今年の「世界でもっともセクシーな男性」はジョン・クラシンスキー(45)
米エンタメ誌『ピープル』誌は今年の「もっともセクシーな男性」を発表、米俳優ジョン・クラシンスキー(45)を選出した。少し意外な結果かもしれないが、クラシンスキーが人好きのするイケメンだということにあまり異論はないだろう。
男性であればだれもが憧れる「世界でもっともセクシーな男性」の称号は、大方の予想ではグレン・パウエルやポール・メスカルの手に渡るとされていた。しかしフタを開けてみれば、ダークホースの米俳優ジョン・クラシンスキーに与えられた。
画像:『ピープル』誌
当のクラシンスキーは『ピープル』誌のインタビューの中で、受賞を伝えられた瞬間を振り返り「頭が真っ白になって、なにも考えられませんでした。からかわれているのかと思いました」とコメント。
クラシンスキーの当たり役はTVドラマ『The Office』のジム・ハルパートだ。200あまりのエピソードにわたってこの役を好演したことで、俳優としての地位を固めた。
同作でクラシンスキーの相方を務めたのはジェナ・フィッシャーだが、実生活におけるパートナーはエミリー・ブラントだ。ふたりは2010年に結婚し、2人の子供を授かっている。
クラシンスキーはTVドラマ『トム・クランシー/CIA分析官ジャック・ライアン』で主役を務めた際、4シーズンにわたって筋トレに励まなくてはならなかったというが、おかげで『ピープル』誌の目に留まることになった。
さらに、2018年に第1作が公開されて以来、人気を保ち続けてきたホラー3映画部作『クワイエット・プレイス』では、監督・共同脚本・主演の一人三役をこなし、才能を見せつけた。
また、数々のインタビューではユーモラスな一面をのぞかせたり、ハリウッド屈指のまぶしい笑顔を見せたりして、世界中のファンを虜にしているのだ。
クラシンスキーは周囲の人々を自然と惹きつけてしまう魅力の持ち主だ。とりわけ、妻のエミリー・ブラントと並ぶと、そのパワーはいっそう強烈なものとなる。
実際、ふたりそろってレッドカーペットに登場すればあちこちから歓声があがりフラッシュがたかれる。文字通りの美男美女カップルだ。
こうしてクラシンスキーは、昨年選出されたパトリック・デンプシーの後継者として「世界でもっともセクシーな男性」たちの仲間入りを果たした。
「世界で最もセクシーな男性」は『ピープル』誌が1985年以来、毎年発表しており、歴代の受賞者にはブラッド・ピットやマイケル・B・ジョーダン、リチャード・ギア、アダム・レヴィーン、ポール・ラッドなど名優らが名を連ねている。