50代に突入したジュード・ロウ:一世を風靡したイケメン俳優の浮き沈みとは

50代になったジュード・ロウ
クリス・ロックのブラックジョーク
ジュード・ロウの現在
アンソニー・ミンゲラ監督の作品で活躍
イケメンぶりが足かせに?
私生活が注目を集める
恋愛スキャンダルで人気が低迷
舞台で活躍
7人の子供
直近の出演作
人気絶頂期を過ぎ去っても活躍を続けるジュード・ロウ
50代になったジュード・ロウ

かつてハリウッドで一世を風靡し、スターの階段を上り詰めたジュード・ロウ。しかし、キャリアの浮き沈みを経験し、年齢を重ねるにつれて容姿も大きく変化した。2022年にカメラの前に姿を現した際には、白髪混じりの顎ひげを蓄えた姿で、一躍その名を轟かせた映画『リプリー』(1999)で演じた青年のイメージとはかけ離れていた。

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クリス・ロックのブラックジョーク

ジュード・ロウが人気絶頂期にあった2005年に、アカデミー賞の司会を務めたコメディアンのクリス・ロックは、ロウについて皮肉混じりに冗談を言っている。「本当はトム・クルーズが見たかったのに、目にしたのはジュード・ロウだけ?ジュード・ロウって誰なんだ?過去4年間に見てきた映画全部に出ているのはどうしてかって?全部の映画に出ているからさ」後にジュード・ロウは、この発言に少し腹が立ったと語っている。しかし、2022年に同じくアカデミー賞授賞式でクリス・ロックから妻を揶揄されたウィル・スミスのように平手打ちをすることはなかった。

ジュード・ロウの現在

人気の絶頂期を過ぎ、近年のジュード・ロウが何をしているのか気になっている人も多いかもしれない。それもそのはず、2021年には出演作がなく、2022年には1本、2023年には2本の映画に出演しただけである。そして残念ながら直近の出演作は、それまでロウが出演してきた大ヒット作とは程遠いものである。

アンソニー・ミンゲラ監督の作品で活躍

イタリア出身のアンソニー・ミンゲラ監督に見出され、ジュード・ロウは数々のヒット作を放った。例えば『リプリー』、『コールド マウンテン』、『こわれゆく世界の中で』である。残念ながらミンゲラは、ガン手術後の合併症で2008年に54歳という若さでこの世を去った。

 

画像:'The Talented Mr Ripley,’ 1999, Paramount Pictures, Miramax

イケメンぶりが足かせに?

ミンゲラ監督は、ジュード・ロウについてこう発言している。「ジュードは、大人の男性の心を持った美しい少年だ。美しい肉体から抜け出そうと奮闘する真の性格俳優だ」

画像:People Magazine cover, 2004

私生活が注目を集める

私生活も、ハリウッドスターとして人気を失っていったことに関係があるかもしれない。最初の大きなきっかけは、3人の子供の母親でもある妻サディ・フロストと2003年に離婚したことだった。ロンドンに住むビッグカップルの破局は、大いにメディアを賑わせた。

恋愛スキャンダルで人気が低迷

ジュード・ロウの恋愛スキャンダルはそれだけではなく、2005年に映画『アルフィー』で共演したシエナ・ミラーと婚約していたにもかかわらず、子供たちのシッターと浮気していたことが判明。ジュード・ロウは公の場で謝罪したが、2人は2006年に破局。この頃から、ジュード・ロウが大作に出演する機会が減り始めている。

舞台で活躍

しかし2009年、ジュード・ロウは舞台で大きな成功を収め、『ハムレット』の主役を演じてトニー賞にノミネートされた。その後も、『Dr.パルナサスの鏡』や『レポゼッション・メン』に出演。2016年の『ヤング・ポープ 美しき異端児』では、初めてドラマの主演を務めた。

7人の子供

ジュード・ロウの複雑な恋愛遍歴は、注目を集めることも多い。2019年には心理学者のフィリッパ・コーアンと結婚、二人は2023年にロウにとって7人目となる子どもを授かった。それ以前には、2009年にモデルのサマンサ・バークとの間に、2015年にはキャサリン・ハーディングとの間に子どもをもうけている。

直近の出演作

最近の出演作で特に注目を集めたものは、2003年の『ピーター・パン&ウェンディ』と2022年の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』だった。2023年の映画『Firebrand』ではヘンリー7世を演じ、映画自体はあまり注目されなかったが、ジュード・ロウの演技が高く評価された。

人気絶頂期を過ぎ去っても活躍を続けるジュード・ロウ

最後に、ジュード・ロウの最近の出演作や、公開予定の作品を見ていこう。ディズニープラスの『スターウォーズ』シリーズで主演を務め、Netflixの番組『Black Rabbit』ではジェイソン・ベイトマンと共演を果たした。また、白人至上主義がテーマの映画『The Order』で主役を演じ、ロン・ハワード監督のサバイバルスリラー映画『Eden』も撮影中である。人気絶頂期を過ぎ去っても演技派俳優として活動を続けるジュード・ロウ。その今後の活躍から目を離せない。

 

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