スタッフや共演者の間で「きらわれてしまった」セレブたち

人柄の良さでだれからも愛されるセレブ人がいる一方、スタッフや共演者に対して傍若無人な態度で接してひんしゅくを買うセレブもいる。さまざまな報道をふりかえり、悪名を得てしまったセレブたちを追ってみよう。

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共演者やスタッフに対しての短気と粗暴な振る舞いから、問題が絶えないことで有名なラッセル・クロウ。ある時、クロウは滞在中のホテルから国際電話をかけられないという理由で、従業員に電話機を投げつけ、暴行容疑で逮捕された。

ジェニファー・ロペスは、そのわがままな性格で悪名高い。その結果、不当解雇や虐待など、様々な問題行為で告発されている。報道によるとホテルスタッフは、彼女の無理難題によく困らされているそうだ。ジェニファー・ロペスにサインを求めたホテルの従業員が解雇されるというスキャンダルも報じられた。民間空港の従業員も、ジェニファー・ロペスと話したり目を合わせたりすることを禁じられ、あらゆるコミュニケーションをマネージャーを通して行わなければならなかったと現X（旧ツイッター）で告白している。そのポストに連鎖して、ジェニファー・ロペスにまつわるネガティブなエピソードが次々と投稿されることになった。

その親しみやすいイメージとは裏腹に、エレン・デジェネレスの番組は劣悪な職場環境だったと多くのスタッフが告発している。具体的には、人種差別やいじめ、不当解雇などが起こっていたようだ。米ニュースサイト『バズフィード』によると、従業員の1人はエレンと目を合わせないように言われたようだが、エレン本人はこれを否定している。また、別のスタッフは忌引きを取ろうとした結果、解雇されたという。

ドラマ『glee/グリー』の撮影現場で人種差別的な言動やいじめ行為をしたとして、元共演者たちから告発されたリア・ミシェル。サマンサ・ウェアが、ミシェルによって自身の人生が「生き地獄」になり、「ウィッグを汚してやる」とも言われたと語ったことをきっかけに、その他の共演者からもミシェルを非難する意見が噴出。ミシェルはその後、インスタグラムで「今後は態度を改めるつもりです」と謝罪した。

マイク・マイヤーズは高圧的で、気分の浮き沈みが激しく、他者を見下した態度を取る、扱いにくい人物だという悪評が立っている。自身が映画製作に関わった際には、要求が多く、NGを連発し、頻繁に脚本変更を行なったという。その結果、製作は遅れ、緊迫した撮影現場になってしまったようだ。ジェイ・ブロディは、2008年の映画の撮影現場でボディーガードとして働き始めてから数時間で、マイクを見ただけで解雇されたと現X（旧ツイッター）で主張した。

アリアナ・グランデは、そのわがままな性格で注目を集めることも多い。米ウェブメディア『Bustle』によると、ある写真家は彼女が「よしとしていない角度から」撮影をしたために解雇されたと主張。彼女のライフコーチもその気難しさに付き合いきれず、辞めざるを得なかったという噂がたっている。

マリリン・マンソンは、元恋人やファンから性的虐待の告発を受けた。元スタッフは、彼の支配下に置かれ、精神的・肉体的虐待を受けたと述べている。また、アシスタントの1人は暴行と傷害の容疑でマリリン・マンソンを訴えた。

数々の問題行動で世間を騒がせているカニエ・ウェスト。元スタッフはウェストに振り回され、長時間労働を要求され、突如怒鳴られたこともあると述べている。米紙『ワシントン・ポスト』によると、2024年に8人の元スタッフが劣悪な労働環境と賃金未払いでウェストを訴えた。

米ニュースサイト「レディット」では、パルトローがジムの従業員とのやり取りで問題を起こしたと報道している。米誌『ライフ＆スタイル』の現在は削除されている記事によれば、パルトローがジムの個室を使用する前にスタッフに拭いて乾かすよう要求し、開封されていない新品のトイレットペーパーしか使いたくないと言い張ったと書かれている。

スタッフに対する過度な要求や身体的暴力が問題となり、そのわがままな振る舞いが非難を受けているマライア・キャリー。極度のストレスを強いられる状況下で長時間労働を強要したとして、元アシスタントがハラスメントでキャリーを訴えるという事件も起こっている。

お騒がせ俳優としてゴシップ記事の常連になってしまったシャイア・ラブーフ。英国の人気ミュージシャン、FKAツイッグスは、性的暴行や精神的虐待を受けたとして、彼を提訴。他の元共演者たちからも、ラブーフの問題行動について告発が相次いだ。

完璧主義者で、気難しいとされるマドンナ。インドメディア「Scoop Whoop」によると、2009年には彼女のスタッフのうち5人がたった7日間で仕事を辞めたという。

2023年、リゾの元スタッフ4人が、2022年のツアー中の劣悪な職場環境を理由に訴訟を起こした。リゾ自身はこの疑惑を否定している。

クリスチャン・ベールは2009年、『ターミネーター4』の撮影現場で激しく怒鳴り散らしたテープが流出。本番中にもかかわらずセット内にいた撮影監督のシェーン・ハールバットに対し、罵詈雑言を連発したのだ。ベールは後に謝罪したが、彼の短気な性格があらわとなった。

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スーパーモデルとして知られるナオミ・キャンベルは、スタッフに物を投げたり、暴行を加えたりなど、度々暴行事件を起こしている。具体的には、メイドに携帯電話を投げつけて負傷させた事件など、マネージャーや家政婦への暴行で複数の訴訟や刑事事件に発展している。