プライベート画像が流出してしまったセレブたち
あらゆる面でスマート化がすすみ、良いこともあれば悪いこともある。たとえばハッカーたちがセレブの日常を狙うこともあり、2014年には「ファプニング」を名乗るハッカーがスターのプライベート画像に不法にアクセス、オンライン上でリークさせるという事件が起こった。犯人はiCloudアカウント50件、Gmailアカウント70件をハッキングした罪で禁固6年の判決を受けたが、流出した画像は削除の試みにもかかわらず出回り続けている。そこで今回は、ハッキング被害に遭ったことのあるセレブたちをご紹介しよう。
ケンダル・ジェンナーもヌード写真が数十枚流出するという被害に遭ったが、皮肉なことにそれが世界的セレブへの道につながった。
流出したのは、写真家のラッセル・ジェームスが撮影した、乗馬するケンダルの写真とビーチでのショットだった。
ハッキング被害は「破滅的な」経験だったというスカーレット・ヨハンソン。2011年と2017 年の計2回被害に遭っており、ヌードでカメラに向かってキスする姿が写っていた。
「ファプニング」事件以前から、インターネット上で最も検索されるセレブの1人だったジェニファー・ロペス。
さらに、彼女のヌード写真が流出すると検索数はうなぎ上りに。
セレーナ・ゴメスの場合、さらなる不都合があった。写っていたのは彼女だけではなかったのだ。しかも「ファプニング」事件では最初のリークのみならず、2度目のリークでも被害に遭ってしまった。
最初にリークされたヌード写真には顔が写っていなかった。しかし、しばらくするとインターネットユーザーたちが、写っていた身体からセレーナであることを特定してしまった。
2度目のハッキング被害では、当時交際していたジャスティン・ビーバーのヌード写真が、世界屈指のフォロワーを誇るセレーナのインスタグラム上に投稿されたのだ。
ジェニファー・ローレンスの場合、数十枚のヌード写真に加え、当時のパートナー、ニコラス・ホルトとの過激な動画までリークされてしまった。実際、ジェニファーはこの事件で最もダメージを受けた1人だ。
ショックを受けたジェニファーは数週間、自宅から出ることができなくなってしまった。しかし、写真に写っているのは自分であることを否定しなかったばかりか、犯人の断罪に最も貢献した女優となった。
普段からInstagram上で大胆なショットを披露していたエミリーだが、被害にあった写真はもっとショッキングなものだった。
iCloudから盗み出された写真には、エミリーが過激なポーズでひとり慰み事に耽る姿が写っていたのだ。
キム・カーダシアンがハッキング被害に遭ったのは2007年。しかし、後になって犯人は母親であり、100 万ドルと引き換えにキム自身も動画のリークに同意していたと判明。問題の動画は当時の交際相手、レイ・ジェイとともに撮影されたものだった。
その数年後、ヌード姿で鏡の前に立つ写真をシェアしたキムだが、胸のあたりは黒塗りになっていた。ところが、数時間後には、何者かの手で黒塗りなしの写真がリークされてしまった。
流出したケイトの写真は世界中で検索されることとなってしまった。しかも、今では夫となったジャスティン・バーランダーと一緒に写っていたのだ。おかげで、ケイトはセレブたちの中でも格段に辛い思いをする羽目に。
さらに、「ファプニング」による2度目のリークでは、パートナーとの過激な写真や動画が流出してしまった。
ブレイク・ライヴリーの場合、リークされた写真はあからさまなものではなかった。しかも、整形前に撮影されたものだったため、彼女だと気付かなかった人も多いことだろう。
とはいえ、ブレイクはこの事件にショックを受けることとなった。
事件についてコメントしなかったウィナノ・ライダー。実際、「ファプニング」による1度目のリークでは、トップレス写真が1枚リークされただけだった。
リアーナの場合、リークされたのは試着中の彼女を捉えた写真だった。そして、この写真には非常に多くのコメントが付けられることとなった。
もちろん、この事態にリアーナは怒り心頭だった。
リークされたヴァネッサ・ハジェンズの写真は本人であることが明らかで、ヴァネッサ自身も自分であることを認めざるを得なかった。彼女もまた、何度もハッキング被害に遭っているセレブの1人だ。
ヴァネッサは何が起きたのか、どのように写真がリークされたのかわからないとコメントしたが、実は単純な話だ:犯人はヴァネッサのiCloudに侵入したのだ。
ハッカーたちが最も数多く流出させたのは『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』のスター、ケイリー・クオコの写真だった。彼女が検索数で上位に立ったのはそのせいだ。
おかげで何週間も辛い思いをすることになったと打ち明けたケイリー。実際、リークしたのはヌード写真まがいの過激な姿だった。
2014年9月、プライバシーに細心の注意を払っていたアヴリル・ラヴィーンにもハッカーの魔の手が迫った。
出会い系サイトBadooに載せるために鏡の前で撮ったセルフィ―が被害に遭ったのだ。
iCloudに保存していた写真を盗み出されてしまったキルスティン・ダンスト。これによって、ありとあらゆるプライバシー写真が流出することに。
しかし、そのくらいでへこたれるキルスティンではなかった。写真が自分であることを否定するどころか、事件の日のうちに愉快な顔文字を添えて「サンキュー、iCloud」とツイート。もちろん、アップル社を責めることもなかった。
アマンダ・サイフリッドの場合、本人のプライベート流出だけでは済まなかった。
2017年、パートナーと事の最中に撮った写真がリークされ、全世界に公開されてしまったのだ。
夫のアダム・シュルマンとのプライベート写真もハッキング被害に遭ったアン・ハサウェイ。
しかし、大部分は鏡の前で自撮りしたヌード写真だったようだ。
『プレイボーイ』のプレイメイトとして以前から過激なショットを披露していたが、プライベート写真のリークには怒りを隠さなかった。
2012 年に携帯電話からシエナ・ミラーとの過激な写真をリークされてしまったジュード・ロウ。これによって、2人は別れた後もたびたび会っていたことが判明した。
「ファプニング」による1度目のリークは免れたものの、数日後に起きた2度目の流出劇では被害に遭うこととなった。
流出したのは1枚だけだったが、よりによって過激な写真だった。
被害に遭った写真を撮ったのは当時の恋人だったため、そのことを恨んではいないとコメントしたキャサリン。そのかわり、ハッカーを非難した。
ハッカーが盗み出したのは、マイリー・サイラスが「自然派」に凝っていて、一日中服も着ずに生活していたころの写真だった。
写っていたのは、サウナで寛ぐマイリ―の姿だった。
流出したのは、キャットウーマンのマスクを被っただけの姿。以前から、自分の写真を無断公開する者は誰であれ訴えると警告していたにもかかわらずだ。