警察にお世話になったセレブたちの「マグショット」:ずらり66人!
華やかなレッドカーペットでフラッシュを浴びることに慣れているセレブたち。そんな彼らでも、できれば遠慮したいと思う写真が警察のマグショットだ。
2018年夏、ドナルド・トランプの元恋人という触れ込みで自著の宣伝ツアーを行っていたストーミー・ダニエルズ。しかし、オハイオ州のストリップクラブで行われていたパフォーマンスの際、覆面捜査官3人に対する「不適切な接触」という容疑で逮捕されてしまった。
ヒュー・グラントのこのマグショットは、もはや伝説といってよい。
マグショットの女王、リンジー・ローハン。より取り見取りのスタイルでマグショットを撮影されているだけあって、何度も逮捕・服役の経験がある。容疑はすべて違法薬物に関するものだ。
ジャスティン・ビーバーは2014年、違法薬物を摂取し危険運転を行ったとして、マイアミビーチで逮捕されている。この事態にファンは幻滅しただろうが、本人はこの笑顔。
マグショットコレクターの1人、メル・ギブソン。左は2006年、飲酒運転およびスピード違反の容疑でロサンゼルス警察に逮捕されたときのもの。右は2011年、元恋人のオクサナ・グリゴリエヴァに対する暴行容疑で捕まった際のものだ。
パリス・ヒルトンも一度ならず警察のお世話になっている。このマグショットは、2010年にバッグの中に違法薬物を忍ばせていたとしてラスベガス警察に逮捕されたときのものだ。その割に、まるでレッドカーペットで撮影されたかのような決め顔だが……
『ダイバージェント』シリーズで知られるシェイリーン・ウッドリーは、2016年にノースダコタ州で環境保護を訴えるデモに参加した際、工事現場に不法侵入したとして逮捕されてしまうことに。
ジェーン・フォンダも、1970年に気候変動対策デモに参加し逮捕された経験をもつ。環境問題について先見の明があったと言うべきだろう。
バックストリート・ボーイズのシンガー、ニック・カーターは、2016年にホッグズ・ブリーズ・サルーン(フロリダ州)で喧嘩に巻き込まれ、現場を離れることを拒否したため留置所行きに。
『ノッティングヒルの恋人』の主演として知られるヒュー・グラントだが、1995年にロサンゼルスの路上に停めた車中でコールガールとことに及んだとして逮捕。当時、ヒューは女優のリズ・ハーレーと交際していたこともあり、一大スキャンダルとなった。
2014年4月、複数の禁止薬物を摂取した状態で真夜中の通りをさまよい、気が付けばカリフォルニア州カルバーシティの留置所に。この事件を受けて、自らリハビリ施設に入院する決断をしたという。
アカデミー賞俳優のニコラス・ケイジは2011年4月に家庭内暴力・公序良俗違反・公衆の面前での酩酊という容疑で逮捕されている。ニューオーリンズのフレンチ・クオーターで妻と喧嘩になったのが事の発端だった。
ライオネル・リッチーの娘、ニコール・リッチーも、何度か警察のお世話になったことがあるセレブの1人だ。写真は2006年12月に逮捕されたときのもので、容疑はアルコールおよび違法薬物の影響下で道路を逆走したこと。
『マトリックス』で知られるキアヌ・リーヴスも、1993年に飲酒運転で逮捕されている。
2017年の夏、フロリダ州の高速道路に停車した自動車の中で眠り込んでいたプロゴルファーのタイガー・ウッズ。警察が職務質問すると、酩酊の症状を見せたためそのまま逮捕されてしまったが、後に行われた分析によって、背中の手術の痛みを緩和するために服用していた5種類の薬物が引き金だったことが判明した。
2009年のクリスマスは俳優のチャーリー・シーンにとって喜ばしいものではなかったはずだ。というのも、12月25日に家庭内暴力に関する複数の容疑で逮捕されてしまったのだ。
偉大なミュージシャン、デヴィッド・ボウイの姿を捉えたこの写真は、1976年に違法薬物所持の疑いで警察に逮捕されたときのもの。
ヴィンス・ヴォーンも留置所の常連だ。写真左は、2001年にウィルミントン (デラウェア州)のバーで口論になり逮捕されたときのもの。右は2018年にカリフォルニア州の路上で飲酒運転の容疑で逮捕されたときのものだ。
まるで面影がないが、ニューヨークでウエイトレスとして働いていたころのニッキー・ミナージュがこちら。ウェブサイト『The Smoking Gun』によれば、容疑は武器の携行だったという。
2015年にテキサス州トラヴィス郡の刑務所に送り込まれてしまった。ウェブサイト「TMZ」によれば、酩酊したシャイアは制止する警察官を振り切って、赤信号を横断したのだとか。
TVドラマ『メルローズ・プレイス』で知られるヘザー・ロックリアだが、2018年にはパートナーや現場に駆け付けた警官に暴行を加えたとして、何度も逮捕されている。
12歳の少年を虐待したという告発を受け、カリフォルニア州サンタバーバラの警察に出頭したレジェンド。結局、300万ドルの保釈金を支払い、釈放されることとなった。
レジェンド俳優で歌手のフランク・シナトラ。1938年11月、23歳の彼がニュージャージー州で逮捕されたときの容疑は「誘惑」だった。『ニューヨーク・タイムズ』紙によると、男性が婚約などをちらつかせて女性に関係を迫るのは違法とされていたらしい。実際、シナトラを訴えた女性は元恋人(すでに別人と結婚していた)であり、別れに不満を抱いての意趣返しだったという。
ラッパーのジェイ・Z は、すでに音楽界の大物になりつつあった1999年、海賊版を配布していたと見られるレコード会社役員を刺した疑いで逮捕されてしまった。その後、2010年に出版された回想録『Decoded』の中で事実を認めている。
『キューティ・ブロンド(Legally Blonde)』で知られるリース・ウィザースプーンだが、2013年の事件の際にはあまり「リーガル」ではなかったようだ。飲酒運転で逮捕された夫を擁護しようとして警察官に抗ったのだが、彼女自身もしたたか飲んでいたため、あまりいただけない精神状態だったらしい。
2012年に飲酒運転で逮捕された『LOST』のスター。以前にも女性バス運転手に暴行を加えた容疑で逮捕され、7万5,000ドルの賠償金を支払う羽目になっている。
イングランドの元サッカー選手ウェイン・ルーニーは、酩酊中の問題行動により2018年12月に米国で逮捕。これについてラウドン郡保安官事務所は「ルーニーは2018年12月16日に公共の場での酩酊の容疑でワシントン空港警察に逮捕され、ラウドン郡成人拘置所に収容された」としている。
2012年4月6日に、カリフォルニア州ウェスト ・ハリウッドのロサンゼルス郡保安官事務所が公表したこのマグショット。容疑は飲酒運転だ。
2007年12月ロ、飲酒および無免許運転の容疑でサンゼルスで逮捕。さらに、違法薬物所持も判明した。
2010年9月19日、違法薬物所持の容疑でラスベガスのホテルにて逮捕。
ザ・ウィークエンド(本名エイベル・テスファイ)は2015年、乱闘の現場に駆け付けた警察官に暴行を加え、ロサンゼルスで逮捕。
『ホーム・アローン』の主役、マコーレー・カルキンも警察の厄介になった経験あり。2004年にオクラホマ シティで、違法薬物所持の容疑で逮捕されてしまったのだ。
2009年、ジョージア州にある橋で危険な写真撮影を行ったとして留置所行きに。ニーナをはじめとする『ヴァンパイア・クロニクル』のキャストたちが転落しそうだという通報が、橋を通行中だった運転手たちから寄せられたようだ。
ティム・アレンが初めて警察の世話になったのは1978年10月。容疑は違法薬物所持だった。以来、何度か留置所行きになっている。
『ダラス・バイヤーズクラブ』で知られるマシュー・マコノヒーだが、1999年10月に違法薬物所持と公務執行妨害で逮捕されている。騒音がうるさいという隣人からの苦情を受け、オースティンにある自宅を警察が訪れた際の出来事だった。
ローリング・ストーンズのボーカル、ミック・ジャガーは1967年にロンドンで、違法薬物所持の疑いで逮捕されているが、これが初めてでも最後でもなかった。
若い頃のビル・ゲイツは、スピード違反(ときには無免許運転)で何度か警察の厄介になっている。
アル・パチーノは1961年、銃を隠し持っていたとしてロードアイランド州警察に逮捕され、3日間勾留されている。
60人近い女性たちから性的虐待の告発を受けて何度も逮捕されたビル・コスビー。2018年、アンドレア・コンスタントに薬物を摂取させた上で性的暴行に及んだとして懲役10年を言い渡されることとなった。しかし、2021年にペンシルベニア州最高裁判所が有罪評決を破棄し、釈放を認められている。その理由については司法取引が成立したためだという噂も囁かれている。
ニック・カーターの弟で悲劇的な死を遂げたことでしられるアーロンだが、兄同様警察にしょっ引かれたことがある。具体的には、違法薬物の影響下で車を運転した疑いで、ハーバーシャム郡保安官事務所に逮捕されてしまったのだ。
モデルのハイディ・クルムの元パートナーとして有名なアートディーラー、ヴィト・シュネーベル。2017年に違法薬物所持で逮捕されている。
飲み過ぎた挙句、警察の厄介になってしまった米国人歌手ベス・ディットー。2012年3月、オレゴン州ポートランドでの出来事だ。
伝説のボクサーはマグショットコレクターとしても一流。右は性的暴行の容疑で1991年にインディアナポリスで逮捕されたときのもの。左は、2006年にアリゾナ州で、違法薬物所持および薬物影響下での運転の容疑でしょっ引かれたときのものだ。
2007年、ロサンゼルス警察に飲酒運転で逮捕された後、48日間を刑務所で過ごすこととなった。
加重暴行、武器の所持および出頭命令の無視で1988年12月に逮捕されたミュージシャンのジェイムズ・ブラウン。以来、ジェイムズは留置所の常連になってしまうことに。
こちらもたびたび警察の世話になったことがある俳優、ミッキー・ローク。このマグショットは、1994年にロサンゼルスでパートナーに暴行を加えたとして逮捕された際のものだ。
2012年、テキサス州で石油パイプライン建設に反対するデモに参加し逮捕。容疑は私有地に対する不法侵入と公務執行妨害だった。
2013年にフロリダ州で撮影されたジェフリー・エプスタインのマグショットがこちら。ドナルド・トランプ元米大統領をはじめとする著名人とも交流をもつ富豪だが、児童買春ネットワークを組織した疑いがもたれていた。ところが2019年8月、ニューヨークにあるメトロポリタン矯正センターの独房で怪死を遂げることに。
1989年夏、交通警官に暴行を加えて留置所行きになってしまった往年のセレブ。しかし、マグショットの表情を見る限りまんざらでもなさそうだ……
1969年5月3日、麻薬所持の容疑でカナダのトロント国際空港にて逮捕。
英国出身のDJ兼シンガーソングライター、サマンサ・ロンソン。2011年にカリフォルニア州バーストーで違法薬物を摂取し運転、スピード違反などの容疑で数時間留置されている。
アメフト選手のクリス・ラモンズは、2022年2月にラスベガスのホテルで乱闘に加わったとして逮捕。
フロリダ州ハイウェイ・パトロール局によれば、歌手兼俳優のデヴィッド・キャシディは2010年に飲酒運転で逮捕されたことがあるという。
2013年1月にロサンゼルスにて家庭内暴力の容疑で逮捕。
2013年、カリフォルニア州で登録期限が切れた自動車に乗っているところを警官に見とがめられたが、自動車の所有者を明かすことを拒否したため逮捕。
アメフト選手のネイト・ホッブスは、危険運転でたびたびトラブルを起こしたことがある。
俳優のニコラス・ブレンドンも、マグショットを順調に増やしつつあるセレブの1人だ。この写真は、カリフォルニア州パームスプリングスで交際相手に暴行を加えたとして2017年に逮捕されたときのもの。
2013年3月にラスベガスのカジノでサイコロゲーム「クラップス」を行った際、イカサマを働いたとして逮捕。
1963年9月28日、フロリダ州タラハシーで開催された大学主催のアメフトの試合で、軽微な窃盗・公序良俗違反・公務執行妨害・公共の場での酩酊といった容疑で逮捕されたジム・モリソン。無論、彼が警察の厄介になったのはこの時だけではない。
往年の名優、スティーブ・マックイーンは飲酒運転の容疑で、1977年にアラスカ州で逮捕されている。
2012年、テキサス州の路上で酔って裸で運転しているところを逮捕。
2015年2月18日にフロリダ州ランタナで住宅から家具を盗んだ疑いで逮捕されてしまったヴァニラ・アイス、ことロバート・ヴァン・リンクル。後にこの容疑は晴れているが、それ以前の2001年にも妻に対する暴行で逮捕されたことがある。
2019年11月にテネシー州ナッシュビルで逮捕。容疑は飲酒運転だった。それにしても決め顔である。
カリフォルニア州矯正局(CDCR)が公表したこの写真。2009年6月5日にカリフォルニア州デラノにあるノースカーン州立刑務所で撮影された、音楽プロデューサーのフィル・スペクターのマグショットだ。フィル・スペクターは2003年2月に女優のラナ・クラークソンを殺害した容疑で逮捕され、2021年に収監先で死去。
元妻とその交際相手を殺害したとして逮捕。世にいう「O・J・シンプソン事件」である。
俳優兼プロデューサーのニック・ノルティは被告人席の常連でもある。写真左は1961年に偽造クレジットカードの販売で服役した際のもの。右は、2002年9月に飲酒運転の容疑でカリフォルニア警察に逮捕されたときのものだ。