キューバの占星術師モニ:終末論的な予言の数々
現在、世界があらゆる意味で危機的な状況におかれているのは、予言者でなくとも分かるだろう。だが、スペイン語圏で有名なキューバの占星術師「予言者モニ」が下した予想はぞっとするほど具体的だ。科学的な根拠がないとはいえ、好奇心を掻き立ててくれるこの予言をどう捉えるのかはあなた次第。
「どうして、人類は相次ぐ悲劇や戦争に見舞われているのか?」予言者モニは、YouTubeチャンネルに投稿した最新の予言の中でこう問いかけた。
写真:YouTube(CanalOficialMhonividente)。
モニは近い将来、世界の地政学に大きな変化があるだろうと警告している。しかも、彼女はそれを行う人物や日時まで特定している。
写真:YouTube(CanalOficialMhonividente)。
予言者モニによれば、ウラジーミル・プーチン大統領はアンチ・キリストなのだという。いわく:「彼は全人類の魂を奪おうとしている。なんとしても止めなくては」
プーチン大統領が狙っているのはウクライナだけではないという。予言者モニによれば、ロシアは同盟国を増やしつつ、西側諸国全体の征服を図っているらしい。
しかし、モニの予言はそれにとどまらない。さらなる悪がはびこる日時まで予想しているのだ。善悪の対決という、まるでアポカリプス映画のような世界の終わりはいつ訪れるのか?
「3月21日、天の戦いが始まります。天使や大天使たちがルシファー率いる72の悪魔と開戦するのを目の当たりにするでしょう。その日、人類に変化が起こり始めるのです」つまり、戦いはすでに始まっているということだ。
画像:NASA / Unsplash
予言者モニは、3月21日こそ人類にとってすべてが変わるターニングポイントだと主張:「聖なる戦いが動き始める、カバラの日なのです」
具体的には「第三次世界大戦」に備えて米国ではジョー・バイデンから現副大統領のカマラ・ハリスに政権交代が起こるだろうという。いわく:「メキシコや米国、フランスで大きな変化があるだろう」
また、燃料価格の高騰により食料難も起こるだろうと予測するモニ:「小麦や米ばかりか、豆もトウモロコシもなくなるでしょう。農業を続けるための肥料もありません」予言は悲観的だ。
一方、新型コロナウイルスについては楽観的な予言を行ったモニ。さらなる流行の波や変異株の発生はないとしている。これは安堵すべきことだろう。
予言者モニは故郷のキューバやメキシコをはじめとするラテンアメリカ諸国で有名な占星術師だ。
写真:YouTube(CanalOficialMhonividente)。
モニは1977年3月21日生まれ。終末戦争の善悪対決が3月21日に起こると予言したことと関係があるかどうかは不明。
写真:Instagram(@ mhoni1)
さまざまなインタビューで語ったところによると、彼女の 「力」は1989年5月13日、落雷に見舞われたことで目覚めたものだという。気を失った彼女は、白衣の女性(モニいわく、ファティマの聖母)に予言能力を授かったことを知らされたという。
写真:Pixabay(PublicDomainPictures)
様々なテレビ番組に登場したことでラテンアメリカ中で有名になった予言者モニ。しかし、彼女の予言はいつも的中するというわけではない。今回の予言は外れて、世界に平和が戻ることを祈るばかりだ。