画像で追う、ハリウッド俳優たちの過去と現在
時の流れとともにがらりと印象が変わるのはハリウッドスターも同じ。歳を重ねて深みを増したり、整形に凝ってみたりと変化はさまざま。今回はスターたちの変化を追ってみよう。
何年経っても、ジェニファー・ローレンスはスイートな雰囲気をまとっている。
ハビエル・バルデムのルックスで最も変わったのはヘアスタイル。大人の余裕とエレガンスが現れている。
左の写真は、1999年の若きルーシー・リュー。現在の彼女はキャリアを積んだ大人の女性になっている。
いつの時代も神々しい美しさを放つモニカ・ベルッチ。
時の流れを味方につけ、より洗練された女優となったマリオン・コティヤール。
若かりし日のアーノルド・シュワルツェネッガーの姿からは、将来の俳優としての大きな成功、さらにカリフォルニア州知事として活躍するとは、想像もつかない。
1994年、13歳の時に映画『レオン』で鮮烈なデビューを飾ったナタリー・ポートマン。それから現在まで、多くの作品を通じてファンを虜にしている。
天使のようにあどけない顔をした少年が、これほど大きな成功を手にするとは誰が想像しただろう。スーパーヒーロー映画『デッドプール』で大成功をおさめ、今や押しも押されぬスターだ。
2枚の画像はまったく別人に見えるけど、どちらもニコール・キッドマン。ただし両者の間には数十年の歳月とちょっとした整形という違いがある。
20歳でイケメン、60歳近い現在でもイケメン。デビューから長い歳月を経た今もファンの心を捉えて離さない名優ブラッド・ピットはまるで年々若返っていく『ベンジャミン・バトン』?
キャリアを通じてありとあらゆるスタイルやファッションで多くの人々を魅了してきたアンジェリーナ・ジョリー。スタイルは変わってもその天性の輝きは昔のまま。
80年代後半にイケメン俳優としてブレイク、世界中を虜にしたディカプリオ。その頃の無邪気さは少々失われたが、成熟を遂げて独特の深みを感じさせる俳優となった。
トレードマークであるロングヘアがグレーになったとはいえ、アンディ・マクダウェルは今も昔も美しい。
アメリカの永遠の恋人ジュリア・ロバーツも含め、誰にとっても時間は流れていく。
ブルース・ウィリスは頭髪に多少の違いが生じたが、80年代も21世紀に入ってからも高い評価を受け続けた。
『マスク』、『マイ・ベスト・フレンド・ウェディング』、『メリーに首ったけ』で人々の心を鷲づかみにしたキャメロン・ディアス。あれから時が流れ、成熟を遂げたキャメロン・ディアスは映画界を一時期引退、リフレッシュしてスクリーンに戻ってきた。
ティーンのクリス・ヘムズワースの姿からは、後にスーパーヒーローの『マイティ・ソー』になる姿は想像もつかない。年齢とともに着実に活躍の場を広げているスターの一人。
写真はどちらもショートヘアの時のシャーリーズ・セロン。キャリアを通じ数多くの優れた作品に参加しており、『モンスター』では2005年アカデミー賞主演女優賞を受賞している。
コメディ俳優として活躍を続けるアダム・サンドラー。最近は口ひげを生やし風格を感じさせるが、ユーモアを感じさせる表情は変わらない。
1960年代に映画界にデビューし、数多くの作品に出演したヘレン・ミレン。左の写真は1968年にピーター・ホール監督のシェイクスピア劇『真夏の夜の夢』に出演したときのもので、デビュー2作目にあたる。
1960年代に俳優デビューしたロバート・デ・ニーロ。その頃の彼の姿から、後の成功を言い当てることができた人はどのくらいいただろう。
プロデューサーで映画監督のブルース・パルトロウを父親に、女優のブライス・ダナーを母親にもつグウィネス・パルトロー。多くの人に見守られ、子役時代から人気女優へと階段を上っていった。
ハリウッドの大スター、ベン・アフレックでさえ時の流れは止められない。とはいえその魅力はまだまだ健在。
時は流れたが今でも昔と変わらないスイートな存在感を発揮しているゴールディ・ホーン。
もともとイケメン俳優だったジョージ・クルーニーは、時を経ることでさらに大人の魅力をも手にしていった。
左は60年代モードのジェーン・フォンダ、右は近年のジェーン・フォンダ。
歳月を経てルックスに多少の変化はあったものの、ダニエル・デイ・ルイスの類まれな才能と努力はそれを上回る大きな進化を遂げている。
いつの時代もゴージャスなキャサリン・ゼタ=ジョーンズは、時の試練をうまく乗り越えてきたスターの一人だ。
「ザ・ロック」の異名をもつドウェイン・ジョンソン。頭を剃り上げ、年月の流れと手にした余裕を感じさせる。
『フレンズ』のレイチェル役で一躍有名になったジェニファー・アニストン。大人気のヘアスタイルにこだわることなく進化を遂げ、ブルネットにしていた時もあった。
『ハリー・ポッター』のセドリック・ディゴリー役でブレイクし、青年から大人の俳優へと進化したロバート・パティンソン。当時、彼が将来「バットマン」になることを一体誰が予想できただろう。
2001年の『プリティ・プリンセス』で大ブレイクしたアン・ハサウェイ。現在では幅広い役柄をこなす女優としてひっぱりだこ、表情にも揺るぎない自信があふれている。
2つの写真には36年の隔たりがある。左は、映画『パワー』(1986年)のワンシーンに登場したデンゼル・ワシントン。
1994年に映画デビューしたケイト・ブランシェット。左の画像は、サム・ライミ監督の映画『ザ・ギフト』(2000年)のアナベル・ウィルソン役を務めたときのもの。
『グリース』や『サタデー・ナイト・フィーバー』で一世を風靡したジョン・トラボルタも、時間の流れには抗えないようだ。
エマ・ストーンは2000年代にテレビ番組への出演をスタート。その後『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、続いて『ラ・ラ・ランド』とハリウッド史に残る作品で大ブレイク。ルックスもキャリアも大きな進化を続ける女優の一人。
左の写真は映画デビューをした80年代のもの。まだニキビが初々しい若者だったジョニー・デップはいまや恰幅のいい大スターに。
2000年頃からキャリアをスタートさせ、『ビバリーヒルズ青春白書』などにゲスト出演を果たしたエヴァ・ロンゴリア。時を経ても輝きを保ち続けている。
80年代のキアヌ・リーヴスと現在のキアヌ・リーヴス。ヒゲをたくわえ、多くの経験もたくわえてきたことは明らか。
80年代の頃も現在も美しさを誇るハル・ベリー。
長い年月と沢山の作品を経た今もエイミー・アダムスは赤毛をキープ。
スーパーヒーロー「ウルヴァリン」で知られるヒュー・ジャックマンも時の試練に上手く耐える術を知っている。
昔のジュリアン・ムーアと今の彼女はまったく別人のよう。
15歳の頃も50歳になってもイケメン顔のマット・デイモン。
ゴールディ・ホーンを母親に持つケイト・ハドソンは1998年に女優活動をスタート。以来、30本以上の映画に出演し素晴らしいキャリアを切り開いた。左の写真は1998年のMTVビデオ・ミュージック・アワードに参加したときのもの。
マーク・ウォールバーグにもティーンエイジャーだった頃がある。
上質なワインのように、ケイト・ウィンスレットは年齢を重ねるごとに女性としての魅力を深めている。
長めに伸ばした髪以外は歳月の経過を感じさせないマシュー・マコノヒー。
時の流れと関わりなくファンを虜にするクリステン・スチュワート。幼い頃から子役として活躍し、その後『スペンサー ダイアナの決意』で主役を務めるなど素晴らしい演技を披露している。
写真のように時代が変わろうとも、メル・ギブソンはハリウッドで最も魅力的な男性の一人であるといえるだろう。
メグ・ライアンはデビュー当時のルックスからかなり変わったことは否定できない。それが時の流れのせいなのか、整形によるものなのか知る由もないが。
わずか5歳という幼い頃から俳優活動を始めたロバート・ダウニー・ジュニア。俳優としての成長とひとりの人間としての成長の両方を多くの人々が見守ってきた。
女優のティッピ・ヘドレンを母に、広告会社幹部のピーター・グリフィスを父に持つメラニー・グリフィスは、つねにカメラの前に立ち続けている。
メリル・ストリープも他の人と同じく年を重ねていく。ただし、代表作『永遠に美しく…』にあるように、一夜にして若返る可能性を否定できなくはないが。
そう、ラッセル・クロウにもあどけない「男の子」の顔をしていた時期があったのだ。
ミシェル・ファイファーは今も昔もファンタスティック、これは誰にも否定できない事実だ。
ライアン・ゴズリングも目を見張るべき変化を遂げている。
初期作品から際立つ美しさで知られるペネロペ・クルス。時を経るとともにより成熟した大人の魅力を身に付け、輝きを増している。
今でも名作『ランボー』の面影を残しているシルベスター・スタローン。
不思議なことに、リース・ウィザースプーンは以前よりも今の方が若々しくみえる。
20歳の時と60歳の時の顔がほぼ同じという不思議なケースがトム・クルーズ。
年齢を重ねるにつれて多少の変化が生じたものの、サルマ・ハエックがハリウッドを代表するラテン美人であることには変わりない。
過去も現在も、そしてこれからも偉大な俳優でありつづけるのがトム・ハンクス。
サンドラ・ブロックは、いくつかのインタビューで「美容整形には手を出していない」と発言。真偽は定かではないが、ともあれ年齢を感じさせないのは確かだ。
サラ・ジェシカ・パーカーも時の流れを感じさせるが本質的なところは変わっていない。
ほとんど変化がみられないのがヴィン・ディーゼル。剃り上げた頭も昔からそのまま。
スカーレット・ヨハンソンは10歳から映画とテレビの両方で活躍していた。時の流れはなんと速いのだろう......
シワが増えたシャロン・ストーン。シワもひとつの魅力になるということを見事に体現している。
ウィル・スミスは『ベルエアのフレッシュプリンス』の頃のようにキャップを被ることはなくなったが、不敵な笑みは健在だ。
左の写真は1998年のダコタ・ジョンソン。母親はメラニー・グリフィス、祖母はやはり女優のティッピ・ヘドレンで、小さな頃から雑誌の表紙やテレビ出演を通じて見事な成長ぶりを示している。
年齢を重ねた今も昔もハリウッド史に刻まれる大スター、ハリソン・フォード。
1984年のデミ・ムーアと2021年デミ・ムーア、どちらがいい?どちらにも決めがたい永遠の女王。
どんなに時代が変わっても永遠の存在、それがウーピー・ゴールドバーグ。
2枚の写真には24年の差があるが、ダイアン・クルーガーはほとんど変わらない美しさを保っている。
子役時代から多くの人々がその成長を見守った女優のひとり、ドリュー・バリモア。