レディー・ガガがヴェネツィア国際映画祭で婚約者のマイケル・ポランスキーをお披露目
第81回ヴェネツィア国際映画祭が2024年8月28日から9月7日にかけて開催された。数多くのセレブが運河の町をにぎわせ、レディー・ガガもヴィネツィアのカーニバルを思わせるいでたちでポーズをとった。
ボリュームのある黒のドレスに、英王室も愛用する「フィリップ・トレーシー」のヘッドピースを着用したレディー・ガガ。出演作『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』のプレミアに向かった。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は2019年に公開された『ジョーカー』の続編で、前作に続きトッド・フィリップスが監督、主人公のジョーカー役をホアキン・フェニックスが務めた。ミュージカル要素が満載とされ、2024年10月4日に全米公開予定だ。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の上演終了後、プレミア会場は11分間にわたるスタンディングオベーションに包まれた。とはいえ過剰評価ということもある。真価については今後の批評家や観客の反応を待つべきだろう。
『ジョーカー:フォリー・ア・ドゥ』でレディー・ガガ演じるハーレイ・クインは前作でマーゴット・ロビーが演じたハーレイ・クインとは趣が異なり、刺激的な仕上がりとなっているようだ。
ヴェネツィア国際映画祭は世界で一、二を争う映画の祭典であり、ハリウッド作品がそのプロモーションに最も力を入れる機会のひとつだ。その意味で、よりシックで商業的要素が抑えられたカンヌ映画祭とは大きく異なっている。
レディー・ガガが今回大きな注目を浴びた理由はもう一つある。最近婚約を認めた実業家のマイケル・ポランスキーと初めてレッドカーペットを歩いたのだ。
ドレスやヘッドピースを飾るジュエリーも視線を集めた。胸元に大ぶりのネックレスがあしらわれたほか、左手薬指にはポランスキーから贈られた婚約指輪が光っていた。
『デイリー・メール』紙はこのダイヤモンドの大きさを約8カラットと推測している。
同時代のアイコンとなるべく生まれてきたかのようなレディー・ガガ。人々の心をつかんで離さず、一部のファンからは文字通り神格化されている。豊かな才能で映画界そして音楽界で主な賞を総なめにしている。
往年のハリウッドスターを思わせる圧倒的なカリスマ性をそなえ、映画『スター誕生』や『ハウス・オブ・グッチ』など多くの作品で見事な演技を披露しているレディー・ガガ。今年のヴェネツィアにも大きな輝きを添えた。