名優ショーン・ペンの華麗なる結婚歴:マドンナからレイラ・ジョージまでフラッシュバック
アカデミー賞をはじめ数々の栄誉ある賞を手にした名優であり、監督としても才能を発揮するショーン・ペン。
しかし、結婚生活を長続きさせることはあまり得意とは言えないようだ。そのショーン・ペンの最初の結婚相手はポップの女王、マドンナだった。
セレブ情報サイト「Showbiz Cheat Sheet」によると、マドンナとショーン・ペンは彼女の楽曲「Material Girl」のMV撮影セットで初めて会った。そのセットでは、ショーン・ペンのアシスタントを務めたことのあるミーガン・リー・オックスが働いており、ペンは挨拶がてらに立ち寄ったのだ。
マドンナとショーン・ペンの視線はたちまち絡み合い、運命的な恋に落ちる。6か月の交際期間を経て、二人はマドンナ27歳の誕生日に合わせて結婚する。1985年のことだった。
ところが、結婚から一年あまりで二人の仲はぎくしゃくしはじめ、気がつくと崩壊寸前のところまで来ていた。
さまざまなメディアが報じているところによれば、ショーン・ペンはマドンナの圧倒的な人気を前にして不安になり、嫉妬心を抱くようになったのだという。
『ピープル』誌によると、嫉妬からくる猜疑心に駆られたショーン・ペンは、妻マドンナが歌手のニック・カメンと浮気していると思い込んでいたようだ。
結局二人は1989年に離婚をすることになったが、『マリ・クレール』誌によると、当時ショーン・ペンには家庭内暴力の疑惑も持ちあがっていたという。
しかし、マドンナはその疑惑を否定してショーン・ペンを擁護した。離婚後の二人の関係はそれほど険悪なものではなく、むしろ良好な関係を維持している。
マドンナと破局のあと、ショーン・ペンは女優のロビン・ライトと再婚する。
ロビン・ライトとショーン・ペンは1996年に結婚し、二人の子供を授かったものの、2010年に離婚した。写真を見ると、当初は幸せな家庭生活を送っていたようだ。
ロビン・ライトとの結婚生活は長続きした方だったが、軋轢がなかったわけではない。
セレブ情報メディア「The Things」が報じるには、ロビン・ライトは夫に対して不満を抱えていたようだ。ショーン・ペンは、子育てのために女優のキャリアをしばらく休止するよう彼女に求めながら、自分はアクセル全開で俳優業を続けていたからである。
2009年8月、夫婦は「和解しがたい意見の相違」を理由に離婚を申請した。のちにロビン・ライトは『ピープル』誌に対し、その離婚はひどく疲弊するものだったと語っている。
ロビン・ライトは彼との離婚について、2014年に英『テレグラフ』紙にも語っている。「離婚はぐったりするものですが、子供がいればなおさらです。私たちはよりを戻そうと何度かこころみ、そのたびに失敗しましたが、いずれにしても家族がバラバラになることを避けたかったのです」
マドンナとは異なり、ロビン・ライトとは離婚後に疎遠になった。ショーン・ペンは『ピープル』誌に対し、ロビンとはあまり連絡を取っていないこと、子供たちとはそれぞれ別々に関わり合っていることを明かしている。
2020年7月、ショーン・ペンは3度目の正直とばかり、オーストラリア出身の米国人女優レイラ・ジョージと結婚する。
『ピープル』誌によると、レイラ・ジョージとショーン・ペンは数年にわたって断続的に交際していたという。
そして2020年、新型コロナウィルスの自主隔離期間のときに二人の関係は深まり、結婚に至った。
2020年8月、ショーン・ペンはポッドキャスト「Armchair Expert with Dax Shepard」のインタビューに出演し、新しい妻についてこう語った:「レイラはつまり、僕の抱えている課題を洗い出してくれるんです。物事にうまく対処し、人としてさらに成長し、自分の意思をよりふさわしい形で他人に伝えるにはどういったことに気をつければいいのか、僕に教えてくれるんです」
しかし、結婚から一年あまり経った2021年11月、夫婦は離婚を申請した。
レイラ・ジョージはショーン・ペンより31歳年下で、彼はすでに60代になっている。その年齢差が破局の原因なのだろうか? レイラの母はイタリア出身の女優グレタ・スカッキ、父はアメリカの俳優ヴィンセント・ドノフリオだが、ショーン・ペンは妻の父親より1歳若いだけなのだ。
レイラ・ジョージとの離婚は2022年に成立したが、これをもってショーン・ペンは結婚に見切りをつけるのか、あるいは4度目に望みをかけるのだろうか? 今後の展開から眼が離せない。