スターだって人間だもの:警察の厄介になってしまったセレブたち
『ミーン・ガールズ』で知られるリンジー・ローハンだが、一時期は「法廷の女王」として話題になることのほうが多かった。容疑は公序良俗違反や薬物の所持・使用などなど、枚挙にいとまがない。
ジャン・デュジャルダンは2012年、コルシカ島で運転中に警察の検問を受け、非常に高いアルコール濃度が検出されてしまった。代償は高くつき、免許停止3ヶ月に加えて多額の反則金を支払う羽目に。くれぐれも安全運転を心がけましょう!
問題児ジェラール・ドパルデューの息子らしく、なんども警察のお世話になっている俳優、ギヨーム・ドパルデュー。荒んだ思春期からうまく立ち直れなかったばかりか、バイク事故が原因で最終的に足を失うといったトラブルも重なり、重度の飲酒や薬物摂取に陥ってしまったのだ。『めぐり逢う朝』などで活躍する一方、何度も有罪判決を受けており、2008年には数ヶ月間収監されてしまったことも。そして、37歳でこの世を後にした。
映画『プルート・ナッシュ』の撮影で知り合ったアレック・ボールドウィンに対するハラスメント行為で2012年に逮捕されたカナダの女優、ジュヌヴィエーヴ ・サブラン。このことは大々的に報道され、6ヶ月の保護観察処分となった。
問題児ジャスティン・ビーバーももちろん、警察の厄介になったことがある。隣家に卵を投げつけたり(これは可愛いものだが)、マイアミ・ビーチでスピード違反を犯したりとやりたい放題だ。警察の調べによればスピード違反で逮捕されたときに禁止薬物も検出されており、裁判沙汰になってしまった。さすがのジャスティンも少しは懲りたに違いない。
『グラディエーター』の主役として知られるラッセル・クロウだが、彼が大暴れするのは闘技場だけではなかったらしい。2005年、滞在先のホテルで従業員に電話を投げつけたとしてニューヨーク警察に逮捕されてしまったのだ。
羽目を外すのが大好きだったチャーリー・シーン。禁止薬物が蔓延するパーティーに参加して何度も裁判沙汰になっている。しかし、今ではすっかり落ち着いたようだ。
90年代のテレビスター、ヘザー・ロックリアは、DVと公務執行妨害の容疑で何度も逮捕されている。その後、重度のうつ病で施設に入院、薬物使用で保護観察処分も受けている。
英国の人気俳優、ヒュー・グラントは車の中で買春を行ったとして米国で逮捕。世界中のタブロイド紙が書きたてる大スキャンダルとなった。
人気ソウル歌手、ジェームス・ブラウンも留置所の常連だ。暴行や武器を用いた脅迫、取り押さえようとした警察官2人に対する公務執行妨害などで懲役6年を言い渡されている。
マイケル・ジャクソンの裁判沙汰については何度もスキャンダルになっており、もはやおさらいするまでもないだろう。
ロックダウン中に騒音トラブルで隣人に通報されてしまったスクリーンの人気者、マシュー・マコノヒー。現場にやって来た警察官たちは、スター俳優が素っ裸でお香を焚きながらボンゴを叩く姿を目の当たりにすることに……
近年、重大な違法行為が目立つ歌手のルイス・ミゲル。コンサートを何度もキャンセルしたことで裁判になったほか、マネージャーの 1 人は彼に数百万ドルを騙し取られたとして告訴に踏み切っている。
飲酒運転で逮捕されたミシェル・ロドリゲス。何度も再犯を繰り返した結果、ロサンゼルス刑務所で6ヶ月を過ごす羽目に。
『スリーパーズ』や『スピード2』で知られるジェイソン・パトリックは、テキサス州のオースティン警察に飲酒運転で逮捕されている。
禁止薬物の所持で何度か裁判沙汰になっているマコーレー・カルキン。映画『ホーム・アローン』の子役は立派な問題児に成長してしまったようだ……
1978年に身柄を拘束されたが、単なる職務質問ではなく、禁止薬物所持の容疑だった。
何度も羽目を外してスキャンダルになったことがあるミッキー・ローク。ついに、重度の飲酒運転で逮捕されてしまった。
暴力的な性格と飲酒癖で何度も警察のお世話になった米国の伝説的歌手、フランク・シナトラ。写真は逮捕時に採取された指紋を記録したカードで、オークションで競り落とされている。
ビバリーヒルズにある店で万引きの現行犯逮捕。ハリウッドで大スキャンダルに!
アイアンマンとして大活躍する前からスキャンダルで有名だったロバート・ダウニー・ジュニア。1996年にスピード違反でロサンゼルス警察に逮捕されたが、素っ裸で酔っ払っており、手元には銃があったという。
警察の手を何度も煩わせたことがあるニック・ノルティ。容疑は公序良俗違反。さらに、禁止薬物の使用によって映画界から遠ざかることになってしまった。
政治活動家としても知られる俳優のマーティン・シーン(チャーリー・シーンの父)。反政府デモを活発に展開する彼の逮捕歴は何と数十回に及ぶ。
往年の大女優ジェーン・フォンダも、1960 年代の政治活動が理由で逮捕されたことがある。
薬物使用下の運転で逮捕されたタイガー・ウッズ。逮捕されたときには運転席でまどろんでおり、警察の質問に支離滅裂な返答をしたという。
過剰な飲酒で悲劇的な最期を遂げたエイミー・ワインハウスだが、問題行動で以前から警察の厄介になっていた。たとえば、2009年には英国の劇場で『シンデレラ』を観劇中に暴言を吐き、退席を促したマネージャーに暴行を加えて逮捕されている。
メル・ギブソンは酒癖に難あり。マリブ警察に飲酒運転で逮捕された際には、ユダヤ人差別発言でスキャンダルを巻き起こした。また、2011年には元交際相手のオクサナ・グレゴリエヴナに暴行を加え、怪我させたとして逮捕。保護観察処分になっている。
相次ぐ裁判沙汰でキャリアを台無しにしてしまったメキシコの女優、グロリア・トレビ。1997年には、マネージャーのセルジオ・アンドラーデとともに未成年者を虐待したとして起訴。2人はブラジルに逃亡していたが逮捕され、3年間を獄中で過ごすこととなった。その後、メキシコに送還され、2004年に証拠不十分で釈放された。
ローリング・ストーンズのメンバーたちと、ロックンローラーらしい悪さを繰り返したミック・ジャガー。当然、一度ならずツケを払う羽目になっている。
1981年にローマを訪問した際、ナイトライフの楽しさに目覚めてしまった映画界の巨匠2人。ところが、そのおかげで2人の仲は以前にもまして深まったようだ。
ナイフを持ち出して隣人を襲ったとして、カリフォルニア州の刑務所で服役することに。
警察がマグショットを公開すると「世界一魅力的な囚人」として一躍脚光を浴びたジェレミー・ミークス。暴行容疑で数回逮捕されているほか、ロサンゼルスのストリートギャング「クリップス」のメンバーだったという。ところが、今やモデルとして大活躍、「トップショップ」ブランドを率いる大富豪の令嬢、クロエ・グリーンとの交際が話題となったことも。