サメが出没する世界のビーチ12選:忍び寄る脅威にご注意を
夏の休暇にはお気に入りのビーチでのんびりリラックス、という方も多いのではないでしょうか。しかし、海にはクラゲをはじめ危険な生物も多く暮らしています。
一般的なクラゲなら刺された部分がしばらく痛むだけで済むかもしれませんが、凶暴なサメに出くわしてしまったらそうはゆきません。しかも、世界にはサメがよく出没するビーチもあるため、海水浴に出掛ける際には注意が必要です。
そこで、今回はサメによる事故が多発している世界各地のビーチをご紹介します。海外でのバカンスを計画されている方はご一読ください。
米国でもとりわけ美しいビーチですが、サメによる襲撃が年々増加。2007年には112件報告されています。
写真:Unsplash - Max Harlynking
ホオジロザメの聖地としてしられるガンズベイ。そのため、ダイビングは原則的に禁止されていますが、専用の檻に入ってサメを観察するツアーがあります。
コバルトブルーのビーチを我が物顔で泳ぎ回るのは、攻撃的で危険なイタチザメとガラパゴスザメ。
写真:Unsplash - Joshua Smith
オーストラリア屈指の人気サーフィンスポット、ボンダイ・ビーチ。1963年以来、サメによる死亡事故は長いこと途絶えていました。ところが、2006年にボンダイ・ビーチ北部で若い女性がサメの犠牲になってからというもの、ふたたびサメが出没するようになっています。
写真:Unsplash - Madeleine Ragsdale
ロング・ビーチ島に出没するサメの種類は、たびたび人間を襲うことで悪名高いホオジロザメ。
写真:Unsplash - Calvin Kinateder
中米屈指の淡水湖ニカラグア湖。多種多様な水棲生物が暮らしていますがオオメジロザメもその一員。なんと、はるばる海から川を遡ってやって来ます。積極的に人間を襲うことはないようですが、ウヨウヨしているだけで不穏です。
写真:Unsplash - Alvison Lucas Hunter Arnuero
世界一サメが集まる海域として知られるウエスト・エンド。なかでもよく出没するのはイタチザメです。ところが不思議なことに、このビーチでサメによる襲撃が報告されることはめったにありません。
写真:Unsplash - Fernando Jorge
ガルベストンのビーチでは、サメによる襲撃が毎年10~15件報告されています。
写真:Unsplash - Charles Howard
クワズール=ナタール州の海の支配者はオオメジロザメ。エサを求めて河口に侵入することも珍しくないため、危険なのは海岸だけではありません。
写真:Unsplash - Joshua Gaunt
1950年代半ば以来、サメによる襲撃は途絶えていますが、20世紀前半には50人もの犠牲者を出したという記録が残されており、油断はできません。
写真:Unsplash - Kirk Van Nort
海水浴スポットとして名高いレシフェですが、楽園にやってくるのは人間だけではありません。オオメジロザメがたびたび出没するのです。しかし、警告を無視する海水浴客も多いため、南米で発生するサメによる襲撃の50%近くがこの場所に集中しています。
写真:Unsplash - Silvia McDonald
世界最大の砂の島、フレーザー島。猛毒のクラゲが生息しているほかサメも多いため、海水浴には注意が必要です。さらに、島内に生息するタイリクオオカミの亜種「ディンゴ」による襲撃も報告されており、危険は海の中だけに留まりません。さすがオーストラリア。
写真:Unsplash - Elijah Parry