日本に数ある「世界一」記録:世界最大、最長、最高なものとは?

実は日本が「世界一」になっているものとは
自動販売機の普及台数と年間売り上げ世界一
世界シェアNo1
タコ消費量が最も多い国
世界最古の花
世界最大のプラネタリウム
世界で最も収益をあげているメディアミックス
透明度世界一
世界一長い木造歩道橋
世界で最も魅力的な国ランキング1位
実は日本が「世界一」になっているものとは

日本にはいろいろな分野で「世界一」を記録したものがある。「いちばん大きい」もの、「いちばん高さがある」もの...... 今回は、日本が抱える「「世界一」を紹介していこう。

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自動販売機の普及台数と年間売り上げ世界一

自動販売機の数はアメリカが約650万台で1位、約494万台の日本は2位。しかし、人口や国土面積による比率と売上高でみれば、世界一の自販機大国は日本だ。海外では屋外に自販機を設置すると破壊され、商品やお金を奪われてしまうことが多いという。自販機大国という称号は、日本の治安の良さも象徴している。

世界シェアNo1

グローブライドはリール、ロッドなどの釣り用品を扱う総合メーカー。世界で最も釣り具の売り上げが多い企業で、「ダイワ(DAIWA)」というブランドで親しまれている。また、世界第2位も日本のシマノで、釣り具市場では日本の企業がトップ2を独占している。

タコ消費量が最も多い国

日本人は昔からタコを好んで食べるが、世界的にタコをを食べる国は少ない。見た目や宗教上の理由から忌み嫌われることが多いからだ。日本は世界一のタコ消費国で、世界全体の約60%を消費している。

世界最古の花

千葉市にある東京大学検見川厚生農場の落合遺跡で、2,000年以上前のものとされるハスの実が3つ発掘された。これを植物学者の大賀一郎博士が育て、そのうちの一つが発掘翌年の1952年に花を咲かせる。このニュースは世界を駆け巡り、アメリカの『Life』誌にも写真付きで掲載されるほど話題となった。この世界最古の花は日本各地に株分けされ、毎年6月中旬から7月中旬にかけて美しい花を咲かせている。

世界最大のプラネタリウム

内径35メートルの名古屋市科学館のプラネタリウムドーム、「ブラザーアース」は、世界最大のプラネタリウムとしてギネス世界記録に認定されている。収容人数は350人。ちなみに、世界第2位は愛媛県総合科学博物館にあるプラネタリウムで、内径は30メートルだ。

世界で最も収益をあげているメディアミックス

アニメ、カードゲーム、映画、グッズ、多岐にわたるメディアミックス展開を成功させたポケットモンスター。これまで921憶ドル(約13兆4,610億円)を売り上げ、世界で最も収益をあげているメディアミックスとなった。さらに世界第2位も総収益800億ドル(約11兆6,935億円)をあげた日本のハローキティだ。

透明度世界一

北海道にある摩周湖は、観測史上最も高い透明度を記録した湖。透明度は白い板を沈め、どの深度まで見えるかを測定する。摩周湖は1931年に41.6メートルを記録し、現在に至るまで破られたことがない。湖水中の栄養塩濃度が非常に低く、プランクトンの量がとても少ないことが要因とされている。

世界一長い木造歩道橋

静岡県の大井川にかかる蓬莱橋(ほうらいばし)は、世界一長い木造歩道橋としてギネス世界記録に認定されている。1879年に架けられた農業用の橋で、全長は897.4メートル。語呂合わせで厄無し(やくなし)のご利益スポットとしても人気を博している。

世界で最も魅力的な国ランキング1位

アメリカの大手旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー』誌による52万人以上の読者投票からなるランキングで、日本は世界で最も魅力的な国2023年部門の1位に輝いた。右肩上がりのインバウンドが今後、さらに伸びるに違いない。

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