王室の一日:スペインのレティシア妃がこなすスケジュールとは?

スペイン王妃の一日
7時に起床
新聞をチェック
国王と朝食
プライベートでの呼び方は「ママ」
デスクワーク
訪問受け入れ
身だしなみ
ペリコーン式の食事
フィットネス
ショッピング
夫婦で外出
読書好き
ビジネスウーマンのお手本
スペイン王妃の一日

現代社会を生きる王妃はいったいどんな風に一日を過ごしているのだろう?今回はヨーロッパ王室の中でもとりわけ才色兼備の王妃として知られるスペインのレティシア妃のスケジュールを追っていこう。優雅に一日を過ごしているイメージだが、きわめて多忙なスケジュールをこなしているようだ。

7時に起床

王妃だからといって早起きしなくていい訳ではない。『Vanitatis』誌や『エル・ムンド』紙のコラム「La Otra Crónica」などによれば、レティシア王妃の1日は朝7時頃から始まるという。

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新聞をチェック

現スペイン国王、フェリペ6世と結婚する前にレティシア妃は国営放送のジャーナリストとして活躍していた。王室が公にしているわけではないが、王妃が朝一番に国内外の主なニュースに目を通しているであろうことは想像にかたくない。

国王と朝食

スペイン国王夫妻には2人の娘がいる。現在、長女のレオノール王女はサラゴサの陸軍士官学校で、次女のソフィア王女はイギリスのウェールズにある世界の王室御用達の寄宿学校で国際バカロレアを学んでいる。マドリードに残る王妃とフェリペ国王は二人で朝食をとっている。

プライベートでの呼び方は「ママ」

『Gala』誌などの海外メディアによれば、フェリペ国王はプライベートではレティシア妃のことを「ママ」と呼んでいるという。

デスクワーク

完璧主義者のレティシア王妃は、たとえその日に予定がなくても仕事の手をゆるめない。自身が関わるイベントや予定されている外遊の準備を熱心に行う。また、スピーチの原稿も自ら作成している。

訪問受け入れ

王妃のオフィスはサルスエラ宮殿内にあり、そこで協力関係にある団体、特に健康、食品、青少年に関連した団体の代表者の訪問受け入れも行っている。

身だしなみ

行事の予定がある日はまた事情が異なる。イメージを大切にするレティシア王妃は、身だしなみを整える時間が必要なのだ。王妃がTVEに出演していた頃からの知り合いである美容師、ルス・バレロが、王妃のヘアスタイルを整えるためにサルスエラ宮殿にやって来る。

ペリコーン式の食事

『エル・ムンド』紙をはじめ多くのメディアが報じたように、王妃はランチタイムに著名な皮膚科医ペリコーン氏が提唱し、多くのセレブ達が取り入れているぺリコーン式の食事をとる。良質なタンパク質、果物、野菜、低脂肪乳製品などの抗酸化作用のある食品を組み合わせた、美肌に良いとされる食事スタイルだ。

フィットネス

レティシア妃は貴重な空き時間を利用してフィットネスにも励んでいる。エル・パルド宮近辺でランニングをしたり、サルスエラ宮殿のジムでパーソナル・トレーナーとエクササイズをしたりしている。Webサイト「Faro de Vigo」などのメディアによれば、王妃は筋力トレーニング、ヨガ、ピラティス、そしてズンバなどのクラスを交互にこなしているという。

ショッピング

夕方にはショッピングに出掛けることもある。2015年から王妃付きのスタイリストを務めているエバ・フェルナンデスのアドバイスを受けながら、高級ブランド店はもちろん、庶民的なショップにも顔を出す。たとえば2024年1月にはマドリードのフエンカラル通りにあるZARAの店で、バーゲンの買い物を楽しんでいる王妃が目撃されたと『Telva』誌が報じている。

写真:Portada de ¡HOLA!

夫婦で外出

スペイン国王夫妻はときには単身で、あるいはお揃いでイベントや授賞式に出席する。一方、公務の予定が入っていない日は市内の劇場や映画館にそろってでかけることも多い。また、マラサーニャ地区のおしゃれなレストランで美味しいディナーに舌鼓を打つこともある。

読書好き

大の読書家として知られる王妃のこと、おそらく就寝前にはページをむくる時間をつくっていることだろう。ちなみに王妃がマドリードのブックフェアで購入したのは、アニー・エルノー、ハワード・フィリップス・ラヴクラフト、ピエル・パオロ・パゾリーニの本だった。

ビジネスウーマンのお手本

ジャーナリストとしての経験を活かし、分刻みの王室スケジュールも落ち着いてこなしているレティシア妃はまさにビジネスウーマンのお手本といえるだろう。

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