世界最大のザラ(ZARA) のショップが誕生
世界最大のザラ(ZARA)のショップが、スペインの首都マドリードにオープンした。スペイン広場にあるランドマーク的存在のエディフィシオ・エスパーニャを使用した、3,815㎡の売り場面積を持つ4階建のショップだ。
マドリッドの中心的建物でザラが占めるのは7,700㎡、うち店舗面積は3,815㎡。インディテックスのもう一つのブランドであるストラディバリウス (Stradivarius) も同じ建物の1,300㎡を占めている。
インディテックス・グループ前社長の娘であるマルタ・オルテガが社長に就任してから最初のグランドオープンとなる。ブランドイメージの大きな改革と、未来へ向けた革新的な展望を象徴するかのようだ。
世界最大規模を誇るこのショップは、広くすっきりとした空間で、サービスの提供に必要なあらゆるテクノロジーツールを備えている。
中でもスマートフォンでスキャンして商品を購入できる「Pay&Go」サービスが画期的だ。
ザラの建築部門が手がけた内部空間はニュートラルな雰囲気で広々としており、主役である商品を際立たせることに主観が置かれている。
この建築プロジェクトは、環境サステナビリティシステムを備えており、欧州の建築物環境性能認証制度であるBREEAM認証の要件を満たしている。
ショップにはファッション部門のザラ・レディース、メンズ、キッズの他に、「ザラ・ビューティー(Zara Beauty)」や「ザラ・ホーム(Zara Home)」もある。
さらに「ランジェリー&アンダーウェアー (Lingerie&Underwear)」 、「ザラ・ビューティー(Zara beauty)」 、「ザラ・アスレチックス(Zara Athleticz)」 等の新ラインエリアもそろっている。
今回のグランドオープンとザラの新コンセプトを皮切りに、インディテック・グループは今後、ドーハ(カタール)、東京(日本)、ポルト(ポルトガル)に新店舗のオープンを予定している。ザラの快進撃からしばらく目が離せない。