セレブやスターの楽屋裏でのこだわり
ステージの上でまばゆい輝きを放つスターたち。だが、舞台の裏では意外なわがままを要求していることもある。たとえば、ラッパーのニッキー・ミナージュは楽屋に最高級のトイレットペーパーを置くよう契約で求めている。
シンガーソングライターのマイリー・サイラスは、更衣室からホテルの部屋まで、あらゆる場所でバニラの香りがしないと気が済まない。
トム・クルーズは撮影のさい、スタッフが自分と目を合わさないよう求める契約を交わしている。
ジェニファー・ロペスはホテルに滞在する時、部屋の中のすべてのものを白色にするよう求めている。さらに、自宅以外のシーツではよく寝られないのでいつもマイシーツを持参しているとか。
2016年にインタビューを受けるためにロシアに行ったリンジー・ローハン。その時はプライベートジェットだけでなく、プーチン大統領との面会とフォトセッションまで要求したという。ロシア行きに際して彼女が要求したものリストを入手したTMZが報じたが、そのすべてが受け入れられたかどうかは不明だ。
ミーガン・フォックスは飛行機が嫌いなので、飛行中はずっとブリトニー・スピアーズの音楽を聴いているとか。音楽を聴いているあいだは飛行機事故で死ぬことはないと信じているらしい。
歌手のシャキーラが所望したのは高級車。歌でおなじみなのはフェラーリとルノーのトゥインゴだが、自身はツアーに出るさいメルセデス・ベンツの車にしか乗らないとか。それから、楽屋にはワインのボトルも欠かせない。
女優のエヴァ・ロンゴリアは飛行機に乗る時はいつも聖人の肖像画を持ち歩く。まあ、用心に越したことはない。
もはや伝説級となったローリング・ストーンズも、ツアーの時にはいくつか必要なものがある:大量のアルコール(昔よりは飲酒量は減ったようだが)、卓球台、ピンボール台、そして……心肺蘇生キットだ。
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(2016-)のウィノナ・ライダーは自分専用の食器と水を撮影に持参する。
噂によると、エルトン・ジョンはホテルや楽屋で自分が触ったものはすべて燃やしてしまうのだという。一見奇妙な行動だが、自分が触ったものを盗み出して売りさばく人がいるからだとか。
俳優のジャレッド・レトは撮影期間中あまりに役に没頭してしまい、ちょっと危ないレベルだとか。『スーサイド・スクワッド』(2016)の撮影中などは周りの人に自分をミスターJと呼ぶよう求めていたらしい。
レディ・ガガはコンサートの前後にいつもマッサージを頼む。線維筋痛症に苦しんでいるのがその理由だ。
マライア・キャリーは楽屋に死海の塩を置くよう求めている。コンサートの前にピーリングするために必要らしい。
ブリトニー・スピアーズはさまざまな要求をしてきたが、常に欠かせないものがふたつある。ガムとシリアルだ。
パリス・ヒルトンはどこに行くにもウォッカが欠かせない。それから、ロシアに行ったときには24時間体制の専属ボディガードも要求した。
リッキー・マーティンのようにハードなダンスをこなすには常に体がリラックスしていないといけない。というわけで、コンサートの時にはいつも8人ものマッサージ師が同行することになる。
大量のガラス瓶入りのミネラルウォーターに加えて、オーガニックかつサステナブルな食べ物……ジュリア・ロバーツの現場にはこういった品々が欠かせない。
カイリー・ジェンナーはそのわがままもトップレベルなことで知られている。テレビインタビューを受けるときには一番大きな楽屋を求めるのだとか。
アンジェリーナ・ジョリーは撮影中に写真を撮られるのが嫌いらしい。たしかに仕事中に写真を撮られるのが好きな人はあまりいないだろうが、写真を撮ったスタッフの解雇まで求めたというのだから徹底している。
ジェラール・ドパルデューは撮影中、専属のシェフを要求したらしい。しかも、訪れたレストランやホテルではいつもキッチンの中を見に行くのだとか。
噂では、ジョン・トラボルタは撮影中決して同じ服を二度着ることはないのだという。さらに、直射日光が顔にあたることも嫌い、仕事中はスタッフに日傘をさしてもらっているのだとか。
マドンナはいつも楽屋に白いバラを飾るよう求めている。
ラッセル・クロウはむかし、撮影現場にトレーニング機械を積んだ特製のトレーラーを置くよう要求していたという。そうすれば撮影の合間に筋トレができ、肥満も防げるというわけだ。
ウディ・アレン監督と仕事をした人たちが口をそろえて言うことには、監督は寝るときも決して靴を脱がないのだという。
メル・ギブソンは鶏肉が嫌いで、メニューに載っているのを見ただけで席を立つこともあるほどだという。不運なスタッフがうっかり出さないよう祈るほかない。
ジェニファー・アニストンは、フライトの必要が生じた時はいつも医者に同行してもらっているのだという。
テイラー・スウィフトは昔からわがままで有名だったが、それも年とともに丸くなってきたらしい。昔は車の運転手に話しかけられるのも禁じるほど神経質だったとか。
『キル・ビル』シリーズのユマ・サーマンはヨガが大好きで、どんな現場でもヨガができる場所が必要らしい。
パリッとしたシーツのベッドで横になるのが嫌いな人はいないだろう。だが、ニコール・キッドマンはシーツの敷き方に独特の好みがあって非常にうるさいのだとか。
キム・カーダシアンはどこに行くにも必ず自分の枕とブランケットを持参するらしい。それから、どんな季節でもしっかりとエアコンが効いて温度管理されていることも必須だ。
俳優のザック・エフロンは多くのファンが集まるイベントに行くときはかならずボディガードをつける。群衆が怖いのだ。
ステージの上ではなんでもござれのジャスティン・ビーバーだが、閉所恐怖症のせいでエレベーターだけは苦手な模様。それから、共演者はステージ上でジャスティンに話しかけてはいけないのだとか。
アーティストのダディー・ヤンキーの要求はしっかりしたもの。彼は自分のチームがみな自分と同じ扱いを受けることを求めるだけで、楽屋に要求するものもごく常識的なものに過ぎない。オレンジジュース、果物、そしてピザがあればじゅうぶんだ。
シンガーソングライターのブルース・スプリングスティーンは楽器専用のボディガード(楽器ガード?)をつけている。365日24時間、どこに行くにもだ。
タフなイメージとは裏腹に、マリリン・マンソンはいつも楽屋にクマの形のグミを置くよう求めているのだとか。しかも、要求するのはそれだけだという。
バンドのコールドプレイが楽屋に要求するのはウオッカ、赤ワイン、そして白ワイン(ただしシャルドネは除く)とアルコールづくし。