世界のヘンテコ博物館・美術館25選
美術館や博物館なんて退屈そう?そんなことはありません。何しろ、見たこともないような物と出会うチャンスなのですから。今回、ご紹介するのは世界のヘンテコ博物館・美術館25選。なかには気味の悪いものもありますが、面白さは保証します。
まずは海の底にある美術館なんてどうでしょう?興味がおありなら、カンクン国立海洋公園内にあるMUSA(カンクン海底美術館)を訪問するのがオススメ。この美術館には470体を超える彫像が海中に展示されています。どうやって鑑賞するのかって?シュノーケルかスキューバダイビングです。
黒こげの料理を鑑賞したいあなた、マサチューセッツ州にある焦げた食品博物館ではケーキや肉、その他あらゆる種類の炭と化した食べ物たちがあなたの訪問をお待ちしております。
地元の陶芸家ガリップによって設立されたこの博物館は、洞窟の中に約16,000束の髪の毛が展示されているという奇妙なもの。すべての始まりは、ガリップの友人がアヴァノスの町を離れる際に記念として髪の毛をプレゼントしたこと。以来、コレクションは増え続けています。
小さい頃、お絵かきしてお母さんにプレゼントしたら褒めてもらったという経験は誰にでもあるでしょう。けれども、思い返せば酷い出来だったに違いありません。しかし、そんな作品だって美術館に展示されることがあるのです。実際、バッドアート美術館には500点以上の「忘れがたい駄作」が収蔵されています。
リーズ城にはとても変わったコレクションがあります。城内にある犬の首輪博物館には130もの犬の首輪が展示されており、非常に古いものも含まれているのです。
ラーメン愛好家、とくにカップ麺が好きな人にオススメなのがこちら。カップヌードルミュージアム大阪池田にはありとあらゆる種類とテイストのインスタント麺が揃っており、ワークショップや試食といった体験もできます。
失恋の経験は誰にでもあるものです。おや、失恋したことなどないって?そんな方は失恋博物館を訪れましょう。破局したカップルのウエディングドレス、ラブレター、記念写真など、リアルな展示物が勢ぞろい。
家にゴキブリが出ることほど不快なことはありませんが、ゴキブリの殿堂を開設したマイケル・ボーダン(ゴキブリ駆除業者)にとっては違うのかもしれません。この博物館では、有名な人物に成りすましたゴキブリたちを目の当たりにすることになるでしょう。
唇をピクリともさせずに喋ったり、声色を変えたりするテクニックは驚くべきもので、芸術と言って差し支えありません。ベントヘイブン博物館がマリオネットや腹話術人形を展示しているのもむべなるかな。
ムター博物館には解剖学標本や器具をはじめとした医学的な驚異がたくさん収蔵されているばかりか、アルバート・アインシュタインの脳を見ることもできます。
多くの人を惹きつけてやまない魔術ですが、「魔女の村」として有名なズガラムルディには、異端審問で弾圧された魔法使いに関する伝説が数多く残されています。この博物館は、火刑に処せられることになった当時の村人たちの生活を再現しています。
ボニーとクライドの車やジェシー・ジェイムズの火器など、アメリカンな犯罪史の一端を展示しているのがこの国立犯罪・刑罰博物館。アメリカ建国から現在に至るまで、悪名高い犯罪の歴史を学ぶことができます。
豚について詳しく知りたいなら、シュヴァイン美術館のエリカ・ウィルヘルマー・コレクションがオススメ。ありとあらゆる品種について学ぶことができるこの博物館で、すばらしき豚の世界をご堪能あれ。
ジェームズ・ボンドに憧れるあなたにオススメなのは、知られざるスパイの世界を垣間見ることができる国際スパイ博物館。口紅に見せかけた銃、マイク内蔵の腕時計、ジェームズボンドの車などが展示されており、スパイになった気分を味わえることでしょう。
科学的に確認されていない生物を調査するという奇妙な研究分野の発展を目的として、ローレン・コールマンが創設したのがこの博物館。イエティやネッシーといった伝説の生き物について詳しく知ることができます。
ヨーロッパには異端審問の血なまぐさい歴史があります。拷問博物館には異端撲滅のために利用されたおどろおどろしい拷問具が目白押し:ギロチン、絞首用の鉄環(ガローテ)、ユダのゆりかご……
芝刈り機マニアの方はいらっしゃいますか?そんなあなたにぴったりなのが英国芝刈り機博物館!チャールズ皇太子とダイアナ妃の芝刈り機など、300以上の芝刈り機が勢ぞろい。
地球外生命体や未知の世界が好きな方にはたまらないのが、ロズウェル国際UFO博物館。テーマは空飛ぶ円盤、地球外生命体の陰謀などなど……
葬儀用馬車というとなにやら不気味ですが、モンジュイック墓地(バルセロナ)にあるこの博物館のコレクションは壮観です。
世界最大のスイカ畑は北京にあります。スイカ博物館はこの特産品を記念して、100種類以上の品種を紹介しています。
知られざる寄生虫の世界へあなたをいざなうのがこの寄生虫博物館。巨大なサナダムシを見たことはありますか?ここには、9メートルの標本が展示されています。
どうやら、マスタードは博物館ができるほど多くの愛好家を抱えているようです。国立マスタード博物館には5,000種類以上のマスタードが展示されています。
土木技術に興味がある方は、パリを訪れたら、オルセー通りの地下にある下水道博物館に行くのをお忘れなく。このインフラの歴史と発展が手に取るように分かるでしょう。
グアダレスト(アリカンテ県)にあるこの博物館は、世界中から集められた20,000を超える塩・コショウ入れのコレクションを展示しています。