難だ。

富士宮やきそば

富士山のご当地グルメを代表するのが富士宮やきそば。B級グルメの人気No1を決める「B-1グランプリ」で殿堂入りを果たしたことで全国的に有名になった。通常の焼きそばよりもコシの強い蒸し麺、豚の背脂、仕上げにイワシの削り粉をふりかけるのが大きな特徴。

吉田のうどん

「日本一硬いうどん」と呼ばれる吉田のうどんは、富士吉田の名物郷土料理。とても長くてコシの強い麺が特徴で、噛めば噛むほど味がでる。醤油と味噌をブレンドした出汁が主流で、出汁と麺の味を最大限に楽しむために、かけやつけうどんで食べる。トッピングはキャベツと甘辛く煮た馬肉。吉田のうどんには「すりだね」と呼ばれるゴマ油、山椒、赤唐辛子などを混ぜた薬味が欠かせない。

ほうとう

年間を通して冷え込むことの多い富士山では、ほうとうを食べて体を温めよう。山梨の名物郷土料理で、太く短い麺をカボチャなどの根菜と一緒に味噌仕立てのスープで煮込む。うどんのように塩を加えて生地を打たないので、麺にコシがでず柔らかい。煮くずれしやすく、それがスープにまろやかなとろみと甘みを生み出している。

朝倉山浅間公園

富士山、五重塔、桜。日本を象徴する景色を体感できる場所として、訪日観光客から絶大な人気を誇る。公園内にある650本の桜が花開くのは4月の中旬頃。「さくら祭」が開催され多くの人で賑わう。

ダイヤモンド富士

富士山の山頂に朝日や夕日が重なると印象的な輝きを放つ。この現象は「ダイヤモンド富士」と呼ばれ人気が高い。代表的な撮影スポットは山中湖で、10月中旬から2月末の良く晴れた日没時に見ることができる。ただし冬は気候が安定しないため、完璧なダイヤモンド富士を見るのは難しい。全ての条件が揃う日には、山中湖沿いの撮影ポイントに多くのカメラマンが待ち構える。

パール富士

太陽ではなく満月が富士山頂に差し掛かる現象は「パール富士」と呼ばれている。3月から9月の良く晴れた満月の日にしか見ることができない。早朝なら山中湖、夕暮れ時なら本栖湖が絶好の鑑賞スポットだ。

富士五湖花火大会

富士山麓にある5つの湖では、毎年8月上旬に5夜連続で花火大会が繰り広げられる。ラストを飾るのは県内最大級の1万発の花火が打ち上げられる河口湖湖上祭。1917年から始まった花火大会で、年々規模が大きくなっている。

花の都公園

インスタ映えスポットとして人気を博しているのが山中湖花の都公園。富士山を背景に四季折々の花々を楽しむことができる。5月上旬のチューリップやネモフィラ、8月のひまわりが有名だが、初夏のポピーも見逃せない。ポピーは春の花として知られるが、花の都公園は標高が1,000mあるので6月下旬から7月中旬までが見頃となっている。

富士本栖湖リゾート

富士山を背景に首都圏最大級の80万株の芝桜が大地を覆い、ピンクのカーペットのよう。見頃となる4月中旬から5月下旬にかけて「富士芝桜まつり」が開催され、会場内で同時開催の「富士山うまいものフェスタ」には富士山周辺の美味しいグルメを楽しめる。

河口湖ハーブフェスティバル

河口湖の夏の風物詩となっているのがラベンダー。花が咲く6月中旬から7月中旬にかけて大石公園で「河口湖ハーブフェスティバル」が開催される。各種イベントや出店では土産物や特産品を見つけることができる。

河口湖もみじ回廊

河口湖は紅葉の名所でもある。例年11月になると見頃を迎え「富士河口湖紅葉まつり」が開催される。最大の見所は、梨川の両岸に連なる60本のもみじの落ち葉が川を赤く染め上げるもみじ回廊だ。

西湖いやしの里根場

富士山をバックにした西湖の畔に、昔ながらの茅葺屋根の家々が立ち並ぶ。日本の原風景を楽しめる場所で、古民家では特産品やお土産販売のほか、陶芸や伝統工芸などを体験できるスペースもある。集落の入り口には、地元の美味しいグルメを楽しむことが出来る出店が並んでいる。

白糸の滝

富士山の雪解け水が、高さ20m、幅150mの岩崖から無数の滝となって流れ落ちる。白糸の滝の隣には高さ25m、幅5mの豪快な「音止めの滝」もある。

富士急ハイランド

1969年の開業以来、世界一にこだわっている富士急ハイランド。世界最速の「FUJIYAMA」、加速度世界一の「ド・ドドンパ」、落下角度世界一の「高飛車」、総回転数世界一の「ええじゃないか」をはじめ通算9アトラクション、14項目がギネス世界記録として認定されている。絶叫系だけでなく世界初のきかんしゃトーマスの屋外型テーマパークなどもあり、大人も子供も楽しめる遊園地だ。

ほかのおすすめ