セレブだって結婚に迷いはある:直前にドタキャンしたカップルたち
60歳も年が離れているにもかかわらず結婚することになったプレイボーイ誌の創始者、故ヒュー・ヘフナーと彼のプレイメイト、クリスタル・ハリス。しかし、クリスタルは挙式の5日前に結婚をキャンセル。プレイボーイ邸におけるライバルたちとの競争に疲れてしまったのだろう。しかし、抜け目ないヒューは煩わしい女の子たちを数人追い出し、2012年1月に内輪だけの結婚式を挙げてクリスタルを3番目の妻とした。ヒュー・ヘフナーは2017年にこの世を去っている。
レディー・ガガが婚約破棄したのはこれが初めてではない。テイラー・キニーと1年半あまり婚約していたが「ちょっと一息入れる」ことにしたようだ。二人とも愛情はあると言っていたが、忙しすぎたようだ。数ヶ月後、ドキュメンタリーに出演したガガは、喧嘩が絶えず、うまくいっていなかったことを打ち明けた。
1年あまり付き合った後、婚約指輪まで贈られたシャーリーズ・セロンだったが、2016年には指輪を返して関係に終止符を打った。
1990年代初頭に一世を風靡したセレブカップル、ジュリア・ロバーツとキーファー・サザーランドは、20世紀スタジオで大規模な結婚式を挙げることにしていた。しかし、結婚式の3日前に、ジュリアはキーファの親友、ジェイソン・パトリックと駆け落ち。後年、許された彼女だが、親友の方はと言うと……
元祖イットガールのパリス・ヒルトンと俳優のクリス・ジルカは2007年にはカップルだった。パリスは200万ドルの婚約指輪でプロポーズされたが、仕事に追われるパリスは結婚式を延期。その後、相手が自分の求める男とは違うことに気づいたようだ。ここまでセレブになると、お似合いの相手探しも大変?
くっついたり離れたり忙しいこのカップルは、結婚キャンセル常習者だ。2013年にはマイリーの多忙を理由に結婚を中止。2018年には、子供を産むかどうかで意見が食い違い、結婚を延期(マイリーとは違い、リアムは父親になりたかったようだ)。その後、ようやく折り合いがついた二人は、2018年のクリスマスに結婚式を挙げ、10年にわたる恋人関係から晴れて夫婦になった。ところが、8か月後にはまたもや離婚。一体何がしたいのだろうか?
結婚したら相手の名字にするとまで言っていたのは、女優で歌手のカイリー・ミノーグ。しかし、ジョシュアの浮気疑惑で婚約解消、二人の関係には終止符が打たれた。
もはや昔の話だが、波乱に満ちた関係にあったミーガン・フォックスとブライアン・オースティン・グリーンも土壇場で結婚をキャンセルしたことがある。2004年、ブライアンが31歳、ミーガンが18歳のときに交際を始めた二人。4年後、ブライアンのプロポーズを受け入れたフォックスだったが、すぐにまだ若すぎると思いなおし、結婚を中止。それもあってか、2010年に結婚したものの、2020年に離婚。
映画『シザーハンズ』の撮影中に付き合い始めたジョニー・デップとウィノナ・ライダー。3年間の恋愛と婚約の末、1993年に破局した。しかし、今でも友人として極めて良好な関係だという。
2年間の交際を経て、婚約。シェリルは花嫁衣裳で雑誌の表紙まで飾ったが破局に終わり、結婚はキャンセルとなった。
婚約者をDVで訴えたリンジー・ローハン。いわく、見せかけばかり立派で実際はダメな人間だったらしい。二人はすぐに婚約解消した。
1年半を一緒に過ごした後、大富豪ジェームズ・パッカーとの婚約を解消したマライア・キャリー。米国の一部メディアによれば、マライアは婚前契約の内容に不満があったという。
2006年に付き合いはじめたエヴァン・レイチェル・ウッドとマリリン・マンソン。2007年に破局したが、よりを戻して2008年には婚約に漕ぎつけた。しかし、婚約から8か月後、再び破局。そりが合わなかったとのこと。
堂々と婚約を発表し、イベントがあるたびに二人で誇らしげにレッドカーペットを歩いていたロバート・パティンソンとFKAツイッグス。事あるごとに愛を自慢してきた二人だったが、結婚延期を繰り返した挙句、FKAツイッグスは指輪を外し、ただの恋人関係に戻ることにした。
付き合いも長く、結婚を望んでいたライアン・レイノルズとアラニス・モリセット。しかし、具体的な日取りは決まらないまま、2007年までダラダラと続いていたが、ついに破局した。
不安定な関係だったが、それでも2005年には婚約したシエナ・ミラーとジュード・ロウ。しかし、2006年、ジュードが子供たちの乳母と浮気したことが発覚して破局。驚いたことに、2009年に再び付き合い始めた二人だったが、2011年には別れてしまった。
3年あまりを共に過ごし、結婚して家族をつくろうとしていた二人。しかし2014年、ソフィア・ベルガラが翻意し、関係は終了。いわく、ニック・ローブとの関係はうまくいっていなかったとのこと。
キム・カーダシアンの夫になる以前、クリエーター兼スタイリストのアレクシス・ファイファーに婚約指輪を渡していたカニエ・ウェスト。しかし、すぐに後悔したと見え、婚約は中止されてしまった。
クリスチャン・カリーノとの結婚を躊躇なくキャンセルしたレディー・ガガ。二人は2017年に付き合いはじめ、2019年初頭に破局した。ガガいわく「うまくいかなかっただけ」とのこと。
2000年代初頭に世界の注目をさらったカップル、ベン・アフレックとジェニファー・ロペス。話題になりすぎたせいで、パパラッチの目を欺くためにジェニファー・ロペスのそっくりさんを3人用意して、ウェディング・ドレスを着せる計画があったという噂がまことしやかに囁かれたほど。しかし、ハリウッド一華やかな結婚は、式の直前になり延期されてしまった。しかし2021年には復縁、2022年7月にめでたくゴールインを迎えた。
『セブン』の撮影で出会ったグウィネス・パルトローとブラッド・ピット。10歳離れているが一目惚れだったという。1年後にはブラッド・ピットがプロポーズし、1997年の夏に結婚式が予定されていた。しかし、同年6月、まだ22歳だったグウィネスが結婚するには若すぎると不安に陥り、キャンセルしてしまった。
結婚式1か月前にキャンセル。以前にも、サンドラ・ブロックとの結婚生活を浮気でダメにしてしまったジェームズだが、キャット・フォン・Dも浮気されていたようだ。
ドラマ『Dr. HOUSE』の撮影で知り合ったジェニファー・モリソンとジェシー・スペンサー。一気に愛を育み、結婚まで決断した二人だったが、恋が冷めるのも速かった。しかし、ドラマシリーズにとって幸いなのは、二人の破局が撮影に悪影響を及ぼさなかったということ。理性と気持ちはなかなか折り合いがつかないものだ。
2001年春に結婚式を予定していたが、カーソンが『セレブな彼女の落とし方』を撮影するため土壇場で延期。以降、式を挙げることはなかった。それどころか、もう付き合ってすらいない。
今は幸せな結婚生活を送っている二人。しかし、いつも順風満帆だったわけではない。2008年に、ハエックは億万長者との婚約を解消すると発表したのだ。幸い、二人はこの危機を乗り越え結婚した。
元マネージャーと婚約し、結婚の準備も整えていると見られていたブリトニー・スピアーズ。しかし、2013年1月に婚約解消。そして、破局の数ヶ月にはデヴィッド・ルカドと付き合い始めた。
マクデイドがアイルランド人なので、結婚式はアイルランドの城で行われることになっていた。しかし噂によれば、ジョニーがコートニーと同僚たちの仲を疑ったことで破局。結局、結婚はキャンセルされた。
長年の交際相手で俳優兼監督のエミリオ・エステベスと1987年に結婚することになっていたデミ・ムーア。しかし、挙式の直前になって、妻になるより友達のままでいたいとしてキャンセルを決断。デミは破局の一年後にブルース・ウィリスと結婚したが、エミリオとの友情は続いた。
1999年、婚約者のローラ・ダーンに結婚指輪を贈るはずだったビリー・ボブ・ソーントン。しかし、アンジェリーナ・ジョリーと出会って気が変わった彼は、数ヶ月後にアンジェリーナと結婚してしまったのだ。
3年間の交際の末、結婚のプロポーズまでなされていたが、2022年6月に突如破局を迎えた女優のベラ・ソーンと歌手のベンジャミン・マスコロ。原因は遠距離恋愛の失敗だったとか。
山あり谷あり波乱の交際を続けてきた2人。ドリーム・ルネ・カーダシアンという娘までできたが、結婚式のキャンセルは撤回しなかった。
2022年に結婚する予定だったアレッサンドラ・マストロナルディ&スコット・マッコールだが、コロナ禍で計画は立ち消えに。その後、2022年1月に2人の破局が伝えられ、アレッサンドラ自身も「お互いを尊重しながら」別れたことを認めている。