奇想天外なファッションでカンヌ映画祭をザワつかせたつわものたち

奇抜な装いでファッション界の常識に挑戦?
ビクトリア・アブリル(2005)
エレナ・レニーナ(2016)
クロティルド・クロー(2001)
ナターシャ・ポロニー(2018)
ビョーク(2000)
ビクトリア・アブリル(1997)
シャイム(2018)
エレナ・レニーナ(2018)
アフィダ・ターナー(2015)
クール・ドゥ・ピラート(ベアトリス・マルタン)(2016)
アニー・コルディ(2016)
ジュリー・ドパルデュー(2016)
アイシュワリヤー・ラーイ (2016)
ジュリア・ロバーツ(2016)
ジェーン・フォンダ(2015)
ベアトリス・ダル(2004)
ジュリー・デルピー(2005)
グレイス・ジョーンズ(2001)
マレーヴァ・ギャランター(2003)
クロティルド・クロー(2003)
ティルダ・スウィントン(2001)
奇抜な装いでファッション界の常識に挑戦?

今年のカンヌ映画祭は5月14日にスタート。そこで、この機会に過去のフェスティバルでスターたちがみせたとびきりのファッションを振り返ってみよう。といっても、誰もが認める素晴らしいルックスをご紹介するわけではない。今回の主役は奇想天外な装いで会場をザワつかせたつわものたちだ。

 

 

ビクトリア・アブリル(2005)

レッドカーペット史上もっとも残念なファッションの一つといえそう。ドレスのモチーフ、花びら風のスカートの裾、デザイン全体、何もかも...... そして最大の謎は、レースのついた傘。

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エレナ・レニーナ(2016)

様々なイベントで人々をあっと言わせるエレナ・レニーナ。どうやって支えているのか想像もつかない、立体的なヘアスタイル。

クロティルド・クロー(2001)

確かにカンヌのビーチは魅力的だ。とはいえ女優クロティルド・クローは映画祭に向かう前にいったんホテルに寄り、ドレスチェンジくらいはできたはず。いかにも2000年代らしい、そしてアヴリル・ラヴィーン風のスタイルがレッドカーペットに合うかどうかは大きな疑問。

ナターシャ・ポロニー(2018)

フランス人ジャーナリスト、ナターシャ・ポロニーの得意分野はファッションではないようだ。近所のスーパーへ買い物に行くというのなら納得がいくが、ここはカンヌ映画祭。パンツサイズもいただけないし、だれもが首をかしげたスタイル。

ビョーク(2000)

主演映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のプレミアに出席したビョーク。キャンディピンクの回転ゴマのような、しかし高価なドレスを躊躇なく着こなす彼女は、レディ・ガガの先駆者といえそう。

ビクトリア・アブリル(1997)

スペイン人監督ペドロ・アルモドバルのミューズ、ビクトリア・アブリルは学校制服のメンズブレザーのようなジャケットで登場。ブレザーの下に制服ズボンはなく素足、ともすれば下着がみえそうだがシックな帽子だけは忘れなかったよう。

シャイム(2018)

初夏の日差しが降り注ぐ南仏でも、フランス人歌手のシャイムは防寒対策を怠らない。タオルケットは機能的だけど、あまりエレガントとは言えないかも。

エレナ・レニーナ(2018)

フランスで活躍するロシア出身のモデル、エレナ・レニーナはそもそもエキセントリックなスタイルで知られている。今回はゴールドドレスに教会の尖塔のようなヘアスタイルで人々の想像力を掻き立てた:『ドラゴンボールZ』、森の妖精トロール、『ポケモン』のゼニガメ...... 誰にも真似できない(したがらない)ファッション、それがレニーナ流だ。

アフィダ・ターナー(2015)

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のプレミアに姿を現したリアリティ番組のスター、アフィダ・ターナー。人類の終末を思わせるこのドレスはおそらく、出演作にインスパイアされたものなのだろう。

クール・ドゥ・ピラート(ベアトリス・マルタン)(2016)

意味不明の段々フリルは、格式高いカンヌ映画祭の「正式なドレスコード」に従っているとは思えない。ストライプにフラワーのモチーフ、レースに厚底靴とくれば言葉を失う。

アニー・コルディ(2016)

歌手で女優アニー・コルディがレースやフリルのついたサテンドレスを身にまとう姿は、たしかに想像しにくいかもしれない。とはいえ、一切の努力を放棄するというのはいかがなものか。報道陣からもある種のため息が漏れた。

ジュリー・ドパルデュー(2016)

ミニドレスからタイツまですべて水玉模様でそろえてしまった女優のジュリー・ドパルデュー。まるで前衛主義絵画に登場するモデルのよう。

アイシュワリヤー・ラーイ (2016)

紫のリップを使う人が少ないのはなぜだろう?それはインド出身の女優アイシュワリヤー・ラーイのメイクをみればすぐにわかる。お世辞にも美しいとは言えないけど、個性を発揮できることは確か。

ジュリア・ロバーツ(2016)

ドレスにどんな靴を合わせればいいかわからない?そんな方には、"靴をはかない"というジュリア・ロバーツのアイデアがおすすめ。トッド・ヘインズ監督の作品『キャロル』の上映会で、ヒールではなくフラットシューズを履いていた女性グループが入場を拒否された事件を受けて、裸足のままで登場。どうやらハリウッドの大スターに異を唱える勇気のある人はいなかったようだ。

ジェーン・フォンダ(2015)

大女優の好みはわからない。せっかく大金をはたいたドレスの上に、カーテンのような布をかけてしまったのは、一体なぜなのだろう......

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ベアトリス・ダル(2004)

フランス出身の女優ベアトリス・ダルのパンクロックなファッションは人々の憧れ。ただし、このバロック調の花柄ドレスは逆立ちしてもエレガントとは言い難い。ある意味大きな印象を残した。

ジュリー・デルピー(2005)

ボヘミアンスタイルが復活!ただし、シックに仕上げればの話。仏女優ジュリー・デルピーはヒッピーやナチュラル派のパーティーと、カンヌ映画祭のレッドカーペットを間違えてしまったようだ。ヨガパンツを彷彿とさせるキラキラドレスに報道陣も絶句。

グレイス・ジョーンズ(2001)

歌手でモデル、しかも多くのデザイナーのミューズとしてファッションアイコンとなっているグレース・ジョーンズ。伝説化した彼女に異を唱える気にはならないが、「タコ」の衣装はベストルックスとは言い難い。

マレーヴァ・ギャランター(2003)

元ミス・フランスのマレーヴァ。ビタミンカラーは目立つし見栄えもするけれど、ドレスは少々キツそうに見える。いかにも2000年代のデザインはすでに過去のものとなっているし、脚をソーセージに仕上げるサンダルについては、見なかったことにしたい。

クロティルド・クロー(2003)

彼女が身にまとっているのはドレスでしょうか、編みあげた籐カゴでしょうか。......どちらとも判然としないスタイル。

ティルダ・スウィントン(2001)

ハリウッドでもっともユニークでエキセントリックな女優の一人、ティルダ・スウィントン。普段のイメージとは反対に、フルーツモチーフのファンシーなドレスだって着こなしてしまう。とはいえこの色、このカット、そしてモスリン素材に納得できる人は少ないだろう。

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