じつは女性に歓迎されないホワイトデーのプレゼントとは?:ギフト選びの誤解と正解
ホワイトデーが近づいてきました。忙しい男性のために、じつは女性に歓迎されにくいプレゼントをご紹介しましょう。もちろん、おすすめのギフトアイデアもご用意しました。では、さっそくみていきましょう。
相手の方が旅行を計画していてコスメポーチが必要というならともかく、たいていの女性は自分に合ったコスメと専用ケースを持っているもの。ポーチを贈るよりも。そこにしまいたくなるケアグッズを手渡しましょう。
相手への想いを示すことができそうな、ロマンチックなアロマキャンドル。とはいえ人気も高くて贈り手の個性をアピールするには不向きです。しかも相手が好む香りを把握しておく必要があるなど、意外にハードルが高いもの。それでもキャンドルをという方には、オーガニックキャンドルの手作りキットはいかが。
料理好きな女性にレシピブックは昔風? それでは有名シェフの料理教室を予約してはいかがでしょう。加えて同行者、あるいはあなた自身の分を予約して一緒に料理体験ができれば、素敵な思い出が増えること間違いなし。
女性はだれでもリッチ感のある化粧品が好きと思いがち。でもアンチエイジングのシリーズには要注意。受け取った女性は、自分が年を取ったと暗に(あるいはあからさまに)いわれているようで、気を悪くしてしまうかもしれません。それよりエステサロンを予約して、優雅な時間を贈る方が気が利いています。
ボディスクラブやオーガニックソープ、あるいはヘアオイルなど極上のバスグッズを詰めこんだギフトセットなら、期待通りの反応を引き出せるでしょう。
写真:Edz Norton / Unsplash
床掃除に夢を馳せる女性はほぼいないので、掃除機のプレゼントはもってのほか。たとえ最新型のマシーンであってもやめておく方が無難です。それより彼女が家事を休めるようクリーニングサービスを頼んであげたり、あなた自身が腕まくりをする方がおすすめ。もちろん、それとは別にギフトの用意も忘れずに。
相手の同意がないのにペットを贈るのは危険すぎる選択です。それよりもリビングルームにぴったりの、手入れのしやすい観葉植物を贈る方が相手のため、そしてあなたのためになるでしょう。
ダイエットが必要、と相手に思わせては元も子もありません。実際に彼女が体重を気にしているとしたら、ジム入会やダンス体験などをプレゼントした方が喜ばれることでしょう。それに、体験型ギフトの方が楽しい思い出につながること請け合いです。
個性的だけど要注意でもあるプレゼント。彼女の抱えるコンプレックスを解消することもあれば増してしまうこともあり、白髪染めならなおさらです。パートナーのお気に入りの、あるいは憧れのヘアサロンを予約してあげる方がいいでしょう。
パートナーが読書好きなら、本を贈るのは素敵なホワイトデーの祝い方。ただし、相手が関心をもっているかどうかや好みの作家、すでにその本をもっていないかチェックするなど、意外に準備が大変です。とはいえ自信をもって渡せる一冊があるなら、迷わず本を贈りましょう。
カレンダーを贈られた女性はきっと、あなたを家から追い出す日にマルを付けることでしょう。風景写真入りのカレンダーは個性に欠けますが、二人の写真を入れたり二人だけの記念日を書き込んだりしたオリジナルカレンダーなら相手のハートをつかめるかもしれません。
一定の年齢に達した女性は、ギフトにはある程度のクオリティを期待するようになります。その人の趣味に沿うデザインが見つかれば、ジュエリーを贈るのもいいでしょう。あるいは二人の思い出につながるデザインや、彼女の好きなモチーフが使われているカジュアルなペンダントでも気持ちを伝えることができます。
実用的だけど、どこででも売っていそうなショッピングバッグ。いろいろ見比べて購入するよりも、いっしょにショッピングに出かける方が喜ばれるでしょう。
ともあれプレゼントの目的は相手への深い愛情を示すこと。相手に合わないものを買うよりは、時間をかけて手作りするのもいいでしょう。種類豊富な手作りキットをチェックして、お財布にやさしく個性にあふれたギフトを用意しては。
ときには忙しすぎて、あるいはうっかりしてギフトの用意ができないことも。そんな空恐ろしい事態を避けるには、さりげない気遣いを見せたり、感謝の気持ちを綴ったメッセージやカードを渡したり、あるいは食事に招待したりしてもいいでしょう。きっと彼女は笑顔を見せてくれるはず。