特殊メイクを施したスター俳優たち:メイクONとOFFを比べてみよう
ティム・バートン監督の『ビートルジュース』(1988) で、主人公を演じるために特殊メイクをしたアメリカ人俳優マイケル・キートン。この映画は大ヒットし、アニメシリーズやミュージカルも作られた。
写真:Warner Bros
歴代バットマンの中でもマイケル・キートン版は人気が高い。近年は『スパイダーマン』の悪役としても活躍し、長年にわたって観客を魅了し続けている。
『X-men:アポカリプス』(2016) で、悪役の「エン・サバ・ヌール」を演じたオスカー・アイザック。
写真:20th Century Studios
最近の『スター・ウォーズ』三部作で、「ポー」を演じたことでも有名なオスカー・アイザック。長いキャリアを誇り、2021年は『DUNE/デューン砂の惑星』で素晴らしい演技を見せ、2022年はマーベル・スタジオが制作するTVドラマシリーズ『ムーンナイト』で完璧な英国訛りを披露した。
制作上のトラブルが相次ぎ、監督も交代する中、ビル・スカルスガルドがキャスティングされ史上最も恐ろしいピエロが誕生した。
写真:Warner Bros
スウェーデン出身の若手俳優は、2017年にリメイクされたスティーブン・キングの『IT/イット”それ”が見えたら、終わり。』でピエロの「ペニーワイズ」を演じて有名になった。
バットマン映画『ダークナイト ライジング』(2012) に登場する体の大きなスキンヘッドのテロリスト、ベイン。演じているのがイケメン俳優のハーディだと気づく人は少ない。
写真:Warner Bros
この多才な俳優は、役に合わせてカメレオンのように自身を変化させる。『レジェンド:狂気の美学』(2015) で一卵性双生児の「ロン」と「レジー」を見事に演じ分け、『レヴェナント:蘇りし者』(2015) ではハンターチームの「ジョン・フィッツジェラルド」でオスカーにノミネートされている。
DCコミックスを原作とした映画『スーサイド・スクワッド』(2016)で「エンチャントレス」を演じたカーラ・デルヴィーニュ。魔女役として、ファッション誌の表紙には不向きなおどろおどろしい特殊メイクをしている。
写真:DC Films
イギリス出身のモデル兼女優は、ファッション雑誌が奪い合いを起こすほどの美貌を誇る。
「ペンギン」と呼ばれる醜男オズワルド・コブルポットを演じるのは、他ならぬコリン・ファレル。ロバート・パティンソンが『バットマン』の新しい時代を築き上げたように、コリン・ファレルが魅力的なアンチヒーローの新世代をスタートさせた。
写真:Warner Bros
本来はかなりのイケメンであるにも関わらず、超大作『バットマン』の新作ではずんぐり太ったヴィランを演じ、本人とは見分けがつかないほどの変身ぶりを見せた。
マーベル・スタジオ制作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014) で、カレン・ギランが演じたのはガモーラの義妹でサイボーグ化した「ネビュラ」。以前出演したTVシリーズ『ドクター・フー』に登場する敵役のような風貌をしている。
写真:Marvel Studios
スコットランド出身のカレン・ギランは『ドクター・フー』でマット・スミスが演じる11代目ドクターと共に時空を旅する「エイミー・ポンド」役で一躍有名になった。
ライアン・レイノルズは、、病気を治すために人体実験を受けた傭兵を演じる。マッドサイエンティストの「エイジャックス(フランシスと言うべきか)」による手術が失敗して遺伝子に異常をきたし、人々が目をそむけたくなるような容姿になってしまった。
写真:Marvel Studios
サッカークラブのオーナーも務めるライアン・レイノルズは、ユーモアのセンスや親しみやすさで長年にわたって人々を魅了してきた。だが『デッドプール』ではハリウッドのイケメン俳優というより、ホラー映画『エルム街の悪夢』の邪悪な「フレディ・クルーガー」のようだ。
2007年のロマンティック・ファンタジー・アドベンチャー映画『スターダスト』で、邪悪な魔女「ラミア」を演じたミシェル・ファイファー。これほどの美人女優をここまで変えてしまうには、相当な特殊メイクが必要だ。
写真:Paramount Pictures
地球上で最も美しい女性の一人とされるミシェル・ファイファー。多くの人は『バットマン リターンズ』の「キャットウーマン」の印象が強く残っているはず。
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ギレルモ・デル・トロ監督のファンから絶大な人気を誇る『ヘルボーイ』(2004) 。主役を演じたロン・パールマンは高度な特殊メイクにより、実の母親でさえ本人とわからないほど別人となっている。
写真:Lionsgate Films
テレビシリーズ『美女と野獣』の野獣役でゴールデングローブ賞を獲得したロン・パールマン。自分とはかけ離れた役を演じるのはお手のもの。
歴史ドラマ『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(2018) で「エリザベス1世」を演じ、その演技が絶賛されたゴージャスな女優。
写真:Universal Pictures
オーストラリア出身の美人女優は、数え切れないほどの作品を通じて私たちの心を魅了してきた。
クエンティン・タランティーノが脚本を手掛けたトニー・スコット監督の名作『トゥルー・ロマンス』(1993) で、オスカー俳優は麻薬売りのヒモ男「ドレクスル」という個性の強い役を演じた。
写真:Warner Bros.
ブラム・ストーカーの有名な小説を映画化した『ドラキュラ』(1992) の「ドラキュラ伯爵」や、『ダークナイト・トリロジー』三部作の「ゴードン」役で知られるゲイリー・オールドマン。幅広い役を見事に演じ分け、世間を驚かせてきたカメレオン俳優のひとりだ。
クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』(2008) でひねくれたいたずら者を演じ、一世を風靡したヒース・レジャー。
写真:Warner Bros
オーストラリア出身の実力派俳優は2008年に28歳の若さで亡くなり、各国のファンを悲しませた。
スティーブン・スピルバーグ監督の『フック』(1991) にカメオ出演したグレン・クローズ。彼女だとは気付いた人はほとんどいなかっただろう。
写真:TriStar Pictures
長年にわたり人々を魅了し続けているアメリカ出身の名女優。『危険な情事』ではストーカーと化した危険な女を演じ、別れた恋人などに嫌がらせをする人という意の「バニー・ボイラー」という言葉を流行らせた。
ニコラス・ホルトは『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011) で毛むくじゃらの科学者を演じ、特殊メイクで有名なマーベルのキャラクターになり切った。
写真:20th Century Studios
イギリス出身の俳優ニコラス・ホルトは、2002年のコメディ映画『アバウト・ア・ボーイ』でヒュー・グラントの相手役を務めて有名になった。本作はサウンドトラックのレベルの高さでも知られている。