一風変わった世界各地の博物館・美術館

豚の博物館(ドイツ、シュトゥットガルト)
焦げた食べ物博物館(アメリカ、マサチューセッツ)
海底美術館(メキシコ、カンクン)
毛髪博物館(トルコ、アヴァノス)
バッドアート美術館(アメリカ、マサチューセッツ)
犬の首輪博物館(イギリス、リーズ)
終わった関係博物館(クロアチア、ザグレブ)
ゴキブリ博物館
国立マスタード博物館(アメリカ、ウィスコンシン)
腹話術博物館(アメリカ、ケンタッキー)
ムッター博物館(アメリカ、フィラデルフィア)
魔女博物館(スペイン、スガラムルディ)
国立犯罪刑罰博物館(アメリカ、ワシントン)
国際スパイ博物館(アメリカ、ワシントン)
国際未確認動物博物館(アメリカ、メイン)
拷問博物館(オランダ、アムステルダム)
芝刈り機博物館(イギリス、サウスポート)
国際UFO博物館(アメリカ、ニューメキシコ)
霊柩車博物館(スペイン、バルセロナ)
スイカ博物館(中国、北京)
コンドーム博物館(タイ、バンコク)
目黒寄生虫博物館(日本、東京)
大阪市下水道科学館(日本、大阪)
塩胡椒入れ博物館(アメリカ、テネシー)
豚の博物館(ドイツ、シュトゥットガルト)

もし豚について詳しく知りたいのなら、エリカ・ヴィルヘルマーのコレクションを展示している豚博物館がおすすめだ。現実の豚のさまざまな品種が解説されているほか、ドイツでは幸運の象徴とされているという豚の文化的な側面も紹介される。

焦げた食べ物博物館(アメリカ、マサチューセッツ)

変わった博物館界隈の奥は深い。アメリカのマサチューセッツにはなんと「焦げた食べ物博物館」が存在する。ケーキから肉、飲み物まであらゆる食べ物が真っ黒こげになった姿で展示されている。

写真:Anton Darius / Unsplash

海底美術館(メキシコ、カンクン)

水中に沈む美術館と聞いて興味がわいたなら、メキシコに行ってみよう。国立海洋公園の一角にあるこの美術館では、シュノーケリングしながら470点もの水中彫刻を鑑賞することができる。

毛髪博物館(トルコ、アヴァノス)

トルコ中部の街、アヴァノスにあるのが毛髪博物館だ。つくりも非常に独特で、洞窟の中に16,000ほどの髪の毛の束がぶら下がっている。設立者であるチェチ・ガリップの友人が町を離れるにあたって自らの髪の毛を残していったのがきっかけとなり、以来髪を集め続けてこうなったのだとか。

バッドアート美術館(アメリカ、マサチューセッツ)

自信満々で描いた絵だが、結局気に入っているのは当の本人だけ、ということはよくあるだろう。だが、そんな作品でも美術館に収蔵される可能性があるかもしれない。マサチューセッツのバッドアート美術館は「忘れられるには惜しいほど下手くそ」な作品を収集しており、展示では500点ほどの忘れがたい迷作を鑑賞できる。

犬の首輪博物館(イギリス、リーズ)

イギリスの都市リーズには、お城を使った独特な博物館がある。犬の首輪をテーマとしており、何世紀も前のものも含めた130ほどの首輪が展示されているのだ。

終わった関係博物館(クロアチア、ザグレブ)

はかなく終わった愛というのは多くの人にとってなじみ深いテーマだろう。この「終わった関係博物館」ではそれが具現化した様を鑑賞できる。いまはもう終わってしまった関係を思い出させるさまざまな品(結婚式のドレスやラブレター、写真など)が展示されている。

ゴキブリ博物館

家の中でゴキブリを見つけるのは最悪の体験だ。だが、時にはこの生物に魅了されてしまう人もおり、そのひとりである害虫対策専門家のマイケル・ボーダンはついにゴキブリに捧げる名誉の殿堂を築き上げた。ここではセレブの様に着飾ったゴキブリたちが鑑賞でき、なかにはかなり凝った筋立てのあるものまで存在する。

国立マスタード博物館(アメリカ、ウィスコンシン)

料理において重要な役割を果たすソースだが、なかでも特定の種類のソースだけに特化した博物館すら存在する。このマスタード博物館は5,000を超える種類のマスタードソースを展示している。

腹話術博物館(アメリカ、ケンタッキー)

唇を一切動かさず、声色さえ変えることなく声を発する――この腹話術という技術を薄気味悪いと思う人もいるかもしれないが、ある種の芸術と捉える人もいる。ケンタッキーのベントヘブン博物館はそんな腹話術師とその相棒である人形に捧げられた博物館だ。

ムッター博物館(アメリカ、フィラデルフィア)

フィラデルフィアにあるムッター博物館はさまざまな解剖標本を集めた博物館で、かのアインシュタインの脳みそも所蔵している。ほかにもさまざまな標本や医療器具が展示されている。

魔女博物館(スペイン、スガラムルディ)

魔女や魔術というテーマは多くの人の関心を呼んできた。スペインの街スガラムルディは「魔女の街」としても知られ、魔女狩りとも浅からぬ因縁がある。街にある魔女博物館が伝える伝説によると、かつてこの街で行われた宗教裁判で多くの人が処刑されたのだとか。

国立犯罪刑罰博物館(アメリカ、ワシントン)

アメリカの国立犯罪刑罰博物館に行けば、ボニーとクライドの乗った車やジェシー・ジェイムズの銃などを実際に見ることができる。アメリカ建国以来の犯罪の歴史を再体験することが可能だ。

国際スパイ博物館(アメリカ、ワシントン)

スパイ博物館にいけばまさにジェームズ・ボンドの世界にひたることができる。アメリカの国際スパイ博物館ではスパイにまつわる展示を見たり、いろいろなアクティビティを通じて実際に体験することも可能だ。レーザー口紅や秘密の懐中電灯やピストル、マイク付き時計、さらにはジェームズ・ボンドが実際に使った車などガジェットも豊富に展示されている。

国際未確認動物博物館(アメリカ、メイン)

既存の科学の枠組みには収まらない奇妙な生物について知りたいのなら、ローレン・コールマンが設立した国際未確認動物博物館に行ってみよう。かの有名なイエティやチュパカブラ、あるいはネス湖のネッシーなどについての展示を見ることができる。

拷問博物館(オランダ、アムステルダム)

ヨーロッパの歴史には暗い側面がある。そのなかでも代表的なのが宗教裁判だ。拷問博物館ではこの異教との闘いに用いられた様々な道具が展示されている。

芝刈り機博物館(イギリス、サウスポート)

芝刈り機マニアなら絶対に押さえておきたいのは……芝刈り機博物館だ。300種類以上の芝刈り機が展示されており、なんとチャールズ国王がダイアナ妃と使ったものまであるのだとか。

写真:Andres Siimon / Unsplash

国際UFO博物館(アメリカ、ニューメキシコ)

地球上の存在だけでは好奇心が満たされないなら、この国際UFO博物館がおすすめだ。1947年にUFOが発見されたとして一躍有名になったあのロズウェルにあるこの博物館では、空飛ぶ円盤や宇宙人、そしてそれらをめぐる陰謀が、ロズウェルという町の歴史と一体となって語られる。

霊柩車博物館(スペイン、バルセロナ)

霊柩車と聞くとダークで不吉なものを思い浮かべるかもしれない。スペインのムンジュイック墓地にあるこの霊柩車博物館では非常に美しく豪華に飾られた、スペインのアンティーク霊柩車を展示している。ただ、明るい雰囲気とはいえ、変わった博物館であることも確かだ。

写真:Feinschliff / Unsplash

スイカ博物館(中国、北京)

世界最大のスイカ産地は中国の北京にある。そこではこの夏の定番果物に捧げる博物館が設立されており、100以上の品種について学ぶことができる。

コンドーム博物館(タイ、バンコク)

タイには世界初のコンドーム博物館が存在する。実は、タイは最初期からコンドームの輸入国だったのだ。この博物館はタイ社会に対して安全な性行為の重要性を啓発するために設立されている。

写真:Lovense Toys / Unsplash

目黒寄生虫博物館(日本、東京)

寄生虫の世界は広く、奥深い。ここ目黒寄生虫博物館ではそんな寄生虫について学ぶことができる。長さ9mのサナダムシがあなたを待っている。

大阪市下水道科学館(日本、大阪)

大阪で子供と一緒に楽しめる技術系の博物館に行きたければ、大阪市下水道科学館はおすすめだ。下水道の仕組みについて楽しく学ぶことができるし、巨大なトイレの中に入ることも可能だ。

塩胡椒入れ博物館(アメリカ、テネシー)

アメリカ、テネシー州ガットリンバーグにある塩胡椒入れ博物館では、世界中から集めた2万以上もの塩や胡椒を入れる容器が展示されている。

写真:Sean Foster / Unsplash

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