今どうしている?:トム・クルーズとニコール・キッドマンの養女イザベラ・クルーズ
ハリウッドの大物元カップル、トム・クルーズとニコール・キッドマンが迎えた養子、それがイザベラ・ジェーン・クルーズ・キッドマンだ。ロンドンとロサンゼルスを行き来するイザベラだが、マスコミへの露出を避けているためそのプライベートはほとんど謎に包まれている。
イザベラ(1992年生)はニコール・キッドマンとトム・クルーズ夫妻(結婚期間は1990年から2001年)の養子で、同じく養子の弟にコナー・クルーズ(1995年生)がいる。トム・クルーズとケイティ・ホームズの娘スリ(2006年生)、ニコール・キッドマンとキース・アーバンの二人の娘とあわせれば大家族になるだろう。
イザベラ・クルーズ・キッドマンのことは一般にはほとんど知られていない。2015年、コンサルタントのマックス・パーカーと22歳の若さで極秘結婚(しかもスターである両親の立ち会いはなし)。『Women's Day』誌によれば、花嫁は白いトリミングレースのスーツでウェディングに臨み、ブライズメイドはサーモンピンクのドレスを着ていたという。
イザベラとマックスの出会いはロンドン。その数年前に、ニコール・キッドマンと別れたトム・クルーズがイザベラと弟のコナーを連れて移り住んだ場所だった。イザベラは美術を学んだ後、スタイリストを目指し名門美容アカデミーに入学。
美容の道に進んだイザベラは、ショートヘア、ロングヘア、カラーとさまざまなスタイルやルックスに挑戦している。「ベラ」の愛称で呼ばれる若きイザベラは怖いものなしだった。
イザベラを知る人々は、彼女はシャイで控えめな性格であり、両親とはかなり違い、世界中を飛び回るDJである兄のコナーとも正反対だといっている。実際、「~の娘」というレッテルを貼られることも、脚光を浴びることも避けているようだ。
ただし父トム・クルーズや弟コナーと同じく、イザベラもサイエントロジスト。母ニコール・キッドマンは『Who Australia』のインタビューで、「母親として寛容性を示すことと子供たちを愛することが仕事。親にはつねに無条件の愛を与える責任があるのです」とコメントしている。
イザベラ・クルーズはメイクやヘアのスタイリストという肩書に加え、2019年にはビジネスもスタート。自身の頭文字、BKC(ベラ・キッドマン・クルーズ)という名のTシャツブランドをを立ち上げた。
弟コナーとは異なり、ベラはプライベートをSNSで公開することはほとんどない。自身の投稿を取り上げるメディアの存在に気づき、インスタグラムのアカウントを非公開にするなどきわめて慎重だ。
「彼女は普通のロンドンっ子の生活を送っています」と『HELLO!』誌は伝える。「スポットライトを避け、自分の生活やイメージチェンジをしたこと、弟と過ごした余暇のことなど、プライベートに関するコメントはすべてSNSから削除されています。アカウントには過去のプロフィールはほとんど残っていません」とする。
住む国は違っても、母と娘の関係は良好な様子。これからも仲良しでありますよう!
イザベラ・クルーズが母ニコール・キッドマンの横に並ぶことや、公のイベントに姿を現すことはきわめてまれだ。
ニコール・キッドマンは現在の夫キース・アーバンと2人の娘とともに米国に暮らしている。長女と過ごす時間は多くはないが、インタビューで「ベラのことをとても誇りに思う」と語っている。
ニコール・キッドマンは『オーストラリアン・ウイメンズ・ウィークリー』誌に対し、子供たちについて「イザベラもコナーもクリエイティブなアートの世界に進み、見事に成功を収めました」、「二人とも寛大で優しくて真面目で、素晴らしい成長を遂げたことを誇りに思っています」とコメント。
2001年には一部のメディアから、母娘関係はあまりよくないと報じられた。しかしイザベラ・クルーズは『New Idea』誌でこの報道を否定し、「私は母を愛しています。私のママであり、人間的にも素晴らしい人。時々会って話もしているし、仲の良い家族であることを嬉しく思っています」とコメント。
イザベラは父トム・クルーズとの関係もきわめて良好だとしている。弟のコナー・クルーズ、妹のスリ・クルーズと連れ立って朝のニューヨークを散歩するなど、良好どころか親密な関係を築いているようだ。
トム・クルーズと女優のケイティ・ホームズとの間に生まれた妹のスリちゃんともとても仲良し。『HELLO!』誌は「運命のいたずらで3度の離婚を経験したトム・クルーズだが、3人の子供を授かり仲良く暮らしている」、「子供たち3人は同じ屋根の下で育ち、ロサンゼルスの同じ学校へ入ったほど」と伝えている。
でも、それはずいぶん前のこと。トム・クルーズと3人の子供たちの写真は極めてまれで(少なくとも公の場では)、各記事によればトム・クルーズはかなり前から末娘のスリに会っていない様子。
トムが娘スリと疎遠になったことは、イザベラ・クルーズと女優のケイティ・ホームズの関係にも影響を及ぼした。以前はイザベラとケイティが連れ立って出かける姿もたびたび目撃されていたのだが。
関係者によると、ケイティ・ホームズとイザベラ・クルーズが疎遠になったのはケイティとトムが離婚した2002年から。このときケイティは娘のスリちゃんを連れてニューヨークに移住、イザベラは父親トム・クルーズについてロンドンに移住したことで大きく距離が離れた。
ケイティ・ホームズとトム・クルーズが幸せなカップルだった頃、大家族が一緒に出掛ける姿が頻繁に目撃されていた。例えば幼い頃のイザベラ・クルーズはスポーツに熱心で、家族が試合観戦をしていたそう。
かつてサッカーと野球といったスポーツを通じてクルーズ・ホームズ家の人々が結びつき、スターである両親が子供たちと笑い合い、家族で仲良く過ごした時代があった。
イザベラ・クルーズの極秘結婚が発覚した際、『PEOPLE』誌は「イザベラと父親との関係はきわめて良好」と伝えている。また、『¡HOLA! 』誌によれば「トムは結婚式に出席しなかったが、それは有名な父親が出席して人々の注目を過度に集めることを避けたいという2人の希望を尊重したから。ただし結婚式の費用を負担したのはトムだった」そう。
しかし実際に距離があるためか子どもたちが大人になったためか、トム・クルーズが幼いコナーやイザベラと並んだこの写真のような姿を目にすることは珍しくなっている。
スーパースターの父親と並んで笑顔をみせる子供たちに会える日が来るのはいつだろう。できればトム・クルーズ、ニコール・キッドマン、それぞれのパートナー、子供たちとそのパートナー、大家族が一堂に会した姿を目にしたいものだ。