ブルックリン・ベッカムの新妻、ニコラ・ペルツってだれ？

2022年4月9日に執り行われたセレブ婚。花婿はデビッド・ベッカムとヴィクトリア・ベッカムの息子、ブルックリン・ベッカムだ。では、注目のお相手は…… ニコラ・ペルツだ。

現在、1,000万ドルあまりするビバリーヒルズの邸宅に住んでるブルックリンとニコラだが、結婚式はペルツ家がフロリダ州パームビーチに所有する大邸宅「モンソレル」で執り行われた。全27室、資産価値1億ドルを誇る海辺のクラシックな屋敷だ。

大金持ちの結婚は一筋縄ではいかない。ニコラ・ペルツは莫大な財産を相続することになっているのだ。『デイリー・メール』紙によると、二人は挙式前に婚前契約を結んだという。

招待客に各界からの錚々たるVIPが名前を連ねる結婚式は、コストも桁外れだ。『Hola!』誌によれば、なんと推定400万ドル。しかし、二人にとっては大したことないのかもしれない？

ケンタッキー州でツアー中だったブルックリンの代父、エルトン・ジョン。その後、次のコンサートのためにオハイオ州に向かった。しかし、エルトンのパートナー、デイヴィッド・ファーニッシュがブルックリンの結婚式に出席したとされている。

『デイリー・ミラー』紙によれば、結婚式にかかった費用はほとんどエンターテインメントに使われたらしい。伝説のラッパー、スヌープ・ドッグをDJに起用したのだ。スヌープ・ドッグによれば「デビッドとは10年以上のつきあいで、家族とも親しい」とのこと。

婚約していたブルックリン・ベッカムとニコラ・ペルツの結婚はセレブたちの間で以前から話題になっていた。二人の結婚生活は長続きするのだろうか？ブルックリンはインスタグラムでニコラ・ペルツを「生涯の妻」と呼んでいるが、はたして……？

A＆E放送のドラマシリーズ『ベイツ・モーテル』でブラッドリー・マーティンを演じたことで知られるニコラ・ベルツ。しかし、映画にも挑戦しており、2014年には『トランスフォーマー/ロストエイジ』でテッサ・イェーガーを演じた。

ニコラはニューヨーク州ウエストチェスター郡生まれ。母のクラウディア・ヘフナーはモデル、父のネルソン・ペルツは投資で大きな成功を収めたビリオネアだ。

『マリー・クレール』誌によれば「両親は私と兄が俳優活動をすることに反対しています。ハリウッド嫌いなんです」としたニコラ。いわく「兄がいなかったら、どうしていいか分からなかったはず」だという。

2010年にはM・ナイト・シャマラン監督の映画『エアベンダー』に出演したニコラ。ウェブサイト IMDbによれば、ニコラはこの役を演じるために太極拳を習ったという。

2016年12月から2018年5月まではモデルのアンウォー・ハディッドと付き合っていたという。

ペルツ家はなんと8人きょうだい。ニコラには兄が4人、弟が2人、姉が1人いるのだ。兄のウィル・ペルツは映画『アンフレンデッド』やドラマシリーズ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』、『ユーフォリア/EUPHORIA』、『MANIFEST/マニフェスト』などで活躍する俳優だ。

「私は兄がたくさんいる環境で育ちました。だから打たれ強いんです。からかわれることもありましたし、お互い遠慮なんてありません。だから、思ったことをそのまま口にするようになりました」ニコラは『インタビュー』誌のこうコメントしている。

付添人を選ぶにあたってすこし変わった人選をしたニコラ。『Hola!』誌によれば、母方の祖母と兄のブラッド（写真）が務めたという。

ついにベッカム夫妻となった二人の交際期間は4年、そのうち2年間は婚約もしていた。

2020年7月に婚約した際、ブルックリンはインスタグラムにこう書いている：「2週間前、プロポーズをしたんだ。彼女は受け入れてくれたよ。俺は世界一幸運な男だ。最高の夫、父親になって見せる。愛しているよ」

ウェディングドレスはローマのヴァレンティノ本社が紡ぎあげたものだ。実際、ニコラいわく、デザインを担当したのはヴァレンティノのクリエイティブディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリ氏本人だという。また『CR Fashion Book』誌には、お色直しでヴァレンティノのドレスを何枚か着ることになっているとコメントしていた。彼女が身にまとったオートクチュールガウンは、クラシックでありながらモダンで芸術的なものだった。

結婚式を終えて晴れて夫婦になった二人だが、ニコラの生活は依然として大忙しだ。現在、男性ストリップ・グループ「チッペンデールズ」を設立したインド人起業家、ソメン・バナルジーの半生をドラマ化したシリーズ『移民』に出演、ますます活動の幅を広げている。